武山です 11月リリースの13.1に向けての懸念事項である、IBus 1.5 の現在の状況です。 M4 では IBus 1.5.3 になりました。 (1) 初回起動時の変換エンジン IBus の Issue tracker で feature request したところ、 Fedora 用の git リポジトリにコードがあることを教えてもらいました。 mainstream への統合待ちですが、いつになるかは分かりません 試しに作ったパッケージは obs://home:ftake:ibus-fedora/openSUSE_12.3 にあります。 一応、ちゃんと動いています。 Ubuntu 13.10 にも大きなパッチが入っていました。 (2) 直接入力(英数字入力)の方法 IBus 1.5.0〜1.5.2 までは、「Japanse Keyboard」というエンジンに Ctrl + Space で切り替えることで行っていました。 今後は、Anthy や Mozc が持つ英数字モードで直接入力を行うことを 検討しているそうです。Mozc と Anthy は今のままで「全角/半角」を 使って切り替えられるかと思います。 他の言語のユーザーからは反対意見も出ています。 (直接入力を各エンジンで実装するのはコードの無駄だなど…) 1つ問題なのが、IBus 1.5 になって、一目で現在の入力モードが 分からないことです。 # Mozc であることが分かっても、「あ」なのか「A」なのか分からない Win+Space は Mozc や Anthy を切り替えるために使います。 「Japanese Keyboard」は何に使うんですかね… # アラビア語キーボード・英語キーボードのようなものは、 # 必要なんだそうです。(fcitx の @CSSlayer によると (3) GNOME 側での IBus の統合 少し前までの Factory では、まだ有効になっていないので、 GNOME チームの人に頼まないといけなさそうです。 Fedora が持つパッチが無いと動かない可能性もありますが。 -- Fuminobu TAKEYAMA -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org