はとちゃん@小江戸らぐです。 素晴らしい! この情報は、印刷で悩んでいるCanonユーザにとって福音ですね。 たぶん僕のLBP3300についても、同じ現象なのでしょう。 僕のほうは動やってやるのか、相変わらず他の方々にすがるしか なさそうですが、光が見えました。ありがとうございます。 (2010/10/15 15:20), Motoharu Kubo wrote:
久保です。
11.3にアップデートしたらCanonインクジェットプリンタ(MP600やMP640)が使え なくなってしまったのですが、cupsのログレベルをdebugにしてメッセージを追 いかけたり、Googleで検索しまくった結果、gs 8.70のセキュリティ対策上の仕 様変更が原因らしいとわかりました。
https://bugzilla.novell.com/show_bug.cgi?id=633468
11.2の/usr/bin/gsはキヤノンのドライバが期待するとおりの出力を作ってくれ ていたのですが、11.3のgs 8.70はファイルの先頭に次のような警告を表示します。
*** Warning: GenericResourceDir doesn't point to a valid resource directory. the -sGenericResourceDir=... option can be used to set this.
これを消すには、/usr/bin/gsのコマンドラインオプションに
-sGenericResourceDir=/usr/share/ghostscript/8.70/Resource/
を追加するといいみたいです。-P-や-I./を追加してもいいようなことも見かけ たのですが、どうもうまく動かない。
そこで、キヤノンのドライバダウンロードサイトからソースファイルをダウン ロードしてきて、pstocanonijというフィルタプログラムを作り直したところ、 うまく動くようになりました。
--- pstocanonij.c.orig 2009-04-23 18:59:38.000000000 +0900 +++ pstocanonij.c 2010-10-15 15:08:31.412877359 +0900 @@ -868,7 +868,10 @@ strncat(gs_exec_buf, "/", 255 - strlen(gs_exec_buf)); strncat(gs_exec_buf, GS_BIN, 255 - strlen(gs_exec_buf)); snprintf(gs_cmd_buf, 1023, +/* "%s -r%d -g%dx%d -q -dNOPROMPT -dSAFER -sDEVICE=ppmraw -sOutputFile=- -| ", +*/ + "%s -r%d -g%dx%d -q -dNOPROMPT -dSAFER -sDEVICE=ppmraw -sGenericResourceDir=/usr/share/ghostscript/8.70/Resource/ -sOutputFile=- -| ", gs_exec_buf, reso, (int)(p_size->width * (float)reso / 72.0), (int)(p_size->length * (float)reso / 72.0));
本当は、バージョン番号が入ったパス名を埋め込むのはいやだったのですが、と りあえず急場しのぎということで。
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