こんにちは、SUSE Linuxを初めてインストールして使用しはじめました。 今迄RedHat系を使用してきたのですが、ちょっと興味があってインストール してみました。 今回使用していて、ちょっとSUSEの流儀というか不明な点があります。 今迄、RedHat系を使用していた際は、chkconfig --del package名 として chkconfigのリストから削除していましたが、SUSEではコマンドが異なるようで 削除が出来ません。 リストから削除する事が出来ず、気持ち悪い感じがしております。 SUSEの流儀として必要無いサービスは、パッケージ自体の削除を行うのが 基本なのでしょうか? 例えば、「nfs」「nfsboot」が現在chkconfigのリストに挙がっているので これを削除したい場合、/etc/rc.d/nfsは「aaa_base」、/etc/rc.d/nfsbootは 「util-linux」によってインストールされています。 util-linuxパッケージはlinuxの基本コマンドを含んでいますので、これを削除する 訳にはいきません。 そういった場合、パッケージを削除するのでは無くて今は使用しないが、後々使用 するから、一時的にchkconfigのリストから外しておいて、必要になったら chkconfig --addでリストに追加する。という使用方法を行っていたので 少し戸惑っています。 insservというコマンドも見つけましたが、rc*.dへのシンボリックリンクの追加・削 除 しか行わないようです。 パッケージ自体を削除するか、/etc/init.d以下を移動するしかないのでしょうか? それはそれで、パッケージ管理を行う前に戻す手間が掛かりますので、良い手とも 思えません。 それと別件ですが、SUSEではrpmでのパッケージ管理と、Yastでのパッケージ管理が 可能ですが、例えば不必要なパッケージを削除したり、独自に他から取ってきた パッケージをインストールしたりする場合、どちらで処理するのがSUSE流でしょう か? 非力なマシンなので、rpmコマンドで問題無いのであれば、さくさく動作して嬉しい のですが。 SUSEのルールが良く判らなくて、ウロウロしている者にご教授頂ければと思います。 よろしくお願い致します。
火曜日 26 7月 2005 10:40、Rc u さんは書きました:
こんにちは、SUSE Linuxを初めてインストールして使用しはじめました。 今迄RedHat系を使用してきたのですが、ちょっと興味があってインストール してみました。 今回使用していて、ちょっとSUSEの流儀というか不明な点があります。
今迄、RedHat系を使用していた際は、chkconfig --del package名 として chkconfigのリストから削除していましたが、SUSEではコマンドが異なるようで 削除が出来ません。
リストから削除する事が出来ず、気持ち悪い感じがしております。 SUSEの流儀として必要無いサービスは、パッケージ自体の削除を行うのが 基本なのでしょうか?
私の場合、chkconfig xxxx offだけですね。 リストから消しちゃうと「あれって何てサービスだったっけ?」状態になりかねないので。 カラー表示可能な状態で実行すればonの所だけ色変えて表示してくれますし。 どうしても"on"のだけ表示させたいときは完全ではありませんが"|grep on"つけ ますけども。 まあawkなりテキスト処理プログラム使えば2番目のフィールド以降で":on"で フィルタリングするだけだと思いますがそこまでする必要が無かったりするので....。
そういった場合、パッケージを削除するのでは無くて今は使用しないが、後々使用 するから、一時的にchkconfigのリストから外しておいて、必要になったら chkconfig --addでリストに追加する。という使用方法を行っていたので 少し戸惑っています。
insservというコマンドも見つけましたが、rc*.dへのシンボリックリンクの追加・削 除 しか行わないようです。
パッケージ自体を削除するか、/etc/init.d以下を移動するしかないのでしょうか? それはそれで、パッケージ管理を行う前に戻す手間が掛かりますので、良い手とも 思えません。
あえてそこまでやる必要ってあるんでしょうか....。
それと別件ですが、SUSEではrpmでのパッケージ管理と、Yastでのパッケージ管理が 可能ですが、例えば不必要なパッケージを削除したり、独自に他から取ってきた パッケージをインストールしたりする場合、どちらで処理するのがSUSE流でしょう か? 非力なマシンなので、rpmコマンドで問題無いのであれば、さくさく動作して嬉しい のですが。
