[opensuse-ja] 42.2 Beta 3 日本語ロケールで Plasma 5 の初回ログイン時に固まる
武山です スレッドを分けました Beta 3 ですが、Plasma 5 に初回ログイン時(自動ログイン時は未確認)に 壁紙が一瞬出た後、Plasmashell が表示されません。 パネル、デスクトップアイコンは出ない状況です。 Alt+F2 でランチャーは出てくるので、plasmashell のプロセスがおかしいようです。 プロセス自体は生きているようですが、Alt+F2 から plasmashell を起動すると、 2つめの plasmashell が起動して、パネル等が表示されるようになります。 一度ログアウトし、再度ログインすると大丈夫なので、初回起動時のセットアップ に問題があるのではないかと思います。 また、en_US でインストールしたときは再現しません。 何が原因かを切り分けていますが、時間がかかりそうなので、 ご協力頂けると助かります。 -- Fuminobu TAKEYAMA -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
補足情報です https://bugzilla.opensuse.org/show_bug.cgi?id=1004093 これらのファイルの生成過程に何かあるようです - ~/.config/plasma-org.kde.plasma.desktop-appletsrc - ~/.config/plasmashellrc JavaScript インタプリタ内で abort しているので、どこかもすぐに分からず #0 0x00007ffff16128d7 in raise () from /lib64/libc.so.6 #1 0x00007ffff1613caa in abort () from /lib64/libc.so.6 #2 0x00007ffff1d9f37e in QMessageLogger::fatal(char const*, ...) const () from /usr/lib64/libQt5Core.so.5 #3 0x00007ffff470aa50 in KPluginInfo::pluginName() const () from /usr/lib64/libKF5Service.so.5 #4 0x0000000000470b73 in ?? () #5 0x000000000047270d in ?? () #6 0x000000000047461b in ?? () #7 0x00007ffff1f8241e in QMetaProperty::read(QObject const*) const () from /usr/lib64/libQt5Core.so.5 #8 0x00007ffff76dbf4d in QScript::QtPropertyFunction::execute (this=this@entry=0x7fff48005f00, exec=exec@entry=0x7fff484ed048, thisValue=..., thisValue@entry=..., args=...) at bridge/qscriptqobject.cpp:1102 #9 0x00007ffff76dbfc9 in QScript::QtPropertyFunction::call (exec=0x7fff484ed048, callee=0x7fff48005f00, thisValue=..., args=...) at bridge/qscriptqobject.cpp:1067 ftrace だと open("/usr/share/plasma/shells/org.kde.plasma.desktop/contents/updates/obsolete_kickoffrc.js", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 14 が最後のスクリプトで open("/etc/xdg/kickoffrc", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 15 fcntl(15, F_SETFD, FD_CLOEXEC) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 read(15, "[Branding]\nHomepage=http://www.o"..., 16384) = 469 read(15, "", 15915) = 0 close(15) = 0 write(2, "Accessed invalid KPluginInfo obj"..., 36Accessed invalid KPluginInfo object ) = 36 うーん On 2016/10/11 21:47, Fuminobu TAKEYAMA wrote:
武山です
スレッドを分けました
Beta 3 ですが、Plasma 5 に初回ログイン時(自動ログイン時は未確認)に 壁紙が一瞬出た後、Plasmashell が表示されません。
パネル、デスクトップアイコンは出ない状況です。
Alt+F2 でランチャーは出てくるので、plasmashell のプロセスがおかしいようです。 プロセス自体は生きているようですが、Alt+F2 から plasmashell を起動すると、 2つめの plasmashell が起動して、パネル等が表示されるようになります。
一度ログアウトし、再度ログインすると大丈夫なので、初回起動時のセットアップ に問題があるのではないかと思います。
また、en_US でインストールしたときは再現しません。
何が原因かを切り分けていますが、時間がかかりそうなので、 ご協力頂けると助かります。
-- Fuminobu TAKEYAMA
-- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
