松本です。
-------- Original Message -------- Subject: Re: [opensuse-ja] VAIO TYPE P on openSUSE 11.2 From: Masaru Imai mforce4@gmail.com To: Takahiko Nagao naaga@gb3.so-net.ne.jp Date: Thu Jan 07 2010 22:39:12 GMT+0900 (JST)
2010年1月6日17:30 Takahiko Nagao naaga@gb3.so-net.ne.jp:
1週間ほど使っていろいろソフトを入れたりして、突然起動中に、
BUG: scheduling while atomic: swapper/0/0x10000002
という文字が出るようになってしまったのですが・・・。 Kernelは、26.3.1.8-0.1-desktop i686 なのですが、何が原因なので しょう?
このメッセージは カーネル2.6.31.5-0.1-desktop(インストール時のカーネル)では出ませんが カーネルアップデートでインストールされる カーネル2.6.31.8-0.1-desktopのブート早初期段階で出るみたいですね。
-kernel list の方でも12月の半ばに報告が上がっているようです。
# http://lists.opensuse.org/opensuse-kernel/2009-12/msg00034.html # …から始まるスレッドを参照してください。
かいつまむと、kernel-desktop-2.6.31.6 以降に当てられているパッチに原因が あるみたいだ、というところまでは察しがついているようです。ところが、メン テナの Jeff Mahoney が「解決策を思いついたので試してみる」とポストしたと ころで、どうやらそのままクリスマス休暇に突入してしまい、修正されないまま kernel-desktop-2.6.31.8 が Updates に上がってしまったということみたいです。
# kernel-source-2.6.31.8-0.1.1 見てみると、patches.suse の中にある、問題 # となっている init-move-populate_rootfs-back-to-start_kernel とか # acpi-generic-initramfs-table-override-support とか、タイムスタンプが # 2009-12-09 なので、修正される前のものが入っているように見えます。…な # お、上記の「どうやらそのままクリスマス休暇に突入してしまい」部分につい # ては単なる私の想像です(笑)。
(Atom N330+ION、Turion PCのいずれの64bit環境でも出るので) 致命的ではない(ブートが止まるような事がない)事とスプラッシュ表示で 表面化する事が無かったので、今まで気づきませんでした。 (preload止めてたりするんで、その辺がもしかすると.....)
Jeff によれば「-default の方ばかり見てたので、-desktop のチェックが甘 かったかも」…「でも、このメッセージは単なるノイズなんで、そんなに気にし なくても大丈夫」(かなり意訳)とのこと。 # http://lists.opensuse.org/opensuse-kernel/2009-12/msg00063.html
この件についてもし興味があるようでしたら、是非 -kernel list を追いかけて みてください。 # 岩井さんなら詳細を把握していると思いますが…。