今井です。 Tuesday 17 October 2006 18:35、K.Suzuki さんは書きました:
ext2、3だとファイルシステム作ってからiノードの数増やせないってのが辛いかも...。 XFS、ReiserFSとかだと何も考えてなくても良いだけに、iノードの数が足らずにファイル システムフルとかiノードはまだ余ってるのに...という事になりそうで...。
自分はまだ i ノードの枯渇に遭遇した事が無いです。:)
この辺りファイルシステム回りの設定をカスタマイズしてるとぶち当たる事が多いかも。 (iノードの総数をけちってその分を一般ファイル、ディレクトリに回してたりするケース ですね) Linuxのファイルシステムではありませんが数回遭遇した事があります。 昔、Solarisに切り替わる前の某UNIX上で開発/メンテナンスしてた時の事ですが、 小さなファイルが多量に作られており、単なるdfコマンドの出力結果見るとまだ空きが あるのにファイル作れなくなって、df -iで見るとiノードの方がパンクしてました....。
ファイルシステム的には90%以上使っててもiノードは1%くらいとか。 手持ちのext2ベースの某NAS(カーネル2.6.14稼働中)はまさにその状態だったり...。
恐らく、通常のケースでは i ノードの枯渇より先にディスクサイズフルになる場合が ほとんどではないでしょうか。
そもそも i ノード数が足りなくなる場合ってどういう状況だろう? 例えば、/以下を1つのファイルシステムにしておいて大量の空ファイルを 作成するとかすれば...
df -iコマンドで出力されるiノードの数より多くファイル作ればパンクするでしょうね。 まあ必要充分以上に多量のiノード領域あればパンクはしないのではないかと思います。 最低でもブロック数分だけ用意してあれば....。 (テイルパッキング機能みたいに1ブロックに複数のファイル押し込める場合は違って きますけども) -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~