At 9 Sep 2004 18:14:57 +0900,
OpenOfficeのソース提供は、Sun なので、SuSEに特化した何か を日本で作りやすいと感じました。
うーむ、特定のオープンソースプロジェクトに関して「SUSE に特化」したも のを目指す、というのも何か間違っているような…。 直す必要があれば、議論してパッチを送る、というのが本来のオープンソース 開発スタイルですよね。(で、理解を得られないようであればフォークする、 と :-) ましてや、日本で作る必然性はないでしょう。 ”KDEワールドサミットからの報告:2日目”の記事にもあるように -----(japan.linux.comの記事からの引用)-------- DanielとAaron Seigo(KDE開発者)は、 「それほど心配なら、もっと積極的に参加して、プロジェクトに意見を反映させるべきだ」 と主張した。
ということは十分に理解していますが、i18nとm17nを考えた時には、 (一時的な移行の過程として)各地域の実情にあったローカルパッケージ という存在は絶対的に必要だと思いますね。 http://japan.linux.com/desktop/04/08/26/0320239.shtml?topic=1
ローカルパッケージの存在自体を否定するのではないのですが、それを SUSE Linux として標準搭載する、というのとは話が違うと思います。 日本語版であっても、基本的な方向は l10n ではなく i18n を目指す必要があ るでしょう。l10n である限り、メインストリームに採り入れられるはずはな く、将来性を考えた場合、かえってマイナスになる場合も多いのですから。 例えば、l10n 版で拡張した設定ファイルや、ABI の非互換性などが挙げられ ます。
そういう意味で、「SUSE に特化」ではないですが、 例) 「日本 特化のアンオフィシャルKDEバイナリーパッケージ(SUSE x.x用)」 ていうものを真剣に考えたことあります。 #といっても、開発、テスト(評価用)という位置づけなんですけどね。
もちろん、開発、評価用であれば意義は十分高いと思いますよ。
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Takashi Iwai