鎌田@翻訳人です。 ログを採取できたので、bugzillaのほうに上げておきました。 メッセージとログからすると、不正ポインタアクセスのような症状です。 以上です。 On Wed, 12 Oct 2016 00:55:10 +0900 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> wrote:
補足情報です
https://bugzilla.opensuse.org/show_bug.cgi?id=1004093
これらのファイルの生成過程に何かあるようです - ~/.config/plasma-org.kde.plasma.desktop-appletsrc - ~/.config/plasmashellrc
JavaScript インタプリタ内で abort しているので、どこかもすぐに分からず
#0 0x00007ffff16128d7 in raise () from /lib64/libc.so.6 #1 0x00007ffff1613caa in abort () from /lib64/libc.so.6 #2 0x00007ffff1d9f37e in QMessageLogger::fatal(char const*, ...) #const () from /usr/lib64/libQt5Core.so.5 #3 0x00007ffff470aa50 in KPluginInfo::pluginName() const () #from /usr/lib64/libKF5Service.so.5 4 0x0000000000470b73 in ?? () #5 0x000000000047270d in ?? () #6 0x000000000047461b in ?? () #7 0x00007ffff1f8241e in QMetaProperty::read(QObject const*) const #() from /usr/lib64/libQt5Core.so.5 8 0x00007ffff76dbf4d in #QScript::QtPropertyFunction::execute (this=this@entry=0x7fff48005f00, exec=exec@entry=0x7fff484ed048, thisValue=..., thisValue@entry=..., args=...) at bridge/qscriptqobject.cpp:1102 #9 0x00007ffff76dbfc9 in QScript::QtPropertyFunction::call #(exec=0x7fff484ed048, callee=0x7fff48005f00, thisValue=..., args=...) at bridge/qscriptqobject.cpp:1067
ftrace だと open ("/usr/share/plasma/shells/org.kde.plasma.desktop/contents/updates/obsolete_kickoffrc.js", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 14
が最後のスクリプトで
open("/etc/xdg/kickoffrc", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 15 fcntl(15, F_SETFD, FD_CLOEXEC) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 read(15, "[Branding]\nHomepage=http://www.o"..., 16384) = 469 read(15, "", 15915) = 0 close(15) = 0 write(2, "Accessed invalid KPluginInfo obj"..., 36Accessed invalid KPluginInfo object ) = 36
うーん
On 2016/10/11 21:47, Fuminobu TAKEYAMA wrote:
武山です
スレッドを分けました
Beta 3 ですが、Plasma 5 に初回ログイン時(自動ログイン時は未確認)に 壁紙が一瞬出た後、Plasmashell が表示されません。
パネル、デスクトップアイコンは出ない状況です。
Alt+F2 でランチャーは出てくるので、plasmashell のプロセスがおかしい ようです。プロセス自体は生きているようですが、Alt+F2 から plasmashell を起動すると、 2つめの plasmashell が起動して、パネル等 が表示されるようになります。
一度ログアウトし、再度ログインすると大丈夫なので、初回起動時のセット アップに問題があるのではないかと思います。
また、en_US でインストールしたときは再現しません。
何が原因かを切り分けていますが、時間がかかりそうなので、 ご協力頂けると助かります。
-- Fuminobu TAKEYAMA
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-- Yasuhiko Kamata E-mail: belphegor@belbel.or.jp -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
武山です 結局何が原因か分かりました。 5.8 から kimpanel が必須のウィジェットに変わりました。 しかし、openSUSE のパッケージは、以前の武山のバグ報告により、 kimpanel を他のアドオンとは分離してパッケージングするポリシーを採っており、 kimpanel が plasma-addons から plasma-desktop に移行した後も kimpanel を分離したままに したようです。 なんで、分離したかというと、plasma が libibus に依存してしまうのを避けたかったのですが、 今となっては Qt が libibus に依存しているので、分ける意味はないと感じています。 On 2016/10/12 20:09, Yasuhiko Kamata wrote:
