武山です
openSUSE 12.3 の stabilizing freeze が週明けにありますが、 そろそろ、日本語でインストールするときに自動的に選択されるパッケージ (以下デフォルトパッケージ)を見直す時が来ているのではないかと思います。
見直すというのは、DVD と Factory から削除することではなく、 手動でインストールしなければいけないようにすることです。
誰もが使用するパッケージは自動インストールされるべきですし、 誰も使われないパッケージは、容量、セキュリティの観点から インストールされるべきではありません。
■既にデフォルトパッケージから除外されることになっているものは edict, gjiten: ライセンス問題のため Factory から削除、容量も大幅減
ipa-*-(bold|italic|bolditalic)-fonts: openSUSE のマニュアルでのみ使用されるべきものなので、 マニュアルからの依存関係があれば十分であるため。
jtools: いつの間にか消されていますね。理由は分かりません。 edict に依存していたかもしれません。
# 依存先が消えてしまったときの対処の仕方、どなたか知りませんか? # https://build.opensuse.org/package/show?expand=1&package=jtools&proj...
■今回、提案する追加候補は fcitx 一式: 中国語でデフォルトとなっているインプットメソッドフレームワークです。 ただし今のところ IBus を優先します。
fcitx-anthy, fcitx-mozc を含む一式: Factory への追加のみでも良いと思います。
mozc, ibus-mozc*, zinnia*: 先日の議論を参照
フォントも毎回入れているものはあるのではないかと思います。 このあたりは、私も強く押すことはできません。
mplus-fonts: 第1水準+要望が多い字が揃い、すっかり実用的になりました ウェイト数が多いことは利点でもありますが、容量がかなり大きいことが欠点です。
migu-1c-fonts, migu-1m-fonts: M+ フォントを補完したフォントです。VL とは異なり、太字もサポートしているので、 UI に向いています。特に Monospace と置き換え 1m と konsole の組合せが良いと思います。
motoya-*-fonts: Andoroid 4.0 以降でおなじみのフォントです。
他にも、デフォルトパッケージに追加/外すべきパッケージは無いでしょうか? # 毎回インストールしているパッケージはありませんか?
デフォルトパッケージを検索する方法は zypper にはまだ無いのですが、 その一部は、以下のコマンドで見つかります。 # 参考: https://features.opensuse.org/313412
$ zypper wp "locale(ja)"
canna jtools nkf edict adobe-cid-keyed-wadah-fonts ipa-gothic-bold-fonts ipa-mincho-fonts ipa-pgothic-fonts ipa-uigothic-fonts ipa-pgothic-bolditalic-fonts ipa-ex-mincho-fonts ipa-gothic-fonts ipa-pgothic-bold-fonts ipa-pmincho-fonts monapo-fonts mikachan-fonts ipa-ex-gothic-fonts ipa-gothic-italic-fonts vlgothic-fonts xano-mincho-fonts sazanami-fonts
このコマンドでは見つからないもの scim 一式 ibus 一式
-- Fuminobu TAKEYAMA