小笠原です。 はとちゃんからコメントいただいたのですが DM になってしまっていたので 全文引用しつつ返信します。
はとちゃん@小江戸らぐです。
どうも、コメントありがとうございます。
来てくれる人に期待する気持ちというのはよく分かるんだけど、そうやって期待 すると、期待に添わなかったりすると失望も大きいですよね。小江戸らぐでも しばしば話題に上がるのですが、そういうときは他人に期待するよりも自分に 期待したほうがよいということを言います。
そうですね、その考え方はとても賛成です。 が、たとえば翻訳とか日本語関係のパッケージングなど、期日内にそれなりの クォリティで仕上げることが求められるものがあって、そういうものについては 「人増えてくれると嬉しいなぁ」と思うのは人としてしょうがないのではないかと。
敷居を下げるということも含めて、自分がやることをもっと自分自身が楽しめば 結果は後からついてくると思って、まずは楽しんでやるというのはどうでしょう。
もちろんそれは大前提で、でなきゃコミュニティ活動なんてだれもやらないです よね。辛いこともあるけど楽しい。そういうものだと思います。 ただそれはこっち側にいる人にしかわからない楽しさなのだとしたら、こっちは 楽しいとどうやってアピールするかというのが個人的関心です。
ということで、意味はないというのは、あまりにも狭い見方のような気がします。
これについては私の要約が不適切でした。 あくまでも「敷居を下げれば人がくるというのは幻想にすぎないかも」という問い かけで、「意味がない」とまでは誰も言い切っていないです。 ただし 「敷居をさげなくたって来る奴は来るし来ない奴は来ない」 「だから敷居をさげるより、別のことにエネルギーを割いた方がいいのでは」 というのはなるほどと思いました。 現に私なんか実力もないのにホイホイ手を挙げてるし。 結局、
面白さを伝えるっていうのも、十分敷居を下げるということではないでしょうか。
をどうとらえるかなのかなって気がします。
私が解釈した「敷居を下げる」というのは、
- 英語ができなくてもできる作業をアサインする
- 分からないときに気軽に相談できるシステムを作る
- 用事があるときや体調が優れないときには休んでよいという文化を
アピールする
などの面であって、「面白さを伝える」行為は、敷居の高さをそのままに、
それを飛び越えてこっちに来たくなるようにする別の行為ととらえていた
ので。
だから「面白さを伝えるっていうのも、十分敷居を下げるということ」なの
であれば、言いたいことにほとんど差はない気がします (^^)。
貴重なご意見ありがとうございました。
[以上]
2009年9月27日15:04 はとちゃん
はとちゃん@小江戸らぐです。
どうやって引用すればいいのか難しいので、適当にエディットしています。 小笠原さんの真意が伝わらないようだったら、訂正してくださいね。
* コミュニティ側としては敷居を下げよう、下げよう、と努力をしているが、 本当に敷居を下げたら人は来るのか。実際来ていない。だから敷居を下げて 人が来るというのは幻想にすぎないのでは。 o 以下飲み屋トークですが、敷居を下げて来る人は結局なにもしてくれない。 o 敷居を下げるのではなく、「こっちの世界は面白い」という方がずっと ずっと意義があるのではないか。
てーな内容でした。
来てくれる人に期待する気持ちというのはよく分かるんだけど、そうやって期待 すると、期待に添わなかったりすると失望も大きいですよね。小江戸らぐでも しばしば話題に上がるのですが、そういうときは他人に期待するよりも自分に 期待したほうがよいということを言います。
敷居を下げるということも含めて、自分がやることをもっと自分自身が楽しめば 結果は後からついてくると思って、まずは楽しんでやるというのはどうでしょう。
この敷居を下げるというプロセスも、自分自身のスキルをあげるのに役立つと 思っています。分かり難いことを分かり易く伝えるのって、とても重要ですよ。 僕自身、職場でLinuxを使っている人がほとんどいない現実は、相当深いキャズム があるように感じていますし、まぁそれがあるから仕事があるんだぐらいの 気持ちで、職場でも草の根運動を地道にしています。えーOSS推進部署がある職場 なのにこんな状態なので、他はもっとやりがいがある状態なんだろうなぁ創造 していますが...。
ということで、意味はないというのは、あまりにも狭い見方のような気がします。 きっと、この発言をした方も、いろいろな限定された状況では意味がないのではと いう主旨ではないかと。
「敷居を下げることに意味はない」
……この発言が一番効いたなぁ。
そうだよなあ、俺もラクだから OWN の翻訳やろうと思ったわけじゃないもんなあ。 面白そうだし、勉強になるだろうし、と思って、気づいたら「じゃ、手伝っていい ですか?」って聞いてたもんなぁ。
幻想なのか。そうなのかもしれないなぁ。
だから「これだけ面白いんだから、一緒にやろうぜ!」って語りかけをしないとだめ なんだなぁ。
うーん。なるほど。
面白さを伝えるっていうのも、十分敷居を下げるということではないでしょうか。 と全然openSUSEに関係ないことを語ってしまって失礼 (^◇^;)
Naruhiko Ogasawara さんは書きました:
小笠原です。
すっかり報告忘れてましたが、BoF についてブログ書きました [0]。 あくまでも私視点で、前後のいきさつとかそういうことはあえて目をつぶって 好き放題書いてますが、まあご笑覧くださいませ。
[0] http://d.hatena.ne.jp/naruoga/20090923/1253721223
本来ならちゃんと議事録でも取るべきだったんですが、喋るのに一生懸命 だったのとメモ用紙を忘れて (^^;)、こんな形でのご報告になることをお許し ください。
[以上]
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