[opensuse-ja] openSUSE 11.1 Tips(暫定版)
今井です。 openSUSE 11.1 Tips(暫定版)をちょこっとだけ。 (RC1版を元にしているのでGM版で変わるかも) 1)インストール完了後libao-pulseを入れる (KDE環境下で確認したのですが) libaoを使うアプリケーションで音が出ないのでlibaoを 使うアプリケーション(ogg123等)を使うならインストール 直後に入れておきましょう。 2)リポジトリ情報のバックアップ # zypper lr -e xxxx.repo(xxxxは任意) もしくは $ zypper lr -e xxxx.repo 取り出しに関してはrootだろうが一般ユーザであろうが出来る。 言い換えるなら11.0のリポジトリ情報を同じ方法で取り出して エディタで11.0を11.1に書き換えて次のリポジトリ情報のリストア を使えば、YaST等を使うまでもなく、リポジトリ情報のバージョン アップ(?)が出来る。 3)リポジトリ情報のリストア # zypper ar -r xxxx.repo 2)のバックアップで指定したxxxx.repoを指定すると、 リポジトリ情報のリストアが出来る。 但し、既にリポジトリ情報があればそれに追加される事になる ので、全面更新を意図するならあらかじめリポジトリ情報を zypperやYaST(YaST2)により消しておく必要が有る。 複数のPCを持っていてリポジトリ情報の登録などを簡素化 共有化したいなら2)と3)を活用するとかなり楽にできるかと。 4)リポジトリ情報の書き換え 日本語環境下(KDE等のデスクトップ環境下)だとコミュニティ リポジトリをYaST2で登録すると一部を除き、リポジトリ名が 日本語になる。 コンソール(KDEのkonsole等ではなくランレベル3等で使用する コンソールのこと)等でzypper、YaSTを使う可能性があるなら リポジトリ名を日本語環境下のターミナルウィンドウ上のYaSTか YaST2で書き換えておくか、2)のバックアップで得たリポジトリ情報 のテキストファイルをエディタで加工、3)のリストアする手順をこなし ておくと良いかも。 (文字化けしているリポジトリ名であっても、そこからリポジトリを判別 できるのであればしなくても良い) -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: mforce4@gmail.com (maimai@coral.ocn.ne.jp) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
-----BEGIN PGP SIGNED MESSAGE----- Hash: SHA1 松本です。 Masaru Imai さんは書きました:
(RC1版を元にしているのでGM版で変わるかも)
これ↑についてのみ。 現在、11.1 の "GMC"(GoldMaster Candidate とのこと) の LiveCD が公開され ていたりします。 http://ftp.suse.com/pub/projects/FactoryLiveCDs/ # -factory ML を眺めているとアナウンスがあったりするのですが # 同ディレクトリをちょくちょくのぞきに行ってみると # いきなり更新版が置かれてたりすることもあります。 # …もしかしたら "GMC2" なんてのも出てくるかもしれません。 これを使ってインストールしてもまだ正式版 11.1 用のリポジトリが整っていな いのでそのまま 11.1 GM と同じように使えるわけではないのですが、収録され ているパッケージのバージョンなどについてはほぼ同じないような構成になって いるはずですので、是非テストしていただき、何かクリティカルな問題を発見し たら "Bugzilla" へ報告あげていただけるとありがたいです。 関連情報: http://lizards.opensuse.org/2008/12/05/gmc-livecds-seek-testers/ - -- □●□ _/_/_/ To be Happy! _/_/_/ □□● _/_/ Satoru Matsumoto _/_/ ●●● _/ helios_reds@gmx.net _/ -----BEGIN PGP SIGNATURE----- Version: GnuPG v2.0.9 (GNU/Linux) Comment: Using GnuPG with SUSE - http://enigmail.mozdev.org iEYEARECAAYFAkk7knIACgkQXnHIfHE6+z3BBACbBdA3FQDM3zFXIg+LigYpBPc8 NAgAn0rXqr+sMNCMc9BLoEivGXHhEKJD =xnCH -----END PGP SIGNATURE----- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
