M. Takeyamaです。 #本題にリプライモード(朝までやっておられたようですね。) tiwai@suse.de wrote: [...]
OpenOfficeを初めて使う人でも、MSOfficeを使った事があれば、 なんとなく使えてしまいますが、SuSE(KDE)は、ちょっとそのような 訳には行かないと思います。
まあ、書籍に関しては鶏と卵の関係ですから、よほど話題にならないと難しい と思います。 これは、以前にIwaiさんと同じような議論をしたことがありますね。 #半年ぐらい前だったか? そのときとくらべて状況は変わったか? --> 日本のLinux(Unix)にSUSEが取り上げられる機会は増えていますね。 (日本ノベルのSUSE Linuxの宣伝広告も出てきましたし...)
ただし、 k7-koyamaさんの言われるような紙ベースの情報が不足 していると感じるようなフラストレーションがあるのは事実でしょう。 #ドイツのようにKDEの本があふれている状況とはちがうわけで...
いずれにせよ、上記の質問には
「この御時世に書籍に頼るのは時代遅れだぜ」
という切り返しも可能かと (少なくとも最新版の情報に関しては)。 もっとも、ウェブの情報がまだ少ない、という返り討ちに合うのがオチですが。 ”KDEワールドサミットからの報告(8日目):マラソン終了”の記事 にもあるように(われらが KDE Projectでは) ”新しいユーザガイド” の概要などが紹介されています。このドキュメントは、\"GNU Free Documentation License\"で書かれているようなで、その改変、配布はかなり自由になります。 #「みんなで翻訳して自由に配布すればみんながハッピーになれる」 ってことです。 http://japan.linux.com/desktop/04/09/07/0118215.shtml?topic=1
<The KDE User Guideのページ> http://users.ox.ac.uk/~chri1802/kde/userguide-tng/
英語圏の人は、KOfficeでも、OpenOfficeでも変わりないかもしれませんが、 日本語圏では、やはりドキュメントや、書籍が販売されている OpenOffice がポイントだと思います。
SUSE のデフォルトオフィスプログラムは OpenOffice ですよ。 どちらかというと、KOffice の方がオプションですね。 ”KDEワールドサミットからの報告:6日目”にあるように、Kofficeも 大きく改善される予定です。 (だからといって日本語環境での問題点の全てか解決されるわけではないと思う) http://japan.linux.com/desktop/04/08/31/0234211.shtml?topic=1
OpenOfficeのソース提供は、Sun なので、SuSEに特化した何か を日本で作りやすいと感じました。
うーむ、特定のオープンソースプロジェクトに関して「SUSE に特化」したも のを目指す、というのも何か間違っているような…。 直す必要があれば、議論してパッチを送る、というのが本来のオープンソース 開発スタイルですよね。(で、理解を得られないようであればフォークする、 と :-) ましてや、日本で作る必然性はないでしょう。 ”KDEワールドサミットからの報告:2日目”の記事にもあるように -----(japan.linux.comの記事からの引用)-------- DanielとAaron Seigo(KDE開発者)は、 「それほど心配なら、もっと積極的に参加して、プロジェクトに意見を反映させるべきだ」 と主張した。
ということは十分に理解していますが、i18nとm17nを考えた時には、 (一時的な移行の過程として)各地域の実情にあったローカルパッケージ という存在は絶対的に必要だと思いますね。 http://japan.linux.com/desktop/04/08/26/0320239.shtml?topic=1 そういう意味で、「SUSE に特化」ではないですが、 例) 「日本 特化のアンオフィシャルKDEバイナリーパッケージ(SUSE x.x用)」 ていうものを真剣に考えたことあります。 #といっても、開発、テスト(評価用)という位置づけなんですけどね。 ----- M. Takeyama
At 9 Sep 2004 18:14:57 +0900, <uozekat@mail.goo.ne.jp> wrote:
OpenOfficeのソース提供は、Sun なので、SuSEに特化した何か を日本で作りやすいと感じました。
うーむ、特定のオープンソースプロジェクトに関して「SUSE に特化」したも のを目指す、というのも何か間違っているような…。 直す必要があれば、議論してパッチを送る、というのが本来のオープンソース 開発スタイルですよね。(で、理解を得られないようであればフォークする、 と :-) ましてや、日本で作る必然性はないでしょう。 ”KDEワールドサミットからの報告:2日目”の記事にもあるように -----(japan.linux.comの記事からの引用)-------- DanielとAaron Seigo(KDE開発者)は、 「それほど心配なら、もっと積極的に参加して、プロジェクトに意見を反映させるべきだ」 と主張した。
ということは十分に理解していますが、i18nとm17nを考えた時には、 (一時的な移行の過程として)各地域の実情にあったローカルパッケージ という存在は絶対的に必要だと思いますね。 http://japan.linux.com/desktop/04/08/26/0320239.shtml?topic=1
ローカルパッケージの存在自体を否定するのではないのですが、それを SUSE Linux として標準搭載する、というのとは話が違うと思います。 日本語版であっても、基本的な方向は l10n ではなく i18n を目指す必要があ るでしょう。l10n である限り、メインストリームに採り入れられるはずはな く、将来性を考えた場合、かえってマイナスになる場合も多いのですから。 例えば、l10n 版で拡張した設定ファイルや、ABI の非互換性などが挙げられ ます。
そういう意味で、「SUSE に特化」ではないですが、 例) 「日本 特化のアンオフィシャルKDEバイナリーパッケージ(SUSE x.x用)」 ていうものを真剣に考えたことあります。 #といっても、開発、テスト(評価用)という位置づけなんですけどね。
もちろん、開発、評価用であれば意義は十分高いと思いますよ。 -- Takashi Iwai <tiwai@suse.de> ALSA Developer - www.alsa-project.org
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