[opensuse-ja] openSUSE由来の libiconv.so.2 に就いて
野宮です. つかぬことをお伺いしますが、openSUSE 由来の libiconv.so.2 はどのファイ ルに提供され、どこにあるのでしょうか? 野良ビルドでlibiconv-1.14.1 を入れ、本来のを削除(多分?)したので、解 らなくなり、少々困って居ます. 宜しくお願いします. --- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「eメールや携帯電話に縛られた社会は、自分自身と向き合ったり、 空想にふけったりする自由を奪う。」 -- M. Crichton -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
鎌田@翻訳人です。 ずっと昔のopenSUSEではどうだったのかは忘れてしまいましたが、 少なくとも現時点でサポート対象のバージョンの場合、 libiconv.so.* は インストールされませんし、パッケージもないはずです。これは、同等の機能が glibc (バージョン 2.1 以降) 側で提供されているためです。 なので libiconv.so.2 を独自でビルドしてインストールしていても、 本来のファイルというのは存在しないので問題ないと思います。 ちなみに、下記も参考にしてみてください。 # インストールされているパッケージ内のファイルで libiconv を探す $ rpm -q -a -l | grep -i libiconv # 有効化されている全てのリポジトリ内で libiconv を探す $ zypper se -f libiconv # インストールされているパッケージ内で、書き換えられているか # タイムスタンプやリンク先の異なるファイルを探す $ rpm -V -a 以上です。 On Mon, 09 May 2016 11:31:36 +0900 野宮 賢 / NOMIYA Masaru <nomiya@galaxy.dti.ne.jp> wrote:
野宮です.
つかぬことをお伺いしますが、openSUSE 由来の libiconv.so.2 はどのファイ ルに提供され、どこにあるのでしょうか?
野良ビルドでlibiconv-1.14.1 を入れ、本来のを削除(多分?)したので、解 らなくなり、少々困って居ます.
宜しくお願いします.
--- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「eメールや携帯電話に縛られた社会は、自分自身と向き合ったり、 空想にふけったりする自由を奪う。」 -- M. Crichton -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
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野宮です. In the Message; Subject : Re: [opensuse-ja] openSUSE由来の libiconv.so.2 に就いて Message-ID : <20160509202019.0872e55e559a066004bf0b25@belbel.or.jp> Date & Time: Mon, 9 May 2016 20:20:19 +0900 Yasuhiko Kamata <belphegor@belbel.or.jp> has written:
鎌田@翻訳人です。
いつもお世話になり、多謝です.
ずっと昔のopenSUSEではどうだったのかは忘れてしまいましたが、 少なくとも現時点でサポート対象のバージョンの場合、 libiconv.so.* は インストールされませんし、パッケージもないはずです。これは、同等の機 能が glibc (バージョン 2.1 以降) 側で提供されているためです。
「同等の機能が glibc 側で提供されている」ということの意味がよく解りま せん.つまり、野良ビルドをしていますと、よく libiconv.so.2 を要求され るものですから.
なので libiconv.so.2 を独自でビルドしてインストールしていても、 本来のファイルというのは存在しないので問題ないと思います。
そのようですね. ただ、openSUSE を起動した折に、/bin/bash libconv.so.2 No such file or directory といったメッセージが表示された為、驚いた次第です. 因みに、 $ ldd /bin/bash linux-vdso.so.1 (0x00007ffc979f6000) libreadline.so.6 => /lib64/libreadline.so.6 (0x00007f4020347000) libtinfo.so.5 => /lib64/libtinfo.so.5 (0x00007f4020114000) libiconv.so.2 => /usr/local/lib64/libiconv.so.2 (0x00007f401fe2f000) libdl.so.2 => /lib64/libdl.so.2 (0x00007f401fc2b000) libc.so.6 => /lib64/libc.so.6 (0x00007f401f87e000) /lib64/ld-linux-x86-64.so.2 (0x00007f4020592000) となります.libiconv.so.2 があるというのも、不思議ですが....