今井です。 GMでも libaoを使うogg123等はlibao-pulseを別途インストールしないとサウンド出力されない。 ノート等タッチバッドが存在する場合、 syndaemonをデーモンとして起動出来るようにしておくと便利。 (キーボード入力中にタッチバッドの入力を無効にできるので、マウスカーソルがあらぬ方向に飛んでいく様な事がなくなる) /etc/X11/xinit/xinitrc.dディレクトリに #!/bin/sh syndamon -d という内容のシェルスクリプトを入れておく。 名前は何でも良いが、syndaemon.shの様に実行内容が類推できるようなものが良い。 但し、キーボード入力と同時にポインティングデバイスの入力を行いたいような場合は注意が必要。 (例えば、compiz-fusionのDesktop Cube等) -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: mforce4@gmail.com (maimai@coral.ocn.ne.jp) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
保田と申します。 11.1をrunlevel 3で起動しているのですが、日本語らしき ものが文字化けしていまして、なんとかならんかと ググってましたら今井さんのこのポストが目に留まりました。
コンソール(KDEのkonsole等ではなくランレベル3等で使用する コンソールのこと)等でzypper、YaSTを使う可能性があるなら リポジトリ名を日本語環境下のターミナルウィンドウ上のYaSTか YaST2で書き換えておくか、2)のバックアップで得たリポジトリ情報 のテキストファイルをエディタで加工、3)のリストアする手順をこなし ておくと良いかも。 (文字化けしているリポジトリ名であっても、そこからリポジトリを判別 できるのであればしなくても良い)
やはりrunlevel 3のコンソールでは日本語は表示できないん でしょうか? 私がopenSUSEを専らにしている理由の一つがこの美しい コンソールなので、なんとかしたいのですが…… いかがでしょう?>今井さん、皆さん -- Yasuda Osamu <ysd@squest.net> -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
鳩野と申します.
やはりrunlevel 3のコンソールでは日本語は表示できないん でしょうか?
私がopenSUSEを専らにしている理由の一つがこの美しい コンソールなので、なんとかしたいのですが…… いかがでしょう?>今井さん、皆さん
美しいコンソールが見えているということは framebufferがオンになっている と思われます. 今手元のマシンで framebuffer が認識されないので,確かめた情報でなく申し 訳ないのですが,/usr/share/doc/packages/fbiterm/README.jp を見る限り, runlevel 3 のコンソール上で,fbiterm を起動すれば,表示できる可能性があ ると思います. # fbiterm を立ち上げた結果,利用可能なフォントによっては「美しい」印象 が変わるかもしれませんが. -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
松本です。 Itsuo HATONO さんは書きました:
やはりrunlevel 3のコンソールでは日本語は表示できないん でしょうか?
私がopenSUSEを専らにしている理由の一つがこの美しい コンソールなので、なんとかしたいのですが…… いかがでしょう?>今井さん、皆さん
美しいコンソールが見えているということは framebufferがオンになっている と思われます.
今手元のマシンで framebuffer が認識されないので,確かめた情報でなく申し 訳ないのですが,/usr/share/doc/packages/fbiterm/README.jp を見る限り, runlevel 3 のコンソール上で,fbiterm を起動すれば,表示できる可能性があ ると思います.
11.1 で確認しましたが、大丈夫でした。 まず framebuffer 上で root 権限になり[1]、fbiterm を立ち上げ[2] YaST(Ncurses) を起動し、[Software Management]を開いてリポジトリ名を見て みても、ちゃんと日本語が表示されていました。 # [1]と[2]の順序を変えた場合、もしかしたら挙動が異なるかも…。 また、fbiterm 上で emacs を起動し、日本語(UTF-8)ファイルの表示、かな漢字 変換が可能であることも確認できました。 …あと、ソースがどこだったか失念してしまいましたが、以前どこかで、fbiterm を起動するときは以下のようにオプションを付けるといい、という話を聞いたこ とがあります。 fbiterm -a /usr/lib/X11/fonts/misc/8x16.pcf.gz -m \ /usr/lib/X11/fonts/uni/unifont.pcf.gz # 実際は一行です、念のため。 11.1 でこのオプションの有無で何か違いがあるかどうか見てみたところ、 ちょっと見た範囲では特に違いはないようでしたが…。一応こんなオプションも ある、ということだけ報告しておきます。
