M. Takeyamaです。
On Sat, 19 Mar 2005 01:31:33 +0900
koyama
k7-koyama です。
大分前ですけど、SUSEの書籍について質問させて頂いた事があり、 日本でのSUSEの普及に、すごく不安に思った投稿をした事がありました。 その節はどうも。 基本的には、今でも私の考え方は変わってはいません。 #長期的にみて、日本のマーケットより中国のマーケットの方が大きく #なるだろう。多くの企業が中国に進出しているように、いずれ日本より #中国の方が重要視されるだろう。(長期的なワールドワイドでの視点で。)
<ちょっとだけ、SUSE(Novell)のことをフォロー> 以前、マイクさんが日本に来られた時(2004年の8月、10月頃)に、 これらのことについて少しだけ話をしました。 現状では、日本の方を重要視している。(中国より) その根拠は、以下のような要素です。(勝手な思い込みあるかも) ・マルチランゲージ関係の開発環境(開発者などという意味)において、 中国だけがそろっているわけではないらしい。(SUSE 社内の現状) #少なくとも、今までのSUSEの上層部の人達は、中国、韓国、日本の #ことを良く知らない。(地理的なこと文化的なことなどからして) ・Novell(中国)社の規模は、2桁ぐらいの規模。(10〜20名ぐらいらしい) Novell(日本)社の規模は、3桁ぐらいの規模らしい。 #Novellのサポート体制、ビジネスのノウハウの蓄積では、 #日本の方が上でしょう。(あくまで現状で。) ・SUSE 9.2(日本語版)の開発や対応などおいては、日本Novellの エンジニアが現地(SUSEの本社)に行って共同作業をやったらしい。
IBM は世界中のInnovation Center(9ヶ所)でコンサルティング・サポートと 技術的ノウハウを提供するようなのですが... ・カリフォルニア州サンマテオ ・マサチューセッツ州ウオルサム ・イリノイ州シカゴ、 ・英国ハースレー ・フランスのパリ ・ドイツのシュツットガルト ・インドのバンガロール ・中国の上海、 ・オーストラリアのシドニー
ということで、日本ではあまり関係がないのかな? (日本の企業は、その恩恵を受けたり、協力関係が成立しないのかな?) なんか、誤解を招く発言だったでしょうか。
私の場合、日本語化、日本語環境のサポートに対して、あまり 悲観的にはなっていません。 SUSE(Novell)社がやってくれなければ、自分達でもできますから... #(趣味の範囲という意味で。(オープンソースの世界ですし)) #m17n, i18nに関してもっとガンバッテ欲しいと思っていますが... 現時点でコンサルティング・サポート(独立系ソフトウエア・ベンダーへの) とかを日本の企業では十分に受けれないのだろうか... というような素朴な疑問です。 --- (本当のところはどうなるだろう?) #日本IBMがダメなら、その分、日本Novellがカバーすれば良いだろうし。
ガーン! 日本がないという事は、中国語での開発が完了したら、後は日本語の リソースをぶち込めば良いということなのかな? グローバル企業だと、中国語(+日本語)セットで考えて 中国-> 日本IBMとか。 英語(+ 日本語)セットで考えて、英語圏->日本IBM というようなアプローチ で攻める手はあるかもしれませんね。 #日本がないのは、Innovation Centerが日本にないだけでしょう。(多分) #単純に手持ちのリソースで、できる限り効果をあげようという戦略では。
当たり前と言えば、当たり前ですが、人口が増えないという事は、 商売の優先順位が下がるという事なんですよね..... 基本的には、儲けの量か質、時間的なファクター(短期、中期、長期) でないでしょうか。
次の次のSUSE EnterPriseには、WebSpherと、DB2のコマーシャル バージョンが入るかもしれないですね。 基本戦略的(戦術的)なことは、私の方ではわかりません。 #アナウンスメントなどを注意深くフォローして論理的につなぎあわせる #と推測できるかもしれませんね。
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