今井です。 今日、サウンドドライバの組み込み、取り外しやってて問題があることに気づき ました。 ドライバを取り外しても、なぜか再起動すると取り外したはずのドライバが組み 込まれた状態でブートしてしまうのです。 で、少し探ってみました。 9.1(AMD64版で検証したので32bit版の方は確かめてません)でYaST2を使ってサウ ンドドライバの組み込み行うと、/etc/modprobe.d/soundというファイルを作りま す。 カーネルはこの/etc/modprobe.d/soundファイルを元にドライバを組み込みます。 問題はこの後です。 サウンドカード変更等でサウンドドライバを変更した際の処理において、YaST2 とカーネルにおける処理で整合性が取れてないのです。 どういうことかというと、 YaST2においてサウンドドライバの組み込みで更新すると、 /etc/modprobe.d/soundというファイルを作るのは先ほどと同様ですが、バックア ップ目的なのか /etc/modprobe.d/sound.-という更新前のファイルを残します。 このsound.-というファイルが問題で、これがあるために、ドライバを取り外す様 に更新しても、カーネル起動時のモジュールロードの処理では/etc/modprobe.d/の sound、sound.-ファイル両方を参照します。 つまり、更新後の設定と、更新前の設定両方を適用してブートする様になります。 YaST2で変更しても無意味ということになります。 サウンドカードの設定を変更したら/etc/modprobe.d/sound.-を手作業で消して、 再起動することで更新後の設定のみになります。 -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井 優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~