K.Suzukiです。
On Sun, 13 Nov 2005 09:01:02 +0900
Daisuke Kameda
亀田です。
Satoru Matsumoto wrote:
私の場合「GNOMEを使うのが嫌」でRedHat使う気がしなかったクチなので....。 どうしてもあのまとまり感の無さにはついていけません。 統合環境といいつつ単に一つにまとめただけでちっとも統合されてない様な 気が....。気のせいかもしれませんが。
GNOME一本になった時点で私の場合多分.....。
Novellのサイトに、この件についての公式(?)なコメントが出ましたね。
http://www.novell.com/prblogs/index.php?title=kde_and_gnome&more=1&c=1&tb=1&pb=1
おそらく、そのブログでの発表を元にしたと思われる記事も いくつか出ています。
http://www.eweek.com/article2/0,1895,1885694,00.asp http://www.desktoplinux.com/news/NS6034773056.html
結果的に方向転換をせざるを得なくなったようですが、 今回の一連の動きによるイメージ上の損失は計り知れないでしょう。
ただ、冷静に分析して「KDEを選ぶか? GNOMEを選ぶか?」という 命題は、どんぐりの背比べに過ぎないのではないかというような 指摘もあることでしょう。
これは、来年・再来年が面白くなるだろうと、 個人的には思っています。
もともと SUSE 買収以前に Novell は Ximian を買収していたので、 GNOME をサポートするのは自然な流れのようでもあったのですが.. http://japan.linux.com/news/03/08/04/1752251.shtml しかし、SUSE では主に KDE を使用したデスクトップがデフォルトであったので、 Novell の計画では KDE と GNOME の両方をサポートしていく予定だったの では無いでしょうか。(多分) ただ、Novell 自身がレイオフ等による企業の再編を迫られたので、 商用でのサポート対象を絞るために KDE か GNOME のどちらかに絞らざる負えなくなり、 GNOME を商用サポート対象にしていくという流れになったと。 しかし、これらの一連の行動に対して SUSE ユーザコミュニティから疑問が湧き、 今回の騒動に発展していったという事ではないでしょうか。 http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/0511/04/news050.html
同社は、Novellが2004年にSUSE Linuxを買収する前から、データセンターと デスクトップにSUSE Linuxを使っている。買収以後、同社のLinuxサポートは 「複雑になった」と同氏。アップグレードをNovellから直接にではなく、 Novell のビジネスパートナーを通じて購入しなければならないからだ。 「だが、これはNovellに対する唯一の不満だ」と同氏は言う。
確かに Novell の SUSE Linux サポートは Novell ビジネスパートナー -> Novell -> SUSE 事業部 という流れになって、サポート体制が複雑になってしまっている(他のディストリ ビューションに比べると)ように思えますね。