ちなみに、下記も参考にしてみてください。
# インストールされているパッケージ内のファイルで libiconv を探す $ rpm -q -a -l | grep -i libiconv
# 有効化されている全てのリポジトリ内で libiconv を探す $ zypper se -f libiconv
# インストールされているパッケージ内で、書き換えられているか # タイムスタンプやリンク先の異なるファイルを探す $ rpm -V -a
全て試し、小生のインストールしたものしかない、というのが解りました. どうも、有難うございます. --- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「合理主義なるものを,自然または人間に関する道理に合することをめざ すのであるならば,われわれも異存はない.しかし,人間の感情,情緒や 意欲,欲望などを無視し,それと対立するもの,すなわち西洋哲学で言う 理性(reason, Vernunft)に合することを意味するのであるならば,それは 人間の真理を逸することになる.」 -- 中村 元 -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
鎌田@翻訳人です。
ずっと昔のopenSUSEではどうだったのかは忘れてしまいましたが、 少なくとも現時点でサポート対象のバージョンの場合、 libiconv.so.* は インストールされませんし、パッケージもないはずです。これは、同等の機 能が glibc (バージョン 2.1 以降) 側で提供されているためです。
「同等の機能が glibc 側で提供されている」ということの意味がよく解りま せん.つまり、野良ビルドをしていますと、よく libiconv.so.2 を要求され るものですから.
おそらく、そのソースコードが古いglibcを On Tue, 10 May 2016 19:26:04 +0900 野宮 賢 / NOMIYA Masaru <nomiya@galaxy.dti.ne.jp> wrote:
野宮です.
In the Message;
Subject : Re: [opensuse-ja] openSUSE由来の libiconv.so.2 に就いて Message-ID : <20160509202019.0872e55e559a066004bf0b25@belbel.or.jp> Date & Time: Mon, 9 May 2016 20:20:19 +0900
Yasuhiko Kamata <belphegor@belbel.or.jp> has written:
鎌田@翻訳人です。
いつもお世話になり、多謝です.
ずっと昔のopenSUSEではどうだったのかは忘れてしまいましたが、 少なくとも現時点でサポート対象のバージョンの場合、 libiconv.so.* は インストールされませんし、パッケージもないはずです。これは、同等の機 能が glibc (バージョン 2.1 以降) 側で提供されているためです。
「同等の機能が glibc 側で提供されている」ということの意味がよく解りま せん.つまり、野良ビルドをしていますと、よく libiconv.so.2 を要求され るものですから.
なので libiconv.so.2 を独自でビルドしてインストールしていても、 本来のファイルというのは存在しないので問題ないと思います。
そのようですね. ただ、openSUSE を起動した折に、/bin/bash libconv.so.2 No such file or directory といったメッセージが表示された為、驚いた次第です.
因みに、
$ ldd /bin/bash linux-vdso.so.1 (0x00007ffc979f6000) libreadline.so.6 => /lib64/libreadline.so.6 (0x00007f4020347000) libtinfo.so.5 => /lib64/libtinfo.so.5 (0x00007f4020114000) libiconv.so.2 => /usr/local/lib64/libiconv.so.2 (0x00007f401fe2f000) libdl.so.2 => /lib64/libdl.so.2 (0x00007f401fc2b000) libc.so.6 => /lib64/libc.so.6 (0x00007f401f87e000) /lib64/ld-linux-x86-64.so.2 (0x00007f4020592000)
となります.libiconv.so.2 があるというのも、不思議ですが....
ちなみに、下記も参考にしてみてください。
# インストールされているパッケージ内のファイルで libiconv を探す $ rpm -q -a -l | grep -i libiconv
# 有効化されている全てのリポジトリ内で libiconv を探す $ zypper se -f libiconv
# インストールされているパッケージ内で、書き換えられているか # タイムスタンプやリンク先の異なるファイルを探す $ rpm -V -a
全て試し、小生のインストールしたものしかない、というのが解りました.
どうも、有難うございます.
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鎌田@翻訳人です。 すいません、途中で送ってしまいました。
ずっと昔のopenSUSEではどうだったのかは忘れてしまいましたが、 少なくとも現時点でサポート対象のバージョンの場合、 libiconv.so.* はインストールされませんし、パッケージもないはずです。これは、同等 の機能が glibc (バージョン 2.1 以降) 側で提供されているためです。
「同等の機能が glibc 側で提供されている」ということの意味がよく解り ません.つまり、野良ビルドをしていますと、よく libiconv.so.2 を要求 されるものですから.
