At Thu, 09 Dec 2004 13:27:34 +0900, mask@be.to wrote:
suse linuxではProfessionalの他にさまざまな製品が出ています。novell社のペー ジやニュース記事を読む限り、個人向けにはProfessional、企業向けにEnterprise Server, Standard, Desktopという位置付けだと考えています。 企業向けの3製品があるのですから、個人向けのProfessonalとの差異は何だろう と疑問に思います。professionalを企業が使ってはいけない訳ではもちろんない ですが、あくまで個人向けの製品なので企業を例に出すのは適切ではないかなと 思いました。 結局は個人向けでも企業向けと同様に値段・手間・安心が売りなんでしょうか。
そうですね。 個人でも、「手間・安心」というは大事な事だと思います。 これをどのくらい提供するか、が直接値段になるわけです。 例えば SLES だと「安心度」がずっと高いですが、値段もそれなりに高くなり ます。 もちろん、日本語版には既に述べられているように、IM やフォントが含まれ てますし、製本日本語マニュアルの量も半端じゃありません。
ftp版をうまく利用するにあたっては、それなりに知識(ノウハウ)が 必要になるかもしれません。 #「楽しんでできない(情報収集することが辛い)」というような状況 #ならパッケージ版を使うことを薦めます。有償版なら必要な情報は、 #お金を出せばいくらでも手に入ると思います。
結局楽をしたいなら金を出せって事ですよね。
はい。世の中金次第です :-)
ですけど、楽はしたいけど金は出 したくないという人が結構居る事も事実です。そういう人達に対してもどこか魅 力的なパッケージ版は無いのかな、と思ったのがそもそもの疑問です。何が魅力 かは人によると思いますけど…。ですから、『結局は手間と安心』という言葉が 出てきました。
まあ、ftp 版はサービスの一環と考えていただければ良いかと。
元々はオープンソースのプログラムが主体ですから、バイナリの配布は、それ
への還元とも言えますね。
ですから、できれば箱を買ってほしいけど、「俺は ftp 版しかインストール
しないぜ」、という人も将来的な顧客として扱われている、という所でしょう
か。ftp 版の公開にはそれなりのタイムラグがありますし。
また、Turbo の様に、ひたすら商用パッケージを付ける、というのも商売上の
一つの手だとは思いますが、SUSE とは方向性が多少ずれていると思います。
「商用パッケージ=完成度」ではありませんしね。
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Takashi Iwai