2013年3月30日 16:45 1xx
2013年3月28日 20:24 Yasuhiko Kamata
: さて、先月より問題となっていたGTK版YaSTの問題ですが、Bug 786650の手順を 再現できましたので、さっそくデバッグして原因を突き止めました。
詳しくは https://bugzilla.novell.com/show_bug.cgi?id=786650 に書いてありますが、ツリービューを閉じるタイミングでシグナル(UI上、 何らかのイベントが発生した時、特定の関数を呼び出す仕組み)が発生してい て、そのシグナル内で既に解放されているデータを読み/書き込もうとしている ため、SIGSEGVが発生するようです。
既にBug 805731は再現しなくなってしまっているようですが、できれば仮想環境 等で再度再現できる環境を用意していただき、この問題かどうかを確かめていた だきたいと思うのですが、いかがでしょうか?
ちょっとテストしてみました。
ホストの環境
https://dl.dropbox.com/u/86335040/DxDiag17.txt
VirtualBox 4.2.10
ゲスト
1CPU, メモリ1 G byte, 3Dアクセラレーション有り
1) openSUSE-12.2-DVD-i586.iso をインストール
2) updateせずにSoftware Manager を起動、
"Cancel"を選んだ時にSEGVが発生することを確認。
3) 鎌田さんの yast2-gtk-2.22.6-3.1.i586.rpm を適用、問題が再現しないことを確認。
4) zypper in -f yast2-gtk で元の環境に戻す、問題が再発することを確認。
というわけで、鎌田さんのパッケージは状況を改善していることを確認しました。
一方 openSUSE-12.2-DVD-x86_64.iso でも同じような
確認を行おうとしたのですが、こちらでは問題の現象を
再現させることができませんでした。
とりあえずご報告まで。
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1xx