おそらく、そのソースコードが古いglibcの時代に作られていて、glibc内に iconv()がある前提で作られていない、ということだと思います。 直接Makefileが提供されているパッケージであれば、LDFLAGSなどの変数内に "-liconv" などと書かれているはずなので、そこを削除すれば解決するかと。 (configureするタイプのものだともうちょっと凝る必要があります) 以上です。 On Tue, 10 May 2016 20:01:39 +0900 Yasuhiko Kamata <belphegor@belbel.or.jp> wrote:
鎌田@翻訳人です。
ずっと昔のopenSUSEではどうだったのかは忘れてしまいましたが、 少なくとも現時点でサポート対象のバージョンの場合、 libiconv.so.* はインストールされませんし、パッケージもないはずです。これは、同等 の機能が glibc (バージョン 2.1 以降) 側で提供されているためです。
「同等の機能が glibc 側で提供されている」ということの意味がよく解り ません.つまり、野良ビルドをしていますと、よく libiconv.so.2 を要求 されるものですから.
おそらく、そのソースコードが古いglibcを
On Tue, 10 May 2016 19:26:04 +0900 野宮 賢 / NOMIYA Masaru <nomiya@galaxy.dti.ne.jp> wrote:
野宮です.
In the Message;
Subject : Re: [opensuse-ja] openSUSE由来の libiconv.so.2 に就い て Message-ID : <20160509202019.0872e55e559a066004bf0b25@belbel.or.jp> Date & Time: Mon, 9 May 2016 20:20:19 +0900
Yasuhiko Kamata <belphegor@belbel.or.jp> has written:
鎌田@翻訳人です。
いつもお世話になり、多謝です.
ずっと昔のopenSUSEではどうだったのかは忘れてしまいましたが、 少なくとも現時点でサポート対象のバージョンの場合、 libiconv.so.* はインストールされませんし、パッケージもないはずです。これは、同等 の機能が glibc (バージョン 2.1 以降) 側で提供されているためです。
「同等の機能が glibc 側で提供されている」ということの意味がよく解り ません.つまり、野良ビルドをしていますと、よく libiconv.so.2 を要求 されるものですから.
なので libiconv.so.2 を独自でビルドしてインストールしていても、 本来のファイルというのは存在しないので問題ないと思います。
そのようですね. ただ、openSUSE を起動した折に、/bin/bash libconv.so.2 No such file or directory といったメッセージが表示された為、驚いた次第です.
因みに、
$ ldd /bin/bash linux-vdso.so.1 (0x00007ffc979f6000) libreadline.so.6 => /lib64/libreadline.so.6 (0x00007f4020347000) libtinfo.so.5 => /lib64/libtinfo.so.5 (0x00007f4020114000) libiconv.so.2 => /usr/local/lib64/libiconv.so.2 (0x00007f401fe2f000) libdl.so.2 => /lib64/libdl.so.2 (0x00007f401fc2b000) libc.so.6 => /lib64/libc.so.6 (0x00007f401f87e000) /lib64/ld-linux-x86-64.so.2 (0x00007f4020592000)
となります.libiconv.so.2 があるというのも、不思議ですが....
ちなみに、下記も参考にしてみてください。
# インストールされているパッケージ内のファイルで libiconv を探す $ rpm -q -a -l | grep -i libiconv
# 有効化されている全てのリポジトリ内で libiconv を探す $ zypper se -f libiconv
# インストールされているパッケージ内で、書き換えられているか # タイムスタンプやリンク先の異なるファイルを探す $ rpm -V -a
全て試し、小生のインストールしたものしかない、というのが解りました.
どうも、有難うございます.
--- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「合理主義なるものを,自然または人間に関する道理に合することを めざすのであるならば,われわれも異存はない.しかし,人間の感情,情緒 や意欲,欲望などを無視し,それと対立するもの,すなわち西洋哲学 で言う理性(reason, Vernunft)に合することを意味するのであるならば,そ れは人間の真理を逸することになる.」 -- 中村 元 -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
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野宮です. In the Message; Subject : Re: [opensuse-ja] openSUSE由来の libiconv.so.2 に就いて Message-ID : <20160510200902.85643a11782261254b25d8f2@belbel.or.jp> Date & Time: Tue, 10 May 2016 20:09:02 +0900 Yasuhiko Kamata <belphegor@belbel.or.jp> has written:
鎌田@翻訳人です。
すいません、途中で送ってしまいました。
ずっと昔のopenSUSEではどうだったのかは忘れてしまいましたが、 少なくとも現時点でサポート対象のバージョンの場合、 libiconv.so.* はインストールされませんし、パッケージもないはずです。これは、同等 の機能が glibc (バージョン 2.1 以降) 側で提供されているためです。
「同等の機能が glibc 側で提供されている」ということの意味がよく解り ません.つまり、野良ビルドをしていますと、よく libiconv.so.2 を要求 されるものですから.
おそらく、そのソースコードが古いglibcの時代に作られていて、glibc内に iconv()がある前提で作られていない、ということだと思います。
あぁ、そういうことですか. ただ、openSUSE の src.rpm をビルド(rpmbuildで)していると、時折、iconv 関連(正確には、覚えていません)のファイルが無い、といってabendそなるこ とが少なくありません.例えば、java_..openjdk...src.rpm 等が該当します. これは、他の理由でしょうか?
直接Makefileが提供されているパッケージであれば、LDFLAGSなどの変数内に "-liconv" などと書かれているはずなので、そこを削除すれば解決するかと。
なるほど.
(configureするタイプのものだともうちょっと凝る必要があります)
う〜む、..... --- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「私たちが今日直面している化学物質の危険性に関する疑問に対し、通常の 科学的な正確さをもって答えようとすれば、たぶんさらに数十年を要するで あろう。」 -- J. V. Rodricks -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
鎌田@翻訳人です。
おそらく、そのソースコードが古いglibcの時代に作られていて、glibc内に iconv()がある前提で作られていない、ということだと思います。
あぁ、そういうことですか.
ただ、openSUSE の src.rpm をビルド(rpmbuildで)していると、時折、iconv 関連(正確には、覚えていません)のファイルが無い、といってabendそなるこ とが少なくありません.例えば、java_..openjdk...src.rpm 等が該当しま す.
たとえば java-1_7_0-openjdk であれば、下記のとおり %install セクション (ソースコードのコンパイルが完了した後、パッケージを構築するために ファイルを配置するタイミング) でiconvというプログラムを実行するように なっています。 https://build.opensuse.org/package/view_file/Java:Factory/java-1_7_0-openjdk... こちらは rpm -q -f /usr/bin/iconv と実行すると表示されるとおり、 glibcに付属しているユーティリティです。
(configureするタイプのものだともうちょっと凝る必要があります) う〜む、.....
具体的に、どんなソフトウエアでしょうか? オープンソースのものであれば、もしかしたらbuild.opensuse.org とかで、誰かがパッケージ化してくれていたりしないでしょうか? 以上です。 On Tue, 10 May 2016 20:30:18 +0900 野宮 賢 / NOMIYA Masaru <nomiya@galaxy.dti.ne.jp> wrote:
野宮です.
In the Message;
Subject : Re: [opensuse-ja] openSUSE由来の libiconv.so.2 に就いて Message-ID : <20160510200902.85643a11782261254b25d8f2@belbel.or.jp> Date & Time: Tue, 10 May 2016 20:09:02 +0900
Yasuhiko Kamata <belphegor@belbel.or.jp> has written:
鎌田@翻訳人です。
すいません、途中で送ってしまいました。
ずっと昔のopenSUSEではどうだったのかは忘れてしまいましたが、 少なくとも現時点でサポート対象のバージョンの場合、 libiconv.so.* はインストールされませんし、パッケージもないはずです。これは、同等 の機能が glibc (バージョン 2.1 以降) 側で提供されているためです。
「同等の機能が glibc 側で提供されている」ということの意味がよく解り ません.つまり、野良ビルドをしていますと、よく libiconv.so.2 を要求 されるものですから.