鎌田@翻訳人です。
ログを採取できたので、bugzillaのほうに上げておきました。 メッセージとログからすると、不正ポインタアクセスのような症状です。
以上です。
On Wed, 12 Oct 2016 00:55:10 +0900 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> wrote:
補足情報です
https://bugzilla.opensuse.org/show_bug.cgi?id=1004093
これらのファイルの生成過程に何かあるようです - ~/.config/plasma-org.kde.plasma.desktop-appletsrc - ~/.config/plasmashellrc
JavaScript インタプリタ内で abort しているので、どこかもすぐに分からず
#0 0x00007ffff16128d7 in raise () from /lib64/libc.so.6 #1 0x00007ffff1613caa in abort () from /lib64/libc.so.6 #2 0x00007ffff1d9f37e in QMessageLogger::fatal(char const*, ...) #const () from /usr/lib64/libQt5Core.so.5 #3 0x00007ffff470aa50 in KPluginInfo::pluginName() const () #from /usr/lib64/libKF5Service.so.5 4 0x0000000000470b73 in ?? () #5 0x000000000047270d in ?? () #6 0x000000000047461b in ?? () #7 0x00007ffff1f8241e in QMetaProperty::read(QObject const*) const #() from /usr/lib64/libQt5Core.so.5 8 0x00007ffff76dbf4d in #QScript::QtPropertyFunction::execute (this=this@entry=0x7fff48005f00, exec=exec@entry=0x7fff484ed048, thisValue=..., thisValue@entry=..., args=...) at bridge/qscriptqobject.cpp:1102 #9 0x00007ffff76dbfc9 in QScript::QtPropertyFunction::call #(exec=0x7fff484ed048, callee=0x7fff48005f00, thisValue=..., args=...) at bridge/qscriptqobject.cpp:1067
ftrace だと open ("/usr/share/plasma/shells/org.kde.plasma.desktop/contents/updates/obsolete_kickoffrc.js", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 14
が最後のスクリプトで
open("/etc/xdg/kickoffrc", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 15 fcntl(15, F_SETFD, FD_CLOEXEC) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 read(15, "[Branding]\nHomepage=http://www.o"..., 16384) = 469 read(15, "", 15915) = 0 close(15) = 0 write(2, "Accessed invalid KPluginInfo obj"..., 36Accessed invalid KPluginInfo object ) = 36
うーん
On 2016/10/11 21:47, Fuminobu TAKEYAMA wrote:
武山です
スレッドを分けました
Beta 3 ですが、Plasma 5 に初回ログイン時(自動ログイン時は未確認)に 壁紙が一瞬出た後、Plasmashell が表示されません。
パネル、デスクトップアイコンは出ない状況です。
Alt+F2 でランチャーは出てくるので、plasmashell のプロセスがおかしい ようです。プロセス自体は生きているようですが、Alt+F2 から plasmashell を起動すると、 2つめの plasmashell が起動して、パネル等 が表示されるようになります。
一度ログアウトし、再度ログインすると大丈夫なので、初回起動時のセット アップに問題があるのではないかと思います。
また、en_US でインストールしたときは再現しません。
何が原因かを切り分けていますが、時間がかかりそうなので、 ご協力頂けると助かります。
-- Fuminobu TAKEYAMA
