M. Takeyamaです。 ＃ぼやきモードかな？ 最近、「○○○がRHEL4に対応した。」 という記事がよくみかけます。 Linuxを利用する側にとっては、 Kernel 2.6系の選択枝が増える ということで良いことかもしれませんが... 例えば、「RHEL4 上で「Oracle Database 10g」サポートを開始した。」 というニュースがありましたが... 2.6系のカーネルのことが強調されていますが, SLES 9(kernel 2.6系)は、 １年近く前から販売されています。 http://japan.internet.com/linuxtoday/20050421/2.html http://japan.zdnet.com/news/db/story/0,2000052521,20083022,00.htm Oracle の対応表にも載っています。 ＃でも、Oracle + SLES 9のことはあまり宣伝されなかったような。 ＜「Oracle Database 対応OS一覧」--- 日本Oracleのページ＞ http://www.oracle.co.jp/products/system/dbos.html US(Oracle)サイトには,「Installing Oracle Database 10g on Linux x86」 というものがあって、RHEL4と同様に SLES 9のこともちゃんと載って います。 http://www.oracle.com/technology/pub/articles/smiley_10gdb_install.html ハード(サーバ)メーカが同じように動作保証しているものであれば、 ミッションクリティカルな用途になればなるほど、安定性などが 求められるような気がします。個人的には、１年近く前に市場に 出まわっていて実績もある SLES 9の方が良いように思えるのですが... ＃各日本法人(サーバメーカ、ソフトウェアーメーカ)が良くないのか？ ＃日本が特殊な市場なのか？(多少、各国のお国事情があるにしても...) ＃日本Novellのガンバリ(少なくともプロモーションが)が足りないのか？ P.S. 秋には、SUSE Linux 10.0 がリリースされるはず、そして その半年後には、SUSE Linux 10.1(定期的なリリースサイクルで) ＃そして、10.0 or 10.1 をベースに SLES 10がリリースされる ＃のかな？(SLES 10 は, もっと先のことなのだろうか？) --- M. Takeyama __________________________________ Do You Yahoo!? Upgrade Your Life http://bb.yahoo.co.jp/