松本です。 今更ですけど… 野宮 賢 / NOMIYA Masaru wrote:
ググってみると,/tmp でファイル管理をするな,というのが通 説のようで,永らく,MLで訊き辛いなぁ〜,と思っていた次第です.
FHS によると、/tmp ディレクトリの目的は The /tmp directory must be made available for programs that require temporary files. …であり、 Programs must not assume that any files or directories in /tmp are preserved between invocations of the program. …だということです。 http://www.pathname.com/fhs/pub/fhs-2.3.html#TMPTEMPORARYFILES あくまで一時的なデータ置き場であり、ここにあるものはいつなくなってもおか しくないと心得よ! ということですね。 で、/usr/src についても Source code may be place placed in this subdirectory, only for reference purposes. …ということで、注釈によると Generally, source should not be built within this hierarchy. …ということのようです。 http://www.pathname.com/fhs/pub/fhs-2.3.html#USRSRCSOURCECODE 複数ユーザでソースを共有してテストや開発を行いたい場合は、今だと subversion や git などで管理するっていうのが主流になっているんでしょう。
ただ,オープンソースの管理先を ~/temp に変えたことがあります.が,その 時には,ビルドの後,checkinstall を走らせて rpm ファイルを作成すると, ソースに拠っては,ファイルやディレクトリ群の所有者が root に変わるとい う面倒な事態が発生し,一々 chown を実行するのも面倒ですので,またぞろ, /tmp でオープンソースの管理をするようになった次第です(/tmp では.root に所有者が変わるということはありませんので).
checkinstall はあくまで「手抜きのためのツール」だと考えた方がいいと思い ます。どこまで信頼できるかちょっと怪しい部分もあるので、ちゃんとやるなら ディストリビューションの *.src.rpm (もしあるなら) を取ってきて spec ファ イルを取り出し、編集して RPM を作った方がいいでしょうね。 -- _/_/ Satoru Matsumoto - openSUSE Member - Japan _/_/ _/_/ Marketing/Weekly News/openFATE Screening Team _/_/ _/_/ mail: helios_reds_at_gmx.net / irc: HeliosReds _/_/ _/_/ http://blog.zaq.ne.jp/opensuse/ _/_/ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org