おそらく、そのソースコードが古いglibcの時代に作られていて、glibc内に iconv()がある前提で作られていない、ということだと思います。
あぁ、そういうことですか.
ただ、openSUSE の src.rpm をビルド(rpmbuildで)していると、時折、iconv 関連(正確には、覚えていません)のファイルが無い、といってabendそなるこ とが少なくありません.例えば、java_..openjdk...src.rpm 等が該当しま す.
これは、他の理由でしょうか?
直接Makefileが提供されているパッケージであれば、LDFLAGSなどの変数内 に "-liconv" などと書かれているはずなので、そこを削除すれば解決する かと。
なるほど.
(configureするタイプのものだともうちょっと凝る必要があります)
う〜む、.....
--- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「私たちが今日直面している化学物質の危険性に関する疑問に対し、通 常の科学的な正確さをもって答えようとすれば、たぶんさらに数十年を要する であろう。」 -- J. V. Rodricks -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
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野宮です. In the Message; Subject : Re: [opensuse-ja] openSUSE由来の libiconv.so.2 に就いて Message-ID : <20160510210710.cea5d7cd500ec6ba2bcfd505@belbel.or.jp> Date & Time: Tue, 10 May 2016 21:07:10 +0900 Yasuhiko Kamata <belphegor@belbel.or.jp> has written:
鎌田@翻訳人です。
おそらく、そのソースコードが古いglibcの時代に作られていて、glibc内に iconv()がある前提で作られていない、ということだと思います。
あぁ、そういうことですか.
ただ、openSUSE の src.rpm をビルド(rpmbuildで)していると、時折、iconv 関連(正確には、覚えていません)のファイルが無い、といってabendそなるこ とが少なくありません.例えば、java_..openjdk...src.rpm 等が該当しま す.
たとえば java-1_7_0-openjdk であれば、下記のとおり %install セクション (ソースコードのコンパイルが完了した後、パッケージを構築するために ファイルを配置するタイミング) でiconvというプログラムを実行するように なっています。
https://build.opensuse.org/package/view_file/Java:Factory/java-1_7_0-openjdk...
こちらは rpm -q -f /usr/bin/iconv と実行すると表示されるとおり、 glibcに付属しているユーティリティです。
やってみましたところ、 /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk.build-boot/jdk/objs/libnpt/utf_md.o: 関数 `iconvConvert' 内: /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/src/solaris/npt/utf_md.c:121: `libiconv' に対する定義されていない参照です /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk.build-boot/jdk/objs/libnpt/utf_md.o: 関数 `utfInitialize' 内: /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/src/solaris/npt/utf_md.c:65: `libiconv_open' に対する定義されていない参照です /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/src/solaris/npt/utf_md.c:69: `libiconv_open' に対する定義されていない参照です /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk.build-boot/jdk/objs/libnpt/utf_md.o: 関数 `utfTerminate' 内: /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/src/solaris/npt/utf_md.c:83: `libiconv_close' に対する定義されていない参照です /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/src/solaris/npt/utf_md.c:86: `libiconv_close' に対する定義されていない参照です lib/CoreLibraries.gmk:507: recipe for target '/usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk.build-boot/jdk/lib/amd64/libnpt.so' failed collect2: error: ld returned 1 exit status gmake[3]: *** [/usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk.build-boot/jdk/lib/amd64/libnpt.so] Error 1 gmake[3]: *** Waiting for unfinished jobs.... gmake[3]: Leaving directory '/usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/make' BuildJdk.gmk:70: recipe for target 'libs-only' failed gmake[2]: *** [libs-only] Error 2 gmake[2]: Leaving directory '/usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/make' /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot//make/Main.gmk:115: recipe for target 'jdk-only' failed gmake[1]: *** [jdk-only] Error 2 gmake[1]: Leaving directory '/usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk.build-boot' Makefile:2413: recipe for target 'stamps/icedtea-boot.stamp' failed make: *** [stamps/icedtea-boot.stamp] Error 2 エラー: /var/tmp/rpm-tmp.U7UUNY の不正な終了ステータス (%build) と、libiconv.so.2 絡みのエラーが出ているように思われるのですが?
(configureするタイプのものだともうちょっと凝る必要があります) う〜む、.....
