長友です。 Suse8.2 Professionalを使用しています。 縦書のpostscriptファイルを表示しようとしているのですが、どうも うまく行きません。 #8.1ではうまくいってた筈なのですが。 やったことは、 gs-fonts-*のインストール gs-fonts-std と gs-fonts-others を、 /usr/share/ghostscript/ の下に展開。 CMapファイルのインストール adobe-cmaps と acro5-cmaps を Resourceの下に.. と思ったのですが、良く見ると /usr/share/ghostscript/Resource がある! 中身もある! ってことは、パッケージの中に含まれていたのか。 ってことは、gs-fontsも? これが悪影響を及ぼさないことを祈りつつ、 インストールをとりやめ。 CIDフォントのインストール 東風フォントのCID版を /usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont に 入れる。 今、このフォントはライセンス的にまずい状態だが、テストに使えるものが 他に無いのでとりあえず使用。 CIDFnmapを書き換え /Ryumin-Light /Kochi-Mincho ; /GothicBBB-Medium /Kochi-Gothic ; /HeiseiMin-W3 /Ryumin-Light ; /HeiseiKakuGo-W5 /GothicBBB-Medium ; /HeiseiMin-W3-Acro /Ryumin-Light ; /HeiseiKaKuGo-W5-Acro /GothicBBB-Medium ; /Adobe-Japan1 /Ryumin-Light ; 以上を、/usr/share/ghostscript/7.05/lib/CIDFnmap の最後に追加。 ちなみに、8.1の時のメモを見ると CIDFnmap の (CIDFnmap.Ore) .runlibfile という行の先頭の%を外す。 とか書いてあったのでとりあえず外しておく。 すると、カッコなどの記号が回転していない。 何か怪しかった (CIDFnmap.Ore) .runlibfile の部分を元に戻すもダメ。 うーん、どうすれば良いのでしょうか。 -- gato@remus.dti.ne.jp
yasuyuki naGatomo <gato@remus.dti.ne.jp> さんは書きました:
縦書のpostscriptファイルを表示しようとしているのですが、どうも うまく行きません。
[...]
CMapファイルのインストール adobe-cmaps と acro5-cmaps を Resourceの下に.. と思ったのですが、良く見ると /usr/share/ghostscript/Resource がある! 中身もある!
はい、CMap ファイルは全て ghostscript-cjk パッケージに含まれています。 このパッケージをインストールされていればいいです。手動によって CMap ファイルをインストールする必要はありません。 [...]
CIDフォントのインストール 東風フォントのCID版を /usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont に 入れる。
必要ではありません。kochi-gothic.ttf と kochi-mincho.ttf がインストー ルされている場合には大丈夫です。
今、このフォントはライセンス的にまずい状態だが、テストに使えるものが 他に無いのでとりあえず使用。
CIDFnmapを書き換え /Ryumin-Light /Kochi-Mincho ; /GothicBBB-Medium /Kochi-Gothic ; /HeiseiMin-W3 /Ryumin-Light ; /HeiseiKakuGo-W5 /GothicBBB-Medium ; /HeiseiMin-W3-Acro /Ryumin-Light ; /HeiseiKaKuGo-W5-Acro /GothicBBB-Medium ; /Adobe-Japan1 /Ryumin-Light ;
以上を、/usr/share/ghostscript/7.05/lib/CIDFnmap の最後に追加。
これも必要ないです。kochi-gothic.ttf と kochi-mincho.ttf がインストー ルされていれば、"SuSEconfig --module ghostscript-cjk" は /usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont/Kochi-Gothic /usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont/Kochi-Mincho を作成します。ファイルの内容の例: mfabian@magellan:~$ cat /usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont/Kochi-Gothic %!PS-Adobe-3.0 Resource-CIDFont %%Creator: aliascid.ps by Taiji Yamada <taiji@aihara.co.jp> and gs-cjk project %%BeginResource: CIDFont (Kochi-Gothic) (Kochi-Gothic) (/usr/X11R6/lib/X11/fonts/truetype/kochi-gothic.ttf) .openttcidfont /CIDFont defineresource pop %%EndResource %%EOF