# fbiterm を立ち上げた結果,利用可能なフォントによっては「美しい」印象 が変わるかもしれませんが.
まぁ、これは諦めるしかないでしょうね。 -- _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/_/ Satoru Matsumoto - openSUSE Member - Japan _/_/ _/_/ Marketing & Weekly Newsletter Team _/_/ _/_/ mail: helios_reds@gmx.net / irc: HeliosReds _/_/ _/_/ http://blog.geeko.jp/author/heliosreds _/_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
鳩野さん、松本さん、 レスありがとうございます! 結論から申し上げますと、教えて頂いたfbitermを 起動することで日本語表示ができました。 しかしながら示唆して頂いた通り、デフォルトの framebufferの美しさは保たれませんでした。 松本さんが教えてくださったオプションも試したのですが、 いまひとつ効果がなかったように思います。これについては オプションの意味もまだ理解せずとりあえずやってみた だけなので今後勉強して試行錯誤してみようと思います。 ただデフォルトの美しさこそないものの、fbitermの画面も それなりに味がありますし、どうしても日本語表示の 必要があるときの表示方法が分かっただけでもたいへん 助かりましたし、何より大いに勉強になりました。 御二方には改めてお礼を申し上げます。 #ほんとはスレ主の今井さんからもレスをいただきたかった #のですがそれはわがままというものでしょうね。 しかしながら、鳩野さん、 /usr/share/doc/packages/fbiterm/README.jp は どのようにして御覧になったのですか? 私の環境では、X上でもframebufferでも化けまくりで どうにもなりませんでした。(悲 -- Yasuda Osamu <ysd@squest.net> -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
At Fri, 9 Jan 2009 01:53:24 +0900, Yasuda Osamu wrote:
鳩野さん、松本さん、 レスありがとうございます!
結論から申し上げますと、教えて頂いたfbitermを 起動することで日本語表示ができました。
しかしながら示唆して頂いた通り、デフォルトの framebufferの美しさは保たれませんでした。 松本さんが教えてくださったオプションも試したのですが、 いまひとつ効果がなかったように思います。これについては オプションの意味もまだ理解せずとりあえずやってみた だけなので今後勉強して試行錯誤してみようと思います。
ただデフォルトの美しさこそないものの、fbitermの画面も それなりに味がありますし、どうしても日本語表示の 必要があるときの表示方法が分かっただけでもたいへん 助かりましたし、何より大いに勉強になりました。 御二方には改めてお礼を申し上げます。
#ほんとはスレ主の今井さんからもレスをいただきたかった #のですがそれはわがままというものでしょうね。
しかしながら、鳩野さん、 /usr/share/doc/packages/fbiterm/README.jp は どのようにして御覧になったのですか? 私の環境では、X上でもframebufferでも化けまくりで どうにもなりませんでした。(悲
そういう場合は lv を使うと楽ですよ。JIS を読む場合であれば、 % lv -Ij README.jp あと、fbiterm の他にも fbterm というプログラムが同様の目的に使えます。 こっちの方が割と新しく、フォントのサポートも充実してるようです。 OBS の home:tiwai レポにありますので、お試しを。 ちなみに、fbiterm も fbterm も通常ユーザは実行できませんが、単にセキュ リティの関係上 setuid-root してないだけです。 -- Takashi Iwai <tiwai@suse.de> -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
Iwai さん、
そういう場合は lv を使うと楽ですよ。JIS を読む場合であれば、
% lv -Ij README.jp
あと、fbiterm の他にも fbterm というプログラムが同様の目的に使えます。 こっちの方が割と新しく、フォントのサポートも充実してるようです。
lvコマンド、私、知りませんでした。 すごい威力ですね。 オプションを付けずに件のREADME.jpを読むことができました。 ありがとうございます!
あと、fbiterm の他にも fbterm というプログラムが同様の目的に使えます。 こっちの方が割と新しく、フォントのサポートも充実してるようです。
fbtermもやってみました。 11.1のリポジトリには入っていないのでしょうか、 インストールに苦労してしまいましたが、 11.0から持ってきて入れることができました。 ただ残念ながら
OBS の home:tiwai レポにありますので、お試しを。 このレポにはどうしても辿りつけませなんだ。
ちなみに、fbiterm も fbterm も通常ユーザは実行できませんが、単にセキュ リティの関係上 setuid-root してないだけです。
私の環境ではどちらも通常ユーザで実行可能なのですが、 これは私の環境に問題があるのでしょうか? :/usr/bin> ls -l fb* -r-xr-xr-x 1 root tty 36520 2008-12-03 23:19 fbiterm -rwsr-xr-x 1 root root 74296 2008-07-16 22:02 fbterm -- Yasuda Osamu <ysd@squest.net> -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
participants (5)
-
hatono@kobe-u.ac.jp
-
Masaru Imai
-
Satoru Matsumoto
-
Takashi Iwai
-
Yasuda Osamu