具体的に、どんなソフトウエアでしょうか?
例えば、v4l-utils といったものです.
オープンソースのものであれば、もしかしたらbuild.opensuse.org とかで、誰かがパッケージ化してくれていたりしないでしょうか?
確かに、パッケージ化されていますが、少々古く、最先端の vlc ffmpeg, mplayer を追い掛けている者としては、物足りなく思っています. --- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「先端技術の開発は、優れた頭脳を持つ人間が集中しないと成功しない。 しかし、技術開発と、それが何をもたらすかを考えることは別だ。 一人の人間に二つは望めない。」 -- M. Crichton -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
野宮です. In the Message; Subject : Re: [opensuse-ja] openSUSE由来の libiconv.so.2 に就いて Message-ID : <8760uk3rzh.wl-nomiya@galaxy.dti.ne.jp> Date & Time: Thu, 12 May 2016 11:55:14 +0900 [MN] == 野宮 賢 / NOMIYA Masaru <nomiya@galaxy.dti.ne.jp> has written: [...] MN>>>> (configureするタイプのものだともうちょっと凝る必要があります) MN>>> う〜む、..... MN>> 具体的に、どんなソフトウエアでしょうか? MN> 例えば、v4l-utils といったものです. MN>> オープンソースのものであれば、もしかしたらbuild.opensuse.org MN>> とかで、誰かがパッケージ化してくれていたりしないでしょうか? MN> 確かに、パッケージ化されていますが、少々古く、最先端の vlc ffmpeg, MN> mplayer を追い掛けている者としては、物足りなく思っています. ちょっと、解らなくなっています. 例えば、v4l-utils にせよ、libass にせよ、ちゃんと iconv で実行されてい ますが、やはり、libiconv.so.2 へリンクが張られています. これで良いのですが、小生がlibiconv-1.14.1 をインストールしていなかった ら、このリンクはどうなるのでしょうか? libiconv-1.14.1 をアンインストールしてビルド・テストしてみようとしまし たが.libiconv.so.2 への依存関係が余りにも多いので、止めました. --- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「私たちが今日直面している化学物質の危険性に関する疑問に対し、通常の 科学的な正確さをもって答えようとすれば、たぶんさらに数十年を要するで あろう。」 -- J. V. Rodricks -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
鎌田です。
やってみましたところ、
/usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk.build-boot/jdk/objs/libnpt/utf_md.o: 関数 `iconvConvert' 内: /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/src/solaris/npt/utf_md.c:121: `libiconv' に対する定義されていない参照で す /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk.build-boot/jdk/objs/libnpt/utf_md.o: 関数 `utfInitialize' 内: /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/src/solaris/npt/utf_md.c:65: `libiconv_open' に対する定義されていない参照で す /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/src/solaris/npt/utf_md.c:69: `libiconv_open' に対する定義されていない参照です ...
おそらくは、libiconvが入っている環境でconfigureを実行してしまったので、 libiconvのほうを優先して使うようになってしまっているのでは ないでしょうか。 このように、構築環境に依存してライブラリなどが決まってしまう問題を 防ぐ目的でも、 openSUSE Build Service を使うとよいでしょう。 openSUSE Build Service では、パッケージを構築する際にいちいち「素の状態 のopenSUSE」を作って、そこから構築に必要なパッケージをインストールして コンパイルしますので、再現性の問題を解決することができます。
具体的に、どんなソフトウエアでしょうか? 例えば、v4l-utils といったものです.
v4l-utilsであれば、 build.opensuse.org 内の devel:libraries:c_c++ プロジェクトとか、 vdr とかのプロジェクトに ほぼ最新のものがありますよ。
確かに、パッケージ化されていますが、少々古く、最先端の vlc ffmpeg, mplayer を追い掛けている者としては、物足りなく思っています.
vlc, ffmpeg, mplayerとかであれば、openSUSEの半公式でもある packmanリポジトリ (YaST -> ソフトウエア -> ソフトウエアリポジトリを 開いて、 "追加" -> "コミュニティリポジトリ" から追加することができます) にあります。 現時点では、 vlc: 2.2.3-1.1, ffmpeg: 3.0.2-79.1, mplayer: 1.2.r37548-5.2 なので、mplayer (最新は1.3.0) 以外は最新になっています。 以上です。 On Thu, 12 May 2016 12:11:43 +0900 野宮 賢 / NOMIYA Masaru <nomiya@galaxy.dti.ne.jp> wrote:
野宮です.