mfabian@magellan:~$ 次のファイルも作成します: /usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont/Ryumin-Light /usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont/GothicBBB-Medium 例: mfabian@magellan:~$ cat /usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont/Ryumin-Light %!PS-Adobe-3.0 Resource-CIDFont %%Creator: aliascid.ps by Taiji Yamada <taiji@aihara.co.jp> and gs-cjk project %%BeginResource: CIDFont (Ryumin-Light) (Ryumin-Light) (/usr/X11R6/lib/X11/fonts/truetype/msmincho.ttc) .openttcidfont /CIDFont defineresource pop %%EndResource %%EOF mfabian@magellan:~$ ここに msmincho.ttc が含まれています。 /sbin/conf.d/SuSEconfig.ghostscript-cjk もご参照下さい。Ryumin-Light としてインストールするフォントのリストがあります: install_ps_name alias-aj1.sh Ryumin-Light \ ricoh-mincho.ttc \ msmincho.ttc \ kochi-mincho.ttf \ kochi-mincho-subst.ttf \ このリストから、最初存在するフォントを Ryumin-Light としてインストール されます。 http://www.suse.de/~mfabian/suse-cjk/ghostscript.html もご参照下さい。
ちなみに、8.1の時のメモを見ると CIDFnmap の (CIDFnmap.Ore) .runlibfile という行の先頭の%を外す。 とか書いてあったのでとりあえず外しておく。
これも関係ないと思います。WadaMin-Regular などの O'Reilly CID フォント を使用したい場合では、パッケージをインストールだけで足ります。次の CID フォントパッケージがあります: CID-keyed-fonts-Munhwa-20021114-93 CID-keyed-fonts-Wada-20021114-93 CID-keyed-fonts-MOE-20021114-93 CID-keyed-fonts-WadaH-20021114-93
すると、カッコなどの記号が回転していない。 何か怪しかった (CIDFnmap.Ore) .runlibfile の部分を元に戻すもダメ。
うーん、どうすれば良いのでしょうか。
私の 8.2 システムで何の設定しなくても、縦書を正しく印刷できます。 -- Mike FABIAN <mfabian@suse.de> http://www.suse.de/~mfabian 睡眠不足はいい仕事の敵だ。
長友です。 返答、ありがとうございます。 水曜日 24 9月 2003 21:42、あなたは書きました:
これも必要ないです。kochi-gothic.ttf と kochi-mincho.ttf がインストー ルされていれば、"SuSEconfig --module ghostscript-cjk" は
/usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont/Kochi-Gothic /usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont/Kochi-Mincho
SuSEconfig.ghost-script を見ると、Kochi-Mincho ではなく Ryumin-Light になるみたいですね。 なるほど、そのときにインストールされているフォントによって、Ryumin-Light の内容が変わる..ということなのですね。 ちなみに、SuSEconfig.ghost-script の内容ですが、メイルの内容と若干違っ ているようでした。 kochi-mincho-subst.ttf \ がこちらにはありません。例のライセンス問題対策用の代替フォントでしょうか。 すくなくとも、当方の SuSEconfig.ghost-script の内容を見る限り、 Kochi-Gothic Kochi-Mincho は作成されないようです。 それと、msmincho.ttc ですが、professionalの中に含まれているのでしょうか? とりあえず、こちらが施した変更を戻して試してみましたがやはり "「" や "」"のような記号が回転していませんでした。 もうすこし調べてみます。 -- gato@remus.dti.ne.jp
yasuyuki naGatomo <gato@remus.dti.ne.jp> さんは書きました:
長友です。 返答、ありがとうございます。
水曜日 24 9月 2003 21:42、あなたは書きました:
これも必要ないです。kochi-gothic.ttf と kochi-mincho.ttf がインストー ルされていれば、"SuSEconfig --module ghostscript-cjk" は
/usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont/Kochi-Gothic /usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont/Kochi-Mincho