誤解してる様ですけども、YaSTもrpmでも扱うパッケージは一緒だしやってることも結局 一緒なんですけど? 両方をTPOに応じて使い分けするのがよろしいかと思いますが。 YaST使える様になってる環境(supplementaryなKDE3.4.1とか)ならYaSTを使えばか なり簡単にパッケージを入れる事ができますから。 同じ事をrpmコマンド単体でやってみるとどういう事か判ると思います。 独自に取ってきたパッケージというのがどういう状態のものを指すのか今一つ判りません けど、Redhat、Fedora用とか他のディストリ用のバイナリrpmパッケージとかを指すので あればそれは止めておいた方がいいと思います。 ライブラリ関係等で苦しむ可能性大きいです。 src.rpmからビルドし直してバイナリrpmパッケージ入れたりするのであればまだましでしょ うけど。 -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
松本です。今井さんがまとめてくれているんで、ちょっとだけ捕捉を。 Masaru Imai wrote:
火曜日 26 7月 2005 10:40、Rc u さんは書きました:
こんにちは、SUSE Linuxを初めてインストールして使用しはじめました。 今迄RedHat系を使用してきたのですが、ちょっと興味があってインストール してみました。 今回使用していて、ちょっとSUSEの流儀というか不明な点があります。
今迄、RedHat系を使用していた際は、chkconfig --del package名 として chkconfigのリストから削除していましたが、SUSEではコマンドが異なるようで 削除が出来ません。
リストから削除する事が出来ず、気持ち悪い感じがしております。 SUSEの流儀として必要無いサービスは、パッケージ自体の削除を行うのが 基本なのでしょうか?
私の場合、chkconfig xxxx offだけですね。 リストから消しちゃうと「あれって何てサービスだったっけ?」状態になりかねないので。 カラー表示可能な状態で実行すればonの所だけ色変えて表示してくれますし。
SUSEの流儀(?)ということになると、YaSTのランレベルエディタでしょうか。 まぁ、そのためだけにYaST起動させるのもめんどくさいんで、私も # chkconfig SERVICE_NAME off # chkconfig SERVICE_NAME on で済ませてしまいますけど…。 ちなみに、起動しているサービスを止める時、Red Hat系だと # service SERVICE_NAME stop とできますが、SUSEの場合は # rcSERVICE_NAME stop という感じになりますね。 (例:# rcxinetd stop)
それと別件ですが、SUSEではrpmでのパッケージ管理と、Yastでのパッケージ管理が 可能ですが、例えば不必要なパッケージを削除したり、独自に他から取ってきた パッケージをインストールしたりする場合、どちらで処理するのがSUSE流でしょう か? 非力なマシンなので、rpmコマンドで問題無いのであれば、さくさく動作して嬉しい のですが。
誤解してる様ですけども、YaSTもrpmでも扱うパッケージは一緒だしやってることも結局 一緒なんですけど? 両方をTPOに応じて使い分けするのがよろしいかと思いますが。 YaST使える様になってる環境(supplementaryなKDE3.4.1とか)ならYaSTを使えばか なり簡単にパッケージを入れる事ができますから。 同じ事をrpmコマンド単体でやってみるとどういう事か判ると思います。
独自に取ってきたパッケージというのがどういう状態のものを指すのか今一つ判りません けど、Redhat、Fedora用とか他のディストリ用のバイナリrpmパッケージとかを指すので あればそれは止めておいた方がいいと思います。 ライブラリ関係等で苦しむ可能性大きいです。 src.rpmからビルドし直してバイナリrpmパッケージ入れたりするのであればまだましでしょ うけど。
どうしてもSUSE用のパッケージが見つからず、src.rpmもない場合、自分でspec ファイル作るのがめんどくさいんで、checkinstallで入れちゃったりしていま す。まぁ、これでも一応RPM管理下に入ってはくれるかと…。 -- □●□ _/_/_/ To be Happy! _/_/_/ □□● _/_/ Satoru Matsumoto _/_/ ●●● _/ helios_reds@gmx.net _/
M. Takeyamaです。
#今井さんのに、レス。
On Tue, 26 Jul 2005 20:16:25 +0900
Masaru Imai
火曜日 26 7月 2005 10:40、Rc u さんは書きました:
こんにちは、SUSE Linuxを初めてインストールして使用しはじめました。 今迄RedHat系を使用してきたのですが、ちょっと興味があってインストール してみました。 今回使用していて、ちょっとSUSEの流儀というか不明な点があります。
今迄、RedHat系を使用していた際は、chkconfig --del package名 として chkconfigのリストから削除していましたが、SUSEではコマンドが異なるようで 削除が出来ません。
リストから削除する事が出来ず、気持ち悪い感じがしております。 SUSEの流儀として必要無いサービスは、パッケージ自体の削除を行うのが 基本なのでしょうか?