In the Message;
Subject : Re: [opensuse-ja] openSUSE由来の libiconv.so.2 に就いて Message-ID : <8760uk3rzh.wl-nomiya@galaxy.dti.ne.jp> Date & Time: Thu, 12 May 2016 11:55:14 +0900
[MN] == 野宮 賢 / NOMIYA Masaru <nomiya@galaxy.dti.ne.jp> has written:
[...] MN>>>> (configureするタイプのものだともうちょっと凝る必要があります) MN>>> う〜む、.....
MN>> 具体的に、どんなソフトウエアでしょうか?
MN> 例えば、v4l-utils といったものです.
MN>> オープンソースのものであれば、もしかしたらbuild.opensuse.org MN>> とかで、誰かがパッケージ化してくれていたりしないでしょうか?
MN> 確かに、パッケージ化されていますが、少々古く、最先端の vlc ffmpeg, MN> mplayer を追い掛けている者としては、物足りなく思っています.
ちょっと、解らなくなっています. 例えば、v4l-utils にせよ、libass にせよ、ちゃんと iconv で実行されてい ますが、やはり、libiconv.so.2 へリンクが張られています. これで良いのですが、小生がlibiconv-1.14.1 をインストールしていなかった ら、このリンクはどうなるのでしょうか? libiconv-1.14.1 をアンインストールしてビルド・テストしてみようとしまし たが.libiconv.so.2 への依存関係が余りにも多いので、止めました.
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野宮です. In the Message; Subject : Re: [opensuse-ja] Re: openSUSE由来の libiconv.so.2 に就いて Message-ID : <20160512202614.8580a6d216ed3be11b7925e8@belbel.or.jp> Date & Time: Thu, 12 May 2016 20:26:14 +0900 Yasuhiko Kamata <belphegor@belbel.or.jp> has written:
鎌田です。
やってみましたところ、
/usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk.build-boot/jdk/objs/libnpt/utf_md.o: 関数 `iconvConvert' 内: /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/src/solaris/npt/utf_md.c:121: `libiconv' に対する定義されていない参照で す /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk.build-boot/jdk/objs/libnpt/utf_md.o: 関数 `utfInitialize' 内: /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/src/solaris/npt/utf_md.c:65: `libiconv_open' に対する定義されていない参照で す /usr/src/packages/BUILD/icedtea-3.0.1/openjdk-boot/jdk/src/solaris/npt/utf_md.c:69: `libiconv_open' に対する定義されていない参照です ...
おそらくは、libiconvが入っている環境でconfigureを実行してしまったので、 libiconvのほうを優先して使うようになってしまっているのでは ないでしょうか。
そうでした.libiconv をアンインストール後やりますと、うまく行きました. それでは、libiconv をアンインストールした状態で挑戦しようとしましたが、 そうは問屋が卸しませんでした.
このように、構築環境に依存してライブラリなどが決まってしまう問題を 防ぐ目的でも、 openSUSE Build Service を使うとよいでしょう。
openSUSE Build Service では、パッケージを構築する際にいちいち「素の状態 のopenSUSE」を作って、そこから構築に必要なパッケージをインストールして コンパイルしますので、再現性の問題を解決することができます。
成るほど. ただ、configure のパラメータに気に入らないものがあったりします.
具体的に、どんなソフトウエアでしょうか? 例えば、v4l-utils といったものです.
v4l-utilsであれば、 build.opensuse.org 内の devel:libraries:c_c++ プロジェクトとか、 vdr とかのプロジェクトに ほぼ最新のものがありますよ。
確かに、ほぼ最新ですね.git の最先端を追っ掛けるというのも......
