On Thu, 03 Nov 2011 12:48:54 +0900
野宮 賢 / NOMIYA Masaru
openSUSE 11.3 (改 <-- kernel 3.01) で,kdm から shutdown 実行後,ESC キーを押下して表示されるメッセージを観ていますと,電源断の直前に
Oops umount -f 云々 hope 云々
といったメッセージが表示されます. 気になるので,メッセージそのものを観たいのですが,これは,何を観れば良 いのでしょうか?
おそらくそれは "Oops: umount failed :-( -- trying to remount readonly... (中略) extra sync... ... hope now it's ok to reboot." というメッセージかと思われます。 これは書いてあるとおり、再起動やシャットダウン時のアンマウントに失敗 した際に表示されるメッセージで、 /etc/init.d/boot.localfs というシェル スクリプト (11.4の場合です; 11.3以前では別のファイルかも) が発している SUSE系固有のものです。 この時点では既にディスクのマウントは解除されている (失敗したものを除き) ので、これらのメッセージはどこにも記録できないはずです。 やるとすれば、対象のPCのシリアルポートにクロスケーブルを繋いで別のPCを 接続し、ブートローダを設定してシリアルコンソールを構築すると、接続した PCにシャットダウン時のメッセージを送信することができます。 手順は http://support-j.novell.co.jp/tid/jp/TIDJ/3456486J.html の "Xen以外のセットアップ" を参考にすると良いでしょう。 なお、"Oops:" の前にはアンマウントに失敗した際のエラーメッセージが出て いるはずですし、"Oops:"の次の行ではreadonlyでの再マウントに成功したか どうかが表示されているはず (行末が "(ro)" (=readonly) になっていれば 特に問題はありません) なので、シャットダウン時によく目を凝らして確認 したほうが手っ取り早いかもしれません。 以上です。 -- Yasuhiko Kamata E-mail: belphegor@belbel.or.jp -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org