OWN 日本語翻訳チームの皆さん & ML を購読されている皆さん 昨年秋より日本語版への翻訳を開始した openSUSE ウィークリー・ニュースです が、その後少しずつ翻訳に参加してくださる方も増え、なんとかここまで穴を開 けることなく翻訳版の発行ができています。手伝っていただいている皆さん、そ して読んでいただいている皆さんには、この場で改めてお礼申し上げます。 さて、今回は皆さんのお知恵を借りたくてポストいたします。 # チームメンバー以外の方からのご意見も大歓迎です! ご存知の通り OWN は英語オリジナル版の翻訳で、毎回翻訳時には「これってど う訳したらいいんだろう…」と手探りしながら進めているのですが、暫定的に当 てた訳語をそのままなんとなく使ってしまっているパターンがいくつかあったり します。 基本的にはケースバイケースで訳していくしかないのでしょうけれど、OWN 内で 使われる用語、openSUSE プロジェクト/コミュニティで特別な意味を持つような 用語については、一度ちゃんと見直して、できれば統一した訳語を当てていける ようにしたいなぁと考えています。以下、いくつか迷っている用語をセレクトし てみましたので、皆さんのご意見をいただけないでしょうか。 一応、私が考えているポイントとしては… - 想定している読者のレベル - 自力で Linux をインストールすることができる - 一般的なコンピュータ用語については大体理解できる - 英語を読むのは苦手 - Linux/openSUSE の使用歴はまだ浅い - 上記のような想定読者ができるだけ戸惑わないようにしたい - 特別な意味を持つ用語については、それが分かるようにしておきたい …といったあたりです。 以下に挙げているものの他にも気になる用語がありましたら、是非追加していっ てください。また「その他」の場合はどうしたらいいか、候補を挙げてください ますよう、お願いします。 # (*) 付きは現在訳語として当てているものです。 == openSUSE Weekly News 各コーナータイトル等 == (1) openSUSE Weekly News 1) openSUSE ウィークリー・ニュース (*) 2) openSUSE Weekly News 3) どちらでも可 4) その他 (2) Tips and Tricks 1) Tips and Tricks(ヒントや「使える」小技集) (*) 2) その他 (3) On the Web 1) Web 上の記事から (*) 2) その他 (4) Localization # 主に UI 部分の翻訳関係 # Translation との使い分けに注意する必要があります 1) 翻訳(ローカライゼーション) (*) 2) その他 (5) openSUSE for your ears 1) 耳で聞く openSUSE (*) 2) その他 (6) Translations # 各国語版へのリンク # 日本人読者への情報なのか # それとも偶然訪れてしまった # 非日本語ネイティブな人への標識なのか # どちらと考えるべきかで迷うところです 1) 翻訳版(Translations) (*) 2) その他 (7) 統計情報内の表記について # 現状、openFATE のところと Bugzilla のところとで # 表現が異なってしまっています 1) 「未確認」というように日本語訳にしてしまう (openFATE の現状) 2) 「Blocker(最重要課題)」というように 「英語(日本語訳)」とする (Bugzilla の現状) 3) 逆に「日本語訳(英語)」とする 4) 「duplicate」「Enhancements」等の英語のまま 5) その他 == openSUSE プロジェクト/コミュニティ関連用語 == (8) Board/board # 参照: http://ja.opensuse.org/Board 1) 評議会 (Board) (*) 2) ボード 3) Board 4) その他 (9) Member(s)/member(s) # 参照: http://ja.opensuse.org/Members # 一般的な意味での「メンバー」との使い分けに注意 # いわゆる「登録メンバー」を指すことを分りやすくしておきたい 1) メンバー (Member) (*) 2) メンバー 3) Member(s) 4) その他 (10) Ambassador(s)/ambassador(s) # 参照: http://ja.opensuse.org/Ambassador # 投票で選ばれてしまった名称なので仕方ないのですが # 「大使」というほど公式に認められた代表者というわけではなく # ニュアンス的には「地域の世話人」「駐在員」みたいな存在です 1) 大使 (Ambassador) 2) アンバサダー 3) Ambassador(s) 4) Ambassador(s) (大使) (*) 5) その他 (11) Build Service # 参照: https://build.opensuse.org/ # なお、英語だと OBS、BS などとされているケースもあるので # 統一した訳語を当てるかどうかについても要検討 1) ビルド・サービス (*) 2) Build Service 3) その他 (12) User Directory # 参照: https://users.opensuse.org/ 1) ユーザ名簿 (*) 2) User Directory 3) その他 (13) Guiding Principles # 参照: http://ja.opensuse.org/Guiding_Principles 1) 基本方針 (Guiding Principles) (*) 2) Guiding Principles 3) その他 (14) Feature(s)/feature(s) # 一般的には「機能」という訳語が適当かと思いますが # openFATE に登録された "Feature/feature" を指すような場合 # どうしておくのが良さそうでしょうか 1) 機能追加リクエスト (*) 2) 機能追加リクエスト (Feature) 3) フィーチャー 4) その他 (15) Bugzilla # 参照: https://bugzilla.novell.com/index.cgi 1) Bugzilla 2) バグジラ 3) その他 (16) People of openSUSE 1) openSUSE な人々 (*) 2) ピープル・オブ openSUSE 3) その他 (17) Novell 1) グローバルな企業としての場合は「Novell」 日本法人を指す場合は「ノベル株式会社」 2) すべて「Novell」 3) すべて「ノベル」 4) その他 [松本の意見] (8)〜(16)について、「日本語訳 (英語)」としておき、それぞれその号内で初出 の場合は参照ページへのリンクをはっておく…という感じで揃えておくのが一番 座りが良さそうな感じがします。ただ、その場合、「バグジラ (Bugzilla)」 「ビルド・サービス (Build Service)」といった「カタカナ (英語)」というの はあまり意味がないような…。 なお、参考までにその他 OWN での翻訳ポリシー(?)についてご紹介しておきます。 - アルファベット、数字の前後は原則スペースで間をあける (視覚的な読みやすさのため) - 人名、アプリケーション名、メディア名などの固有名詞については 原則原語のまま - 地名については原則一般的な日本語表記に (「ニュルンベルク」「台北」等) - ただし、あまり馴染みのない(読みの分からない)地名の場合は 適宜原語で - カタカナ語が続く場合、うるさくない程度に「・」で区切る (「ウィークリー・ニュース」「コンピュータ・ウイルス」等 「オンデマンド」「サブプロジェクト」などはなくても可) - まだ一般的に馴染みがなさそうだと思える用語については 「原語 (日本語訳)」もしくは「日本語訳 or カタカナ (原語)」という 感じにしておく (「ソルバー (solver)」等) - 「これは分かりにくいかもしれないな」と思ったら、 適宜訳注を加えたり、参照できるページへのリンクを追加しておく このへんのポリシーにつきましても、「こうしておいたら良くね?」というアイ デアがありましたら、是非お知らせください。 以上、長文となりましたがよろしくお願いいたします。 -- _/_/ Satoru Matsumoto - openSUSE Member - Japan _/_/ _/_/ Marketing/Weekly News/openFATE Screening Team _/_/ _/_/ mail: helios_reds_at_gmx.net / irc: HeliosReds _/_/ _/_/ http://blog.geeko.jp/author/heliosreds _/_/ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org