[opensuse-ja] Re: [Freewnn-users 240] Re: tamago-tsunagi-draft.gitの公開とご意見伺い (was: Emacs-tamago (egg) のupstreamを(再び)作りませんか?)
このメールは
tamago-tsunagi-misc@lists.sourceforge.jp
chise-ja@lists.chise.org
freewnn-users@lists.sourceforge.jp
canna-dev@lists.sourceforge.jp
anthy-dev@lists.sourceforge.jp
opensuse-ja@opensuse.org
debian-devel@debian.or.jp
freebsd-users-jp@freebsd.org
に同じ内容で出しております。
私なりに考えてみました。
考えが間違っている、など意見・異見がございましたら
どうかご指摘願います。
まずTamago(Egg)のコードが
GPL-2+でライセンスされるのは皆同意しているはずです。
だからこそ皆さんコードを追加したり
パッチを書いたりしているのですから。
その上で以下の4つのことを考えなければいけないように思います。
既存のソースをどうするか?
既存のパッチをどうするか?
今後のソースをどうするか?
今後のパッチをどうするか?
このうち、今後についてはとりあえず今は置いておき、
ちかぢか考えるとして、既存のソース・パッチについては、
今決めておかないと、前へ進めなくなると思います。
(もちろん、今後についても大急ぎで考えないと、
開発が進まなくなりますが)
--------
まず現状ですが、各ソースコードのCopyright(C)表記はバラバラです。
FSFが著作権を持っていることになっているものもあれば
PFUになっているのもあれば
;;; egg/anthy.el --- ANTHY Support (high level interface) in Egg
;;; Input Method Architecture
;; Copyright (C) 2002 The Free Software Initiative of Japan
;;; egg/anthyipc.el --- ANTHY IPC Support (low level interface) in Egg
;;; Input Method Architecture
のようにFSIJが持っているものもあれば
;;; egg-sim.el --- EGG Simple Input Method
;; Copyright (C) 2000 Electrotechnical Laboratory, JAPAN.
;; Licensed to the Free Software Foundation.
;; Copyright (C) 2000 TOMURA Satoru
From: ishikawa
Date: 2014年 11月 17日 (月) 20:16:37 JST To: freewnn-users@lists.sourceforge.jp Subject: [Freewnn-users 240] Re: tamago-tsunagi-draft.gitの公開とご意見伺い (was: Emacs-tamago (egg) のupstreamを(再び)作りませんか?) On 2014年11月16日 10:45, Mitsutoshi NAKANO wrote: しかしFSFにコードを譲渡する手続きって 具体的にどうすればよいのか私は存じておりません。 ご存じの方は教えていただければ幸いです。
GNU Project のEmacs なりのソースの1ー3行程度のパッチでしたら、 あまりうるさくないのですが、 特定のファイルの始めから終りまでところどころに 変更がはいって、それに必要な関数を1、2個追加定義するような ことをするパッチを送ると copyright assignment が必要だといってきます。 大昔 gcc のエラー出力ルーチン関連でパッチを投稿したら そういう趣旨で署名して返送すべき書類が送られてきました。
FSFに、「これらのファイルを最新の機能にするのに、以下のような変更が必要だと おもう。 パッチを添付するが、必要であればcopyright assignment を します。」といえば必要な最新のテンプレートを送ってくるので 署名して送付すればよいとおもいます。
おっと、今回集めたパッチの類の素性をはっきりしてないと 気軽にサインできないとおもうので(誰がするのかという問題も存在します。)、 今回の集めた内容でもその素性を確かめる必要がありそうですね。
場合によっては、元の個別のパッチの作成者に、個別にFSFへのcopyright assignment をお願いする必要が あるかもしれません。(というか、パッチを送るときにcopryright assignment を まとめて送ったほうが方がらくかもしれません。 FSF への copyright assignment は各自に署名してもらい、どこの部分についてかを はっきりさせておいて、代理でまとめて送付する[ないしは、各自から送られていく 旨を FSF に伝えるとか。])
結構面倒かもしれませんが、GPL (LGPL?) に準じて公開されているパッチのようで すから、 元のパッチの著者がまだしてなければ、FSFでの配布に必要だということで お願いすれば問題ないかとおもいます。 (駄目だったら、そこだけはFSF の配布から外して、 Freewnn のサイトからとってほしいのreadme.txt を追加するか。)
copyright assignment の誰が署名するかから初めて、元のパッチの著者に依頼する 場合のことを考えたあとで、 修正パッチの一部変更も含めた作成送付方法も考える必要がありそうです。
石川
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に同じ内容で出しております。
typoに気づきましたのでfixします。
2014/11/19 Mitsutoshi NAKANO