SuSEconfig.ghost-script を見ると、Kochi-Mincho ではなく Ryumin-Light になるみたいですね。 なるほど、そのときにインストールされているフォントによって、Ryumin-Light の内容が変わる..ということなのですね。
ちなみに、SuSEconfig.ghost-script の内容ですが、メイルの内容と若干違っ ているようでした。 kochi-mincho-subst.ttf \ がこちらにはありません。例のライセンス問題対策用の代替フォントでしょうか。
http://sourceforge.jp/projects/efont/files/ から、代替フォントをダウンロードすると、kochi-mincho-subst.ttf があり ます。これを自動的に使用できるために、SuSEconfig.ghostscript-cjk に kochi-mincho-subst.ttf も追加しました。 SuSE の kochi-substitute パッケージもあります: ftp://ftp.suse.com/pub/people/mfabian/8.2/noarch/kochi-substitute-20030809-0.noarch.rpm このパッケージに含まれている代替フォントの名前は kochi-gothic.ttf と kochi-mincho.ttf です。昔の名前をまだ使用できるためにそうしました。そ のまま、互換性の方がいいと思います。 色々のプログラムの設定ファイルにまだ古いの名前が書いてあります。 SuSEconfig.ghostscript-cjk は両方の名前を使えるように修理しましたが、 色々のプログラムの設定ファイルにまだ古いの名前が書いてあります。このプ ログラムの設定ファイルに、新しい名前を入れると、代替フォントしか使用で きなくなる。古いの東風フォントと代替フォントを簡単に替えられるために、 同じ名前の方が良いと思います。 古い東風フォントの PostScript 名と Family 名も同じですので、ファイル名 を変更する必要がないと思います。
すくなくとも、当方の SuSEconfig.ghost-script の内容を見る限り、 Kochi-Gothic Kochi-Mincho は作成されないようです。
ft2demos パッケージをインストールして下さい。ft2demos パッケージに ftdump のプログラムが含まれています。SuSEconfig.ghostscript-cjk は、 ftdump を使用して、フォントの PostScript 名を調べます。kochi-gothic の PostScript 名は Kochi-Gothic です: mfabian@magellan:~$ ftdump /usr/X11R6/lib/X11/fonts/truetype/kochi-gothic.ttf There is 1 face in this file. ----- Face number: 0 ----- font name entries family: Kochi Gothic style: Regular postscript: Kochi-Gothic font type entries FreeType driver: truetype sfnt wrapped: yes type: scalable, fixed size direction: horizontal fixed width: no glyph names: yes EM size: 1024 global BBox: (-33,-177):(1046,880) ascent: 880 descent: -144 text height: 1178 fixed size 0: height 10, width 10 1: height 11, width 11 2: height 12, width 12 3: height 13, width 13 4: height 14, width 14 5: height 15, width 15 6: height 16, width 16 7: height 17, width 17 8: height 20, width 20 9: height 21, width 21 charmaps 0: platform: 0, encoding: 3 1: platform: 1, encoding: 0 2: platform: 3, encoding: 1 mfabian@magellan:~$ ftdump があれば、次の SuSEconfig.ghostscript-cjk の部分は /usr/share/ghostscript/Resource/CIDFont/Kochi-Gothic を作成します: if [ -x /usr/bin/ftdump ] ; then install alias-aj1.sh \ ricoh-mincho.ttc \ msmincho.ttc \ kochi-mincho.ttf \ kochi-mincho-subst.ttf \ ricoh-gothic.ttc \ msgothic.ttc \ kochi-gothic.ttf \ kochi-gothic-subst.ttf \ YOzFoUIB.TTF \ YOzFonPB.TTF \ YOzFonUI.TTF \ YOzFont.TTF \ YOzFontB.TTF \ YOzFontP.TTF \ arialuni.ttf \ cyberbit.ttf \
それと、msmincho.ttc ですが、professionalの中に含まれているのでしょうか?