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武山です もう少し捕捉しますと、 1. 初期化スクリプトで存在しない kimpanel をパネルに配置しようとする(特定のロケールの時のみ) 2. 壊れたウィジェットオブジェクトが配置される 3. 他の初期化関数が壊れたウィジェットオブジェクトにアクセス 4. クラッシュ 鎌田さんが観測したメモリエラーは 3 の時なのだと思います。 不具合は、結局3つあるようです。 1. openSUSE のパッケージング 2. 存在しないウィジェットを追加したときの plasmashell の例外ハンドリング 3. zh_TW ロケールで kimpanel が配置されない 鎌田さん、ありがとうございました。 さて、どう直すか。 1 を直して、2.は upstream に任せて、3. はパッチかもしれません。 前のメールで Qt5 が libibus に依存と書きましたが、 dbus を直接叩いているのか、依存していませんでした。 kimpanel のパッケージ分割をやめると、fcitx な環境でも依存関係が増えますが、 libibus くらいは良しとするのがよいかなと思います On 2016/10/12 22:09, Fuminobu TAKEYAMA wrote:
武山です
結局何が原因か分かりました。
5.8 から kimpanel が必須のウィジェットに変わりました。
しかし、openSUSE のパッケージは、以前の武山のバグ報告により、 kimpanel を他のアドオンとは分離してパッケージングするポリシーを採っており、 kimpanel が plasma-addons から plasma-desktop に移行した後も kimpanel を分離したままに したようです。
なんで、分離したかというと、plasma が libibus に依存してしまうのを避けたかったのですが、 今となっては Qt が libibus に依存しているので、分ける意味はないと感じています。
On 2016/10/12 20:09, Yasuhiko Kamata wrote:
鎌田@翻訳人です。
ログを採取できたので、bugzillaのほうに上げておきました。 メッセージとログからすると、不正ポインタアクセスのような症状です。
以上です。
On Wed, 12 Oct 2016 00:55:10 +0900 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> wrote:
補足情報です
https://bugzilla.opensuse.org/show_bug.cgi?id=1004093
これらのファイルの生成過程に何かあるようです - ~/.config/plasma-org.kde.plasma.desktop-appletsrc - ~/.config/plasmashellrc
JavaScript インタプリタ内で abort しているので、どこかもすぐに分からず
#0 0x00007ffff16128d7 in raise () from /lib64/libc.so.6 #1 0x00007ffff1613caa in abort () from /lib64/libc.so.6 #2 0x00007ffff1d9f37e in QMessageLogger::fatal(char const*, ...) #const () from /usr/lib64/libQt5Core.so.5 #3 0x00007ffff470aa50 in KPluginInfo::pluginName() const () #from /usr/lib64/libKF5Service.so.5 4 0x0000000000470b73 in ?? () #5 0x000000000047270d in ?? () #6 0x000000000047461b in ?? () #7 0x00007ffff1f8241e in QMetaProperty::read(QObject const*) const #() from /usr/lib64/libQt5Core.so.5 8 0x00007ffff76dbf4d in #QScript::QtPropertyFunction::execute (this=this@entry=0x7fff48005f00, exec=exec@entry=0x7fff484ed048, thisValue=..., thisValue@entry=..., args=...) at bridge/qscriptqobject.cpp:1102 #9 0x00007ffff76dbfc9 in QScript::QtPropertyFunction::call #(exec=0x7fff484ed048, callee=0x7fff48005f00, thisValue=..., args=...) at bridge/qscriptqobject.cpp:1067
ftrace だと open ("/usr/share/plasma/shells/org.kde.plasma.desktop/contents/updates/obsolete_kickoffrc.js", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 14
が最後のスクリプトで
open("/etc/xdg/kickoffrc", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 15 fcntl(15, F_SETFD, FD_CLOEXEC) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 read(15, "[Branding]\nHomepage=http://www.o"..., 16384) = 469 read(15, "", 15915) = 0 close(15) = 0 write(2, "Accessed invalid KPluginInfo obj"..., 36Accessed invalid KPluginInfo object ) = 36
うーん
On 2016/10/11 21:47, Fuminobu TAKEYAMA wrote:
武山です
スレッドを分けました
Beta 3 ですが、Plasma 5 に初回ログイン時(自動ログイン時は未確認)に 壁紙が一瞬出た後、Plasmashell が表示されません。
パネル、デスクトップアイコンは出ない状況です。
Alt+F2 でランチャーは出てくるので、plasmashell のプロセスがおかしい ようです。プロセス自体は生きているようですが、Alt+F2 から plasmashell を起動すると、 2つめの plasmashell が起動して、パネル等 が表示されるようになります。
一度ログアウトし、再度ログインすると大丈夫なので、初回起動時のセット アップに問題があるのではないかと思います。
また、en_US でインストールしたときは再現しません。
何が原因かを切り分けていますが、時間がかかりそうなので、 ご協力頂けると助かります。
-- Fuminobu TAKEYAMA
-- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
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鎌田@翻訳人です。 また正式にはアナウンスされていないようですが、42.2-RC1が出たようなので この問題を再テストしてみました。 どうやらパッケージ構成が元に戻った(?)ようで、 /usr/lib64/libexec/kimpanel-ibus-panel が plasma5-desktop に含まれる ようになり、下記の問題はとりあえず解消できているようです。 以上です。 On Wed, 12 Oct 2016 22:36:27 +0900 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> wrote:
武山です
もう少し捕捉しますと、
1. 初期化スクリプトで存在しない kimpanel をパネルに配置しようとする (特定のロケールの時のみ) 2. 壊れたウィジェットオブジェクトが配置される 3. 他の初期化関数が壊れたウィジェットオブジェクトにアクセス 4. クラッシュ
鎌田さんが観測したメモリエラーは 3 の時なのだと思います。
不具合は、結局3つあるようです。 1. openSUSE のパッケージング 2. 存在しないウィジェットを追加したときの plasmashell の例外ハンドリン グ 3. zh_TW ロケールで kimpanel が配置されない
鎌田さん、ありがとうございました。
さて、どう直すか。 1 を直して、2.は upstream に任せて、3. はパッチかもしれません。
前のメールで Qt5 が libibus に依存と書きましたが、 dbus を直接叩いているのか、依存していませんでした。
kimpanel のパッケージ分割をやめると、fcitx な環境でも依存関係が増えま すが、 libibus くらいは良しとするのがよいかなと思います
On 2016/10/12 22:09, Fuminobu TAKEYAMA wrote:
武山です
結局何が原因か分かりました。
5.8 から kimpanel が必須のウィジェットに変わりました。
しかし、openSUSE のパッケージは、以前の武山のバグ報告により、 kimpanel を他のアドオンとは分離してパッケージングするポリシーを採っ ており、 kimpanel が plasma-addons から plasma-desktop に移行した後 も kimpanel を分離したままにしたようです。
なんで、分離したかというと、plasma が libibus に依存してしまうのを避 けたかったのですが、今となっては Qt が libibus に依存しているので、 分ける意味はないと感じています。
On 2016/10/12 20:09, Yasuhiko Kamata wrote:
鎌田@翻訳人です。
ログを採取できたので、bugzillaのほうに上げておきました。 メッセージとログからすると、不正ポインタアクセスのような症状です。
以上です。
On Wed, 12 Oct 2016 00:55:10 +0900 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> wrote:
補足情報です
https://bugzilla.opensuse.org/show_bug.cgi?id=1004093
これらのファイルの生成過程に何かあるようです - ~/.config/plasma-org.kde.plasma.desktop-appletsrc - ~/.config/plasmashellrc
JavaScript インタプリタ内で abort しているので、どこかもすぐに分か らず
#0 0x00007ffff16128d7 in raise () from /lib64/libc.so.6 #1 0x00007ffff1613caa in abort () from /lib64/libc.so.6 #2 0x00007ffff1d9f37e in QMessageLogger::fatal(char const*, ...) #const () from /usr/lib64/libQt5Core.so.5 #3 0x00007ffff470aa50 in KPluginInfo::pluginName() const () #from /usr/lib64/libKF5Service.so.5 4 0x0000000000470b73 in ?? () #5 0x000000000047270d in ?? () #6 0x000000000047461b in ?? () #7 0x00007ffff1f8241e in QMetaProperty::read(QObject const*) #const () from /usr/lib64/libQt5Core.so.5 8 0x00007ffff76dbf4d in #QScript::QtPropertyFunction::execute #(this=this@entry=0x7fff48005f00, exec=exec@entry=0x7fff484ed048, thisValue=..., thisValue@entry=..., args=...) at bridge/qscriptqobject.cpp:1102 #9 0x00007ffff76dbfc9 in QScript::QtPropertyFunction::call #(exec=0x7fff484ed048, callee=0x7fff48005f00, thisValue=..., args=...) at bridge/qscriptqobject.cpp:1067
ftrace だと open ("/usr/share/plasma/shells/org.kde.plasma.desktop/contents/updates/obsolete_kickoffrc.js", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 14
が最後のスクリプトで
open("/etc/xdg/kickoffrc", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 15 fcntl(15, F_SETFD, FD_CLOEXEC) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 read(15, "[Branding]\nHomepage=http://www.o"..., 16384) = 469 read(15, "", 15915) = 0 close(15) = 0 write(2, "Accessed invalid KPluginInfo obj"..., 36Accessed invalid KPluginInfo object ) = 36
うーん
On 2016/10/11 21:47, Fuminobu TAKEYAMA wrote:
武山です
スレッドを分けました
Beta 3 ですが、Plasma 5 に初回ログイン時(自動ログイン時は未確 認)に壁紙が一瞬出た後、Plasmashell が表示されません。
パネル、デスクトップアイコンは出ない状況です。
Alt+F2 でランチャーは出てくるので、plasmashell のプロセスがおかし いようです。プロセス自体は生きているようですが、Alt+F2 から plasmashell を起動すると、 2つめの plasmashell が起動して、パネル 等が表示されるようになります。
一度ログアウトし、再度ログインすると大丈夫なので、初回起動時のセ ットアップに問題があるのではないかと思います。
また、en_US でインストールしたときは再現しません。
何が原因かを切り分けていますが、時間がかかりそうなので、 ご協力頂けると助かります。
-- Fuminobu TAKEYAMA
-- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
-- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
-- Yasuhiko Kamata E-mail: belphegor@belbel.or.jp -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
武山です RC1 出ましたね 初回起動の問題は解決しましたが、翻訳については KDE SC の次のアップデートを 待つことになりそうです。 SDDM は一足先に翻訳が適用されていました。 そろそろ普段の環境もアップデートしてみようかと思います。 On 2016/10/18 21:10, Yasuhiko Kamata wrote:
鎌田@翻訳人です。
また正式にはアナウンスされていないようですが、42.2-RC1が出たようなので この問題を再テストしてみました。
どうやらパッケージ構成が元に戻った(?)ようで、 /usr/lib64/libexec/kimpanel-ibus-panel が plasma5-desktop に含まれる ようになり、下記の問題はとりあえず解消できているようです。
以上です。
On Wed, 12 Oct 2016 22:36:27 +0900 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> wrote:
武山です
もう少し捕捉しますと、
1. 初期化スクリプトで存在しない kimpanel をパネルに配置しようとする (特定のロケールの時のみ) 2. 壊れたウィジェットオブジェクトが配置される 3. 他の初期化関数が壊れたウィジェットオブジェクトにアクセス 4. クラッシュ
鎌田さんが観測したメモリエラーは 3 の時なのだと思います。
不具合は、結局3つあるようです。 1. openSUSE のパッケージング 2. 存在しないウィジェットを追加したときの plasmashell の例外ハンドリン グ 3. zh_TW ロケールで kimpanel が配置されない
鎌田さん、ありがとうございました。
さて、どう直すか。 1 を直して、2.は upstream に任せて、3. はパッチかもしれません。
前のメールで Qt5 が libibus に依存と書きましたが、 dbus を直接叩いているのか、依存していませんでした。
kimpanel のパッケージ分割をやめると、fcitx な環境でも依存関係が増えま すが、 libibus くらいは良しとするのがよいかなと思います
On 2016/10/12 22:09, Fuminobu TAKEYAMA wrote:
武山です
結局何が原因か分かりました。
5.8 から kimpanel が必須のウィジェットに変わりました。
しかし、openSUSE のパッケージは、以前の武山のバグ報告により、 kimpanel を他のアドオンとは分離してパッケージングするポリシーを採っ ており、 kimpanel が plasma-addons から plasma-desktop に移行した後 も kimpanel を分離したままにしたようです。
なんで、分離したかというと、plasma が libibus に依存してしまうのを避 けたかったのですが、今となっては Qt が libibus に依存しているので、 分ける意味はないと感じています。
On 2016/10/12 20:09, Yasuhiko Kamata wrote:
鎌田@翻訳人です。
ログを採取できたので、bugzillaのほうに上げておきました。 メッセージとログからすると、不正ポインタアクセスのような症状です。
以上です。
On Wed, 12 Oct 2016 00:55:10 +0900 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> wrote:
補足情報です
https://bugzilla.opensuse.org/show_bug.cgi?id=1004093
これらのファイルの生成過程に何かあるようです - ~/.config/plasma-org.kde.plasma.desktop-appletsrc - ~/.config/plasmashellrc
JavaScript インタプリタ内で abort しているので、どこかもすぐに分か らず
#0 0x00007ffff16128d7 in raise () from /lib64/libc.so.6 #1 0x00007ffff1613caa in abort () from /lib64/libc.so.6 #2 0x00007ffff1d9f37e in QMessageLogger::fatal(char const*, ...) #const () from /usr/lib64/libQt5Core.so.5 #3 0x00007ffff470aa50 in KPluginInfo::pluginName() const () #from /usr/lib64/libKF5Service.so.5 4 0x0000000000470b73 in ?? () #5 0x000000000047270d in ?? () #6 0x000000000047461b in ?? () #7 0x00007ffff1f8241e in QMetaProperty::read(QObject const*) #const () from /usr/lib64/libQt5Core.so.5 8 0x00007ffff76dbf4d in #QScript::QtPropertyFunction::execute #(this=this@entry=0x7fff48005f00, exec=exec@entry=0x7fff484ed048, thisValue=..., thisValue@entry=..., args=...) at bridge/qscriptqobject.cpp:1102 #9 0x00007ffff76dbfc9 in QScript::QtPropertyFunction::call #(exec=0x7fff484ed048, callee=0x7fff48005f00, thisValue=..., args=...) at bridge/qscriptqobject.cpp:1067
ftrace だと open ("/usr/share/plasma/shells/org.kde.plasma.desktop/contents/updates/obsolete_kickoffrc.js", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 14
が最後のスクリプトで
open("/etc/xdg/kickoffrc", O_RDONLY|O_CLOEXEC) = 15 fcntl(15, F_SETFD, FD_CLOEXEC) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 fstat(15, {st_mode=S_IFREG|0644, st_size=469, ...}) = 0 read(15, "[Branding]\nHomepage=http://www.o"..., 16384) = 469 read(15, "", 15915) = 0 close(15) = 0 write(2, "Accessed invalid KPluginInfo obj"..., 36Accessed invalid KPluginInfo object ) = 36
うーん
On 2016/10/11 21:47, Fuminobu TAKEYAMA wrote:
武山です
スレッドを分けました
Beta 3 ですが、Plasma 5 に初回ログイン時(自動ログイン時は未確 認)に壁紙が一瞬出た後、Plasmashell が表示されません。
パネル、デスクトップアイコンは出ない状況です。
Alt+F2 でランチャーは出てくるので、plasmashell のプロセスがおかし いようです。プロセス自体は生きているようですが、Alt+F2 から plasmashell を起動すると、 2つめの plasmashell が起動して、パネル 等が表示されるようになります。
一度ログアウトし、再度ログインすると大丈夫なので、初回起動時のセ ットアップに問題があるのではないかと思います。
また、en_US でインストールしたときは再現しません。
何が原因かを切り分けていますが、時間がかかりそうなので、 ご協力頂けると助かります。
-- Fuminobu TAKEYAMA
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