今晩は、山中です。 先日rootでウイルスrpmを実行してしまってHDDが すべてフォーマットされてしまったので、(涙) OSを再インストールしたのですが。 やけにThunderbirdがクラッシュするようになって しまいました。 具体的には日本語入力モードをONにした状態で Thunderbird-2.0.0.6で新しいウィンドウを開こうとすると (設定画面やメールの作成画面など) アプリケーションが強制終了してしまいます。 端末でエラーログを確認すると /usr/local/share/thunderbird/run-mozilla.sh: line 131: 7139 セグメン テーション違反です $prog" ${1+"$@"} クラッシュする時にこの様なエラーが。 (ちなみにインストールソースはMozillaのページからダウンロード したものを展開して/usr/local/share配下に置いただけ) インターネットで同じエラーの解決法がありましてその通り $ QT_IM_MODULE=xim thunderbird としてみましたが症状は変わらず。(GTK_IMも) そもそもそのインターネット上で見つけたエラーは、エラー文こそ 同じですがthunderbirdが起動しないという症状でして 起動中に強制終了するという症状とは違っているようです。 以前はそんなことはなかったのでやや不可解なのですが 32bit版から64bit版のOSに変えたのとSCIM関連の パッケージのバージョンが違う事のどちらかが原因 かと思われます。 なお、以下に検証したことを記します ・環境変数のIM -> scim ・日本語入力モードをoffにした状態で設定画面などを開く -> 問題無し ・入力メソッド(?)をAnthyからUIM-anthyに変更 -> 問題無し ・プロファイルディレクトリを削除(~/.thunderbird) -> 症状発生 ・SUSE純正リポジトリからVersion 1.5をインストールして検証 -> 問題無し ・Skimの設定画面から「フロントエンド-SCIM全般-すべての アプリケーションで入力メソッドを共有」のチェックを外す -> 問題無し UIMは使いにくいしThunderbird 1.5も使いにくかったので 現在はSkimの該当チェックを外す事で問題なく入力を行えています。 (どうしてこれで問題ないのかはよく分からないんですが^^;) なお、私の環境のSCIMまわりのパッケージはこんな感じです。 (http://download.opensuse.org/repositories/M17N/からアップデート) scim-anthy-1.2.4-1.2 skim-scim-anthy-1.2.2-2.9 skim-scim-canna-1.0.0-50.9 scim-uim-0.2.0-1.2 scim-input-pad-0.1.1-40 scim-skk-0.5.2-42 scim-tomoe-0.4.0-3.24 scim-qtimm-0.9.4-46.25 scim-canna-1.0.0-23 skim-scim-skk-0.5.2.1-50.9 scim-1.4.7-1.1 mlterm-scim-2.9.3.20070123-2.52 scim-m17n-0.2.2-3.28 anthy-9100-1.2 しょっちゅうSCIM関係の不具合が起きてもう(´Д`)なんですが 皮肉にもSCIMが私にとって一番使いやすいという現実。 もじら組のBugzillaみてもこの症状は載っていなかったので あとで報告しようかと思っています。 似たような環境での症状についての情報があれば 教えてください。 -- +++-----------------------------+++ NAME: Yamanaka Yuu Yokohama E-MAIL: Izayoi@mail-to.be MyServer: izayoi.homedns.org ----------------+++---------------- --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org