確かに、パッケージ化されていますが、少々古く、最先端の vlc ffmpeg, mplayer を追い掛けている者としては、物足りなく思っています.
vlc, ffmpeg, mplayerとかであれば、openSUSEの半公式でもある packmanリポジトリ (YaST -> ソフトウエア -> ソフトウエアリポジトリを 開いて、 "追加" -> "コミュニティリポジトリ" から追加することができます) にあります。
現時点では、 vlc: 2.2.3-1.1, ffmpeg: 3.0.2-79.1, mplayer: 1.2.r37548-5.2 なので、mplayer (最新は1.3.0) 以外は最新になっています。
いえ、ffmpeg は、2.8.7 のものでないと、vlc-2.2.3 がインストールで文句 を言います. お陰様で、ディストロを使う場合の要点が解ったような気がします. が、それでも乗り換えるとしたら、13.1かな?、とも思ったりしています. --- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「私たちが今日直面している化学物質の危険性に関する疑問に対し、通常の 科学的な正確さをもって答えようとすれば、たぶんさらに数十年を要するで あろう。」 -- J. V. Rodricks -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
鎌田です。 On Sun, 15 May 2016 19:17:26 +0900 野宮 賢 / NOMIYA Masaru <nomiya@galaxy.dti.ne.jp> wrote:
このように、構築環境に依存してライブラリなどが決まってしまう問題を 防ぐ目的でも、 openSUSE Build Service を使うとよいでしょう。
openSUSE Build Service では、パッケージを構築する際にいちいち「素の 状態のopenSUSE」を作って、そこから構築に必要なパッケージをインストー ルしてコンパイルしますので、再現性の問題を解決することができます。
成るほど. ただ、configure のパラメータに気に入らないものがあったりします.
私もやっていますが、openSUSE Build Serviceの自分用のプロジェクト (ホームプロジェクト)内に構築環境一式をコピーして、そこから必要な箇所を 変更すると良いですよ。 構築環境一式のコピーは、コマンドラインの場合は "osc copypac" で、 Web GUIの場合はコピー元のパッケージを開いて "Submit package" でできます。 Build Service 側でパッケージの構築までができたら、あとは Web GUIの場合は "Download package" のリンクをたどることでインストール することができます。インストールの際、リポジトリを追加しておくと、 今後のバージョンアップの際もzypper upでできるようになるので、便利です。 -- Yasuhiko Kamata E-mail: belphegor@belbel.or.jp -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
野宮です. In the Message; Subject : Re: [opensuse-ja] Re: openSUSE由来の libiconv.so.2 に就いて Message-ID : <20160517133621.e34e9094d978e92aab387e4c@belbel.or.jp> Date & Time: Tue, 17 May 2016 13:36:21 +0900 Yasuhiko Kamata <belphegor@belbel.or.jp> has written:
鎌田です。
On Sun, 15 May 2016 19:17:26 +0900 野宮 賢 / NOMIYA Masaru <nomiya@galaxy.dti.ne.jp> wrote:
このように、構築環境に依存してライブラリなどが決まってしまう問題を 防ぐ目的でも、 openSUSE Build Service を使うとよいでしょう。
openSUSE Build Service では、パッケージを構築する際にいちいち「素の 状態のopenSUSE」を作って、そこから構築に必要なパッケージをインストー ルしてコンパイルしますので、再現性の問題を解決することができます。
成るほど. ただ、configure のパラメータに気に入らないものがあったりします.
私もやっていますが、openSUSE Build Serviceの自分用のプロジェクト (ホームプロジェクト)内に構築環境一式をコピーして、そこから必要な箇所を 変更すると良いですよ。
構築環境一式のコピーは、コマンドラインの場合は "osc copypac" で、 Web GUIの場合はコピー元のパッケージを開いて "Submit package" でできます。
Build Service 側でパッケージの構築までができたら、あとは Web GUIの場合は "Download package" のリンクをたどることでインストール することができます。インストールの際、リポジトリを追加しておくと、 今後のバージョンアップの際もzypper upでできるようになるので、便利です。
お陰様で、よく解りました. やる前に、12.3 からの脱皮が課題ですね. 13.1 が良さげに思えるのですが、これですと短命ですし..... --- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「eメールや携帯電話に縛られた社会は、自分自身と向き合ったり、 空想にふけったりする自由を奪う。」 -- M. Crichton -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
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