考えたり、調べたりしながらこの文章を書いてみたのですが、 著作権者を一つに統一するというのは もはや無理なんじゃないかという気がしてきました。
残念ですが http://producingoss.com/ja/copyright-assignment.html の「何も対処しない」以外の選択肢が 現実で内容に思えてきました。
s/現実で内容に思えてきました。/現実的で無いように思えてきました。/
今後のソースとパッチの開発については考え中です。
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debian-devel@debian.or.jp
freebsd-users-jp@freebsd.org
に同じ内容で出しております。
お待たせして申し訳ありません。
退院しました。
2014年11月20日 5:59 Mitsutoshi NAKANO
typoに気づきましたのでfixします。
2014/11/19 Mitsutoshi NAKANO
: 考えたり、調べたりしながらこの文章を書いてみたのですが、 著作権者を一つに統一するというのは もはや無理なんじゃないかという気がしてきました。
残念ですが http://producingoss.com/ja/copyright-assignment.html の「何も対処しない」以外の選択肢が 現実で内容に思えてきました。
s/現実で内容に思えてきました。/現実的で無いように思えてきました。/
今後のソースとパッチの開発については考え中です。
さて、今後のソースとパッチの追加について考えたいと思います。
考えが間違っている、違う考え方もできる、など
意見・異見がございましたらどうかご指摘願います。
少なくとも新規にソースを追加する場合には、
そのソースをGPL-2+でライセンスすることに同意していただきます。
そして、その事実を示すためにソースのヘッダに
http://www.gnu.org/licenses/old-licenses/gpl-2.0.en.html#howto
で示された文章をコメントで入れてもらいます。
Copyright (C) yyyy name of author
This program is free software; you can redistribute it and/or
modify it under the terms of the GNU General Public License
as published by the Free Software Foundation; either version 2
of the License, or (at your option) any later version.
This program is distributed in the hope that it will be useful,
but WITHOUT ANY WARRANTY; without even the implied warranty of
MERCHANTABILITY or FITNESS FOR A PARTICULAR PURPOSE. See the
GNU General Public License for more details.
You should have received a copy of the GNU General Public License
along with this program; if not, write to the Free Software
Foundation, Inc., 51 Franklin Street, Fifth Floor, Boston, MA 02110-1301, USA.
ここまでは良いのですが問題はname of authorに
誰の名前を入れるかです。
Tamagoは当初GNU Emacsに取り込むことを考え、
FSFに著作権を譲渡していたと聞きました。
https://www.mail-archive.com/anthy-dev@lists.sourceforge.jp/msg00402.html
しかし、今私が取り組んでいるTamago-tsunagiは、
そこから大幅に後退して、
ながらくディストリビューションごとに別々に保守され、
バラバラになっていたTamago(Egg)の命脈が消えないように
保守する(つなぐ)ことを目的としています。
それを目的としたとき、どこかへ著作権を譲渡することを
必須にすることが望ましいことなのかどうか、悩んでいます。
手続きの煩雑さが開発の速度を落としてしまうんではないかと、
危惧しています。
-------- ちょっと横道にそれます --------
著作権を譲渡することを前提にするなら、
その手続きを判りやすく提示しておく必要があるかなと感じております。
(私も手続きを知らないですし。)
FSFへの著作権譲渡についてお詳しい方がいらっしゃいましたら、
どのような手続きで行っていたか教えていただけないでしょうか?
特に新規のコードをFSFに譲渡する場合どうしていたのかを
知りたいです。
ishikawa@yk.rim.or.jp さんの
http://sourceforge.jp/projects/freewnn/lists/archive/users/2014-November/000...
は参考になったのですが、これは既にFSFにコードが譲渡されていて
FSFがコードを管理している場合の手続きだと思います。
Tamago(Egg)のソースコードの多くはFSFが著作権を
持っていることになっていますが、
この譲渡手続きがどのようにしてなされたのかが解っていれば
参考になるかなと思っています。
また、著作権の譲渡先をどこにするかも、
検討する必要があります。
現在Tamago(Egg)のソースはCopyright表記を信じる限りでも
FSF・FSIJ・PFU・
;;; egg-sim.el --- EGG Simple Input Method
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