私の場合、chkconfig xxxx offだけですね。 リストから消しちゃうと「あれって何てサービスだったっけ?」状態になりかねないので。 カラー表示可能な状態で実行すればonの所だけ色変えて表示してくれますし。
どうしても"on"のだけ表示させたいときは完全ではありませんが"|grep on"つけ ますけども。 まあawkなりテキスト処理プログラム使えば2番目のフィールド以降で":on"で フィルタリングするだけだと思いますがそこまでする必要が無かったりするので....。
SUSE(9.3で確認しました)動作の方がスマートなような気がします。 <Redhat系(CentOS 3系)の結果> chkconfig --del package名 を実行しても、/etc/rc.d/init.d/package名 は残っていますね。 /etc/rc.d/rc0.d/ から /etc/rc.d/rc6.d/ のシンボリック リンクは消されます。 #SUSE でも動作的には、同じ。 違いは、chkconfig --list package名 を実行したときの結果ですね。 ---(SUSE)--- package名 0:off 1:off 2:off 3:off 4:off 5:off 6:off ---------------- ---(Redhat系(Redhatのクローンのディストロの1つのCentOS 3系))--- service package名 supports chkconfig, but is not referenced in any runlevel (run'chkconfig --add package名') ---------------- 結論的には、本当に package名を削除する場合だと起動スクリプト などの依存関係もあるので、”chkconfig --list package名”の結果 が全部 off になる方が良いと思います。==> SUSEのように。 実際には、スクリプトの実体(/etc/rc.d/init.d/package名)も残って いるますし。(動作的には、どっちも同じなのでは?) #起動スクリプトで、依存関係無い時は別にいいですけどね... (redhat系) /etc/rc.d/init.d/package名 のフィイルがあり、 /etc/rc.d/rc0.d/ から /etc/rc.d/rc6.d/ へのシンボリック Kxxpackage名が無いとリストにあがってこない。 (SUSE) /etc/rc.d/init.d/package名 のフィイルがあり /etc/rc.d/rc0.d/ から /etc/rc.d/rc6.d/ へのシンボリック Kxxpackage名が無いけど、全て off でリストにあがってくる。 SUSEの流儀とかRedhatの流儀とかというよりは、 Linux Standard Base Specification(LSB Common)のSystem Initializationのインプリの違い (chkconfigの実装のディストロの解釈の違いなのでは) SUSEの方がスマートだし、coolだと思います。 #ここらあたりLSBに細かく既定されているかとも思ったのですが、 #探し出せませんでした。 #(深く読み込まないと多少、解釈の違がでるかも。(実装時に)) 「気持ち悪い感じ」==「良くわかっていないから(chkconfig)」 ということなら、”SUSEに慣れてください”ということになると思います。 くどいようですけど。実際の動作(サービスの停止/起動)は同じ 結果になると思いますから。 #ちなみに、私が、chkconfigコマンドを知ったのは IRIX(5.x)というOS #でのことです。(SUSEとIRIXとでは、表示がかなり違いますね) #そのうち、Redhat系のchkconfigも SUSEと同じような結果出力する #ようになるかも。 --- M. Takeyama __________________________________ Save the earth http://pr.mail.yahoo.co.jp/ondanka/
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