まちの です。
# 適当なsubjectが思い付かないのですが
# 話題が最初のsubjectとは変わって来たので変更します。
# スレッドは切っていないつもりです。
On Tue, 30 Nov 2004 13:16:59 +0900
"M. Takeyama(takezou)"
まちの です。 # ここで続けて良いのか? なるべく、ここで言える範囲のことはここでやりましょう。
そうですか、ではこのまま続けます。 もちろんTakeyamaさん以外にも (できればSuSEの開発者かNovellの方にも) 議論に入って欲しいところですが。
また、それは、IPAの話だけにかぎらず、printing-japan でやった方がよい話題はどんどんやった方が良いと思っています。
ひとつはそういう議論がprinting-japanのMLで 提起されておらず、どちらかというとIPA用の仕様策定と実装、 あるいは連絡用のMLっぽくなっている事もあります。 それがいけないとは思いませんが、 そういう話だけではProjectの直接の当事者以外は 流し読むか未読のままという状況かもしれません。
CUPSが役不足ということは、あえてあの場では言っていない だけで、会議とか講演会の場では言っておられると思いますよ。 #MLでは、みんなの共通認識(暗黙の)ということかもしれません。
CUPSが良いとは個人的にも思っていません。 ただ本当に問題だとProjectで考えているならば 他にすべき事もあるように思います。 少なくともCUPS-1.2系になっても日本語などの2バイトコードを 使用する言語圏では問題があります。
”SUSEの方に、OpenPrintingの成果の1つのGhostscript用の GlueCodeの採用をお願いしたようですけど NGだったみたいです。 理由は良くわかない。理由が分かれば対処のしようがあるんですが...” ということでした。 #「彼らとやるには、ねばり強くやらなければダメですね。」 #基本的に、ロジカルなので、担当者とねばり強くやれば可能だと #思いますけど... # とアドバイスしておきました。
唐突にあのコードをgsにmergeして欲しいと言えば 間違いなくNGとされるでしょう。 ちょっと今SuSEの環境が手元にないのですが、 SuSEのgsにはLIPS(vector driver)やRPDL(Ricoh用)は 標準で組み込まれているのでしょうか? もしも上記がgsに組み込まれているのであれば 説明のやりようではpatchの取り込みは可能だと思います。 ただし、現状ではほとんど日本でしかそん恩恵はないので なぜ必要なのかを理解させるのは容易ではないでしょう。 そのためにOpenPrintingWGのMeetingに主要メンバーの方々が 参加されたと思いますが、向こうの反響とかはどうだったのかな。 志田さんが飛び入りで話された中で何か言われてましたか?
そう言えば、”志田さんが2つぐらいでOpenPrintingの成果を採用している” と言っておられました。
私が知っている範囲では Vine 3.1とDebian/sid(おそらくsargeでも採用)です。
#JAVA system(SLES8)で、未公式なんですが、動いたらしいという情報も #あるんですけどね...
gsのドライバ部分だけであれば 数行のpatchだけで対応可能です。 gs-7.xであればですが、8.xは確認した事がないからなんとも言えません。
曖昧かもしれませんが、Linux国内ユーザ(SuSEの国内ユーザも含む)が 一番あっていると思います。
ユーザという事であれば ディストロの開発系MLでも、linux-users MLの様な ところでも本当に建設的な意見をする人は 昔からある程度限られた人ですね。 全面否定はしませんが、多くはサポート窓口と勘違いしているような 内容か、閑散としているかの様な状況なのではないでしょうか。 Linuxは厳密にはユーザと開発者のような境界はないはずです。 誰でも開発環境を有する事ができ、アプリケーションも自由に差し替えできます。 なので、インストールした時はSuSEだったけど、使っているうちに SuSEとはかけはなれたモノになっていても何も不思議ではないでしょう。 ですので、本当に意見があればディストロの開発に参加していなくても 関連するところで意見すれば良いのですが、そういう風潮もないから **開発者(と言われている人)** と **ユーザ(と呼んでいる人)** の認識がずれたままなのかも知れません。
そこらあたりの話って、クローズアップされていないような気がします。 (話題になれば良いというものではありませんが。)
ディストロ側から言えば、先に書いたようなgsに1つのドライバを 取り込んだ程度では大きな事だとも思っていないでしょう。 # 成果を示すにはprinting-japanで言っておられる # ベンダーの対応ドライバが充実して、本当にメリットがあるとなった時かな。
#論調的には、「LinuxをDesktopに!」という流れがあるとしたら、 #プリンター環境の整備は避けて通れないはずなのに...
