[opensuse-ja] openSUSE 11.3の傾向と対策?
今井です。 ようやくopenSUSE 11.3RC2を外部ネットワーク上のHTTPサーバを使って 「ネットワークインストール」で試してみることが出来たので..... (11.3に関する情報とかあえて一切収集せずにやってみてます) 1.CDブート時 11.2の時とCDのフォーマットが違うのか(11.1と同じ?)素直にGRUBに行かない 場合がある。(EFI絡み?) (ブートデバイスを選択(CDかHDD)させてからGRUBへと移行する) NVIDIAのグラフィックカード積んでる場合、(2xxシリーズとか?) インストーラがこける(半透明モードでインストーラの表示されているところに かなり高速でメッセージが流れてる)のでTEXTモードかVESAモード(GRUBでVESAを 選び、個々の解像度を選択しない)で行う YaSTの日本語メッセージファイルのチェックサムが合ってないという警告が出る (OKを選べばインストールを継続できる) 2.インストーラ パーティショニングの際、過去のパーティション構造を引き継ぐと、 自動的にシステム(/や/boot等)パーティションをフォーマットするのが デフォルトになってる。 (/と/homeが一緒の場合はどうなるのかは未チェック) イー・モバイルのデータカード経由(平均すると60KB/sec程度?)であれば デフォルトのパッケージ選択(2.8GB)だとパッケージインストールにかかる 時間は3時間から4時間程度。 開発環境を選んだりした場合(4.8GB)だと6時間から7時間ほど。 3.体感速度? RCであることとグラフィックドライバが違う(nvidia vs nouveau)ので 比較も現時点においての評価は微妙ですが 11.2に比べればかなり良さそう?(CUI、CLI) GUI(KDE 4.x)は力技でねじ伏せる(高速なPCを使う)様にしないときつい 様に感じる(動作が緩慢に感ずる。ただドライバが違う事を考慮する必要 有るので、NVIDIA配布のドライバで評価し直す必要あり)。 4.ハードウェア絡み タッチパッドでタッピングはデフォルトでは出来ない?みたい。 マウスカーソルが暴れる(手のひらがタッチパッド上にあってカーソルが あちこち動く)事が少ない。 問題はGMでどうなるかですね。 過去のリリースでもRC->GMでイジりすぎて失敗してるケースが結構 あるだけに.....。 -- /***********************************/ /* Masaru Imai (mforce4@gmail.com) */ /***********************************/ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
今井です。 openSUSE 11.3RC2でのハードウェア回りで注意点? USBスピーカは繋いだ後でYaST2を起動して「設定」しない と使えませんでした。 openSUSE 11.1や11.2の時は繋ぐだけで使えましたけども。 NVIDIA配布のドライバ(リポジトリとしてopenSUSE 11.3は まだ存在してない様なので、.run形式のものをダウンロード) は、ちょっと作業が必要でしたけども、インストールできました。 -- /***********************************/ /* Masaru Imai (mforce4@gmail.com) */ /***********************************/ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
今井です。 一応ここにぶらさげておいた方が良さそうなので... NVIDIAのドライバはNVIDIAのリポジトリ(コミュニティリポジトリの 一覧から取得)からパッケージを取得するのが簡単。 但し、ディスプレイ情報の取得が出来ない環境だと、Sax2が無いこと もあってセットアップまで手間がかかる場合がありうる。 ネットワーク回りでは YaST(YaST2)によるブリッジデバイスの構築に一手間が要る。 ネットワークデバイスが一つしかない場合でも、 「接続先デバイスのチェックを入れる」 「デフォルトルートの指定で、デバイスとしてブリッジデバイスを明確に 指定する」 リポジトリ間で重複しているパッケージについてはopenSUSE 11.2同様 取扱い注意。 OSS、Non-OSSに含まれるパッケージの優先インストールルールが健在。 しかも、YaST(YaST2)のソフトウェア管理を起動する度に有効になるので 気をつける必要がある。 NIS環境下の場合、 OSインストールの段階でsquid等のパッケージをインストールする方が簡単。 squidやVirtualBox等のパッケージで/etc/passwdや/etc/groupにエントリ を必要とするものはNISの設定前に組み込む必要がある(OSインストール時に 組み込む)ことと、NISマスタ、NISクライアント側共にパッケージのインス トール順を合わせておかないと一手間。(その手間を惜しまないのであれば 関係ないけど) #openSUSE 11.3インストールはすんなりいったけど #ほぼ同時に導入したデータカード+ADSL併存型ブロードバンドルータで #大苦戦.... -- /***********************************/ /* Masaru Imai (mforce4@gmail.com) */ /***********************************/ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
今井です。 openSUSE 11.3で 日本語(iBusを使用している)環境限定、 rootアカウントにて、言語を日本語に切り替えていない、 一般ユーザからkdesuでYaST2を起動する事が多い人向けのTIPS? になるのかな.....一応書いておきます。 rootアカウントでkdeなり起動しておいて Konsoleやmltermなどから # LANG=ja_JP.UTF-8 yast2 でYaST2を起動し、YaST2に含まれる「ソフトウェア管理」等を 一回起動して、YaST2全部終了しておきます。 (まあYaST2でなくても良いのですけど、一般ユーザから起動する 事が多いのはYaST2位でしょうから) これで、一般ユーザ環境(iBus使用)でYaST2を起動して、YaST2に 含まれるモジュールを起動、終了したとしても、iBusに関する エラーダイアログが出なくなります。 (要はrootアカウント(英語環境)でもiBusの初期設定ディレクトリ 及びファイルを用意してしまうということなのですが) -- /***********************************/ /* Masaru Imai (mforce4@gmail.com) */ /***********************************/ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org
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