いいえ、含まれていません。しかし、/usr/X11R6/lib/X11/fonts/truetype/ へコピーすると、自動的に使用されるようになります。
とりあえず、こちらが施した変更を戻して試してみましたがやはり "「" や "」"のような記号が回転していませんでした。
http://www.sat.t.u-tokyo.ac.jp/~hideyuki/Ghostscript/article9.ps のテストファイルを正しく印刷できますが、このファイルに "「" と "」" が含まれていません。 チェックします ... -- Mike FABIAN <mfabian@suse.de> http://www.suse.de/~mfabian 睡眠不足はいい仕事の敵だ。
長友です。 とりあえず、一点だけ。 木曜日 25 9月 2003 00:03、あなたは書きました:
とりあえず、こちらが施した変更を戻して試してみましたがやはり "「" や "」"のような記号が回転していませんでした。
http://www.sat.t.u-tokyo.ac.jp/~hideyuki/Ghostscript/article9.ps
のテストファイルを正しく印刷できますが、このファイルに "「" と "」" が含まれていません。
チェックします ...
同じ 8.2professionalの デスクトップで、上記の psファイルを見たところ、 正しく表示されていました。 しかし、今、私が設定中のノートPCの方ではカッコや句読点が回転していません でした。やはり、私がなんらかの間違いをやらかしているのだと思います。 お手数をおかけしまして、すみません。 -- gato@remus.dti.ne.jp
長友です。 正しい表示にすることが出来ました。 ghostscript-font-other ghostscript-font-kanji をアンインストールしたら、正しくなりました。 デスクトップの方は、ghostscript-font-other が入っていたので、それだけ 再インストールしました。 ghostscript-font-kanji がまずいのか、それとも自分で gs-fonts-* を インストールしたのがまずかったのか、どちらかでしょう。 ともかく、ちゃんと表示されたので一安心です。 ありがとうございました。 -- gato@remus.dti.ne.jp
yasuyuki naGatomo <gato@remus.dti.ne.jp> さんは書きました:
長友です。
正しい表示にすることが出来ました。
ghostscript-font-other ghostscript-font-kanji
をアンインストールしたら、正しくなりました。 デスクトップの方は、ghostscript-font-other が入っていたので、それだけ 再インストールしました。
ghostscript-font-kanji がまずいのか、
はい、ghostscript-font-kanji をインストールすると、縦書をできなくなり ます。このパッケージに含まれている /usr/share/ghostscript/7.07/lib/Fontmap.kanji のファイルに、次のエイリアスが指定されています: [...] /min (min.gsf) ; /min-RKSJ (min.gsf) ; /min-EUC (min.gsf) ; /min-V (min.gsf) ; /Ryumin-Light /min ; /Ryumin-Light-H /min ; /Ryumin-Light-RKSJ /min-RKSJ ; /Ryumin-Light-RKSJ-H /min-RKSJ ; /Ryumin-Light-EUC /min-EUC ; /Ryumin-Light-EUC-H /min-EUC ; /Ryumin-Light-V /min-V ; /goth (goth.gsf) ; /goth-RKSJ (goth.gsf) ; /goth-EUC (goth.gsf) ; /goth-V (goth.gsf) ; /GothicBBB-Medium /goth ; /GothicBBB-Medium-H /goth ; /GothicBBB-Medium-RKSJ /goth-RKSJ ; /GothicBBB-Medium-RKSJ-H /goth-RKSJ ; /GothicBBB-Medium-EUC /goth-EUC ; /GothicBBB-Medium-EUC-H /goth-EUC ; /GothicBBB-Medium-V /goth-V ; /GothicBBB-Medium-90ms-RKSJ-H /goth-RKSJ ; /Ryumin-Light-90ms-RKSJ-H /min-RKSJ ; /Ryumin-Light, /Ryumin-Light-H, /Ryumin-Light-V 全て min.gsf を使用し ます。しかし、min.gsf は縦書できません。 ghostscript-fonts-kanji はなかなか古いです。現代あまり必要ではありませ ん。SuSE Linux >= 8.2 上でインストールしないほうが良いです。 -- Mike FABIAN <mfabian@suse.de> http://www.suse.de/~mfabian 睡眠不足はいい仕事の敵だ。
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