プリンタベンダーにもよるのでしょうが インクに限らずOpenSourceなドライバを公開する事に 抵抗があるところがあるでしょう。 それが開発であったり、サポートであったりするのでしょうが WindowsやMacと全く同じ開発、サポートを要求されると 二の足を踏むところは多いでしょう。 そういう中でディストロ側単独でプリンタのようなハード依存の高いドライバを 提供するのは難しいというより実状不可能です。 「LinuxをDesktopに!」という事を言っている所で 本当にそのために必要なactionを取っている(あるいは取ろうとしている)所は どれだけあるでしょうか。 ちょっと前にLinuxはkernelのsourceが公開されているので 何かあっても修正できるというメリットがある、 みたいな話が各所で聞かれましたが、 実際問題、obsoleteされたRedHatの旧バージョンのサポートを 独自で出来たSIerはどれだけいるでしょう。 もちろん、それらをSIerに任せずに自力でできる事もあるでしょう。 しかし、それは勝手に自分で対処できる限られたユーザだけというのが 今の現状ではないでしょうか。
#日本Novellを筆頭にそれに対してどう取り組んでいるの???
ディストロ側はそれなりに動いているのではないでしょうかねぇ。 例えばいろいろなプリンタベンダーのドライバ集みたいなモノを 用意しているのですから、たとえそれが国内ではまだ不十分であっても ディストロ側の問題だけだとは言えないでしょう。 # SuSE(日本Novell)が具体的にどうしたいのかは??ですけど。
いいえ、そうは思っていませんが、「LinuxをDesktopに!」 ということであれば重要な課題だと思います。
それは否定していませんし、その通りでしょう。 ただ、「**誰でも容易に** LinuxをDesktopに!」 というのはまだ別の話になるでしょうか。 少なくとも個人的にはこの7,8年はずっと メインなDesktop環境はLinuxですが、特に不自由はないです。 また社内でDesktop環境の99%がLinuxな会社も知っていますが、 用途にもよるので、これが一般的だとは全く思いませんが。 あぁそう言えば日本Novellも確か社内的には 全DesktopをLinuxにしている(しようとしている)のではなかったでしょうか。 その移行にあたっての課題を、次のSuSEの開発にフィードバック可能なら SuSEのDesktop環境は良くなるんじゃないでしょうか。 # 実際はどうなんだろう...社内Desktop環境
私的には、もっと活発に意見(建設的な)を言って 欲しいと思います。
例えば? Takeyamaさんは日本KDEユーザ会のメンバーでもありますよね。 私はKDEの方は詳しくないのですが、 例えば日本KDEユーザ会の開発寄りのメンバーの方とかは どうされている(考えておられる)のでしょうか。 少なくとも一般的なユーザよりは開発を御存じの方々だと思います。 建設的な意見を言うのは別に開発系である必要はないでしょう。 もちろん、実装を含めて提案できるのであればより良いのでしょうけども。
SUSEのMLなんで、SUSEとしては、どう考えているか? 今後、どう対応するのか? (その答えが、日本Novellの回答でもOKです。) #”OpenPrintingProject(実装の活動部隊)を採用しない”とか #否定的な意見でもOK(ちゃんと理由があるなら)
そう言えば最近はSuSEの関係者の方からの意見が少ない様ですね。 公開されているMLなので、不用意な発言ができないからなのかも知れませんが。 ただしOpenPrintigの件はここよりも英語の方のMLで 直接聞いてみるのが適当かもしれませんね。 # そこを取り次ぐ役目を期待したい気もするんですが... -- まちの machino@vinelinux.org machino@yendot.org GnuPG Fingerprint = 815A FA0C 973D AF3C C9EA 7B9B 8D84 8CD3 6B4F BF32