理解していただくのは困難だと思うのですが... platex一つにしてもrpmパッケージはlinuxであろうが,solarisであろうが,windowsであろうが存在しません.英語でももちろんそうです.それが,日本語となると大変です.それに,ノートパソコンでSUSEがデュアルブートでインストールできるかということも教育の現場では選定する最大の条件です.何も知識のない入学生に天下り的にマシンとソフトをあたえて,それから教育するので教育的なマシンとはどれだけ先生が導入に苦労しないかということでしょうね.相手はマニアではないのです. メーカとの交渉ではぎりぎりまでlinuxがデュアルブートでインストールできるか交渉しました.あるメーカの製品はその段階で落ちました.このような場合にはそのメーカのノートパソコンは教育用ではないということになります. 白川@近大
M. Takeyama です。 #ちょっと長くなりました。 On Sun, 29 Feb 2004 07:46:17 +0900 Hiromitsu Shirakawa <shira@info.kindai.ac.jp> wrote:
理解していただくのは困難だと思うのですが...
最初から、相手は理解できないと思い込みがあるようです。 #ちょっと残念です。 #今井さん、イマドさん、iwaiさん....(このMLでアクティブな方たち) #論理的に物事をとらえてアドバイスしようと思っているだけのように思えます
platex一つにしてもrpmパッケージはlinuxであろうが,solarisであろうが, windowsであろうが存在しません.英語でももちろんそうです.それが, 日本語となると大変です.それに,