菅原です. TeX に関し, openSUSE は 10.3 で基本となるパッケージが tetex から texlive に変更となりました (tetex のメンテナンスが停止されたため). こ れに伴い従来提供されていた ptex (ASCII 日本語 TeX) は提供されなくなっ てしまいました. 現在 openSUSE 10.3 が提供するパッケージだけで日本語の LaTeX を処理する には texive 用の CJK パッケージを追加インストールする必要があります. texlive に CJK パッケージを追加した CJK LaTeX は, ptex (pLaTeX) とのソー ス上の互換性が一部無く, 更に CJK (Chines, Japanes, and Korean) を処理す るためにはちょっとした追加のマクロが LaTeX 文書のソース中に必要となりま す (必要とされるマクロに関しては, CJK パッケージ附属のドキュメントを読 めば書いてあったと思います). 少しだけ texlive ベースの CJK LaTeX を試した際に, 作成されるフォントが 不足しているのか \maketitle で作成されるタイトルが正常に出力されない問 題に遭遇しましたことがあります. 個人的には, 私も金子さんが上げた URL 先の patch をあてて作った pTeX を RPM パッケージ化して使用しています. また, URL 先の作者, 土村さんが開 発している texlive ベースの 下記の ptexlive の RPM パッケージ化ができ ればそちらに移行したいと思っています. http://tutimura.ath.cx/ptexlive/ 土村さんの提供される ptetex3 および ptexlive には, 大変感謝しています. -- --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org