M. Takeyamaです。
On Thu, 16 Dec 2004 23:10:34 +0900
Satoru Matsumoto
松本@五反田帰りです。 ご苦労さまでした。
本日、Novellにて行なわれたLinuxコンソーシアムによる「第2回 Linuxディスト リビューション改善に関わる活動」に顔を出してきました。
特に「ここだけの話…」という前置きはなかったので、そこで仕入れた話をタレ 込んでおきます。 情報提供ありがとうございます。
インターナショナル版販売開始から日本語版販売開始までのタイムラグについて は、主たる理由として1000ページにも及ぶマニュアルの翻訳にあるとのこと。あ のマニュアルは、まずオリジナルとしてドイツ語バージョンがあり、それを英語 訳→日本語訳という手順を踏んでいるそうで、かなりたいへんな作業なんだそう です。 # しかも、翻訳作業は外注主体ではなく、基本的にはNovellの中のエンジニアが # 行なっているんだそうで…。 ただ、次回(9.3?)からはマニュアルはまず英語で作成されることになるそうで、 若干この作業は短縮できるのではないかとのこと。 そうですか。 それでは、若干ではなく大幅にでしょう。
<勝手な概算モード> 9.2(英語版) -> 9.2(日本語版)の発売タイムラグを2ヶ月と仮定し。 30日*2=60日(そのうち実質50日が翻訳作業日とした場合。) 1000ページ/50日 ===> 20ページ/1日の作業量。 9.2 -> 9.3(or 10.0)のドキュメント変更点を全体の20%と見積もった 場合には、次期バージョンでの翻訳作業量は、200ページとなりますね。 200ページを20ページ/1日の作業量のペースで作業すれば約2週間 で作業が終了してしまう概算ができますね。 次期バージョンのリリース日を 2005年の4/1と仮に設定した場合 2月始めが英語版のマニュアルの最終版の入稿 リリース日の1ヶ月半前〜2ヶ月前 ― 英語版のマニュアルができている。 リリース日の半月前〜1ヶ月前 ― ドイツ語版のマニュアルができている。 #1ヶ月前〜1ヶ月半前 ― 日本語版の翻訳が可能(英語版をベースに) ----- M. Takeyama __________________________________ Do You Yahoo!? Upgrade Your Life http://bb.yahoo.co.jp/