
平野です。 いやはや。:(
SCO Group は、20日にニューヨークで開催された『LinuxWorld』見本市に合わせるかのように、法的な「衝撃と畏怖」となる新たな訴訟を起こした。SCO が20日に発表した声明によると、同社は今回、Novell を相手取って「権利誹毀」の裁判を起こし、「『Unix』『UnixWare』について、SCO の権利を侵害しようとする背信行為があった」と申し立てているという。
SCO Group は、20日にニューヨークで開催された『LinuxWorld』見本市に合わせるかのように、法的な「衝撃と畏怖」となる新たな訴訟を起こした。SCO が20日に発表した声明によると、同社は今回、Novell を相手取って「権利誹毀」の裁判を起こし、「『Unix』『UnixWare』について、SCO の権利を侵害しようとする背信行為があった」と申し立てているという。
「LinuxWorld の開催時期との関係はない」と SCO の広報担当者 Marc Modersitzki 氏は述べた。
20日にユタ州ソルトレークシティのユタ州裁判所に申請されたこの裁判では、著作権侵害と商取引妨害についての申し立てがあった。コードに関しては、SCO が著作権の対象になっていると考えている Unix 技術で Novell が不適切な著作権申請を行なった、というのが SCO の主張だ。SCO はさらに、Unix および UnixWare の所有権について、Novell が偽の声明を公表していると述べている。
SCO の声明によると、Novell が「顧客と見込み客に SCO との取引を取り止めにさせようとして偽の声明を出した」というのが事業活動に関する主張だ。さらに、「Novell は不誠実にも、SCO が著作権を行使できないように邪魔をしようとした」と主張している。
訴訟のねらいは、法廷で金額が決められる損害賠償金だ。また、違法に取得した著作権についても、すべて SCO に権利があると認めるように Novell に命令することを要求している。
Novell 側は、著作権侵害とは認識していない。
「まだ訴訟の内容を見ていないのでコメントはできない。しかしわが社としては、権利を守るために対抗することだけは確かだ」と広報担当者の Bruce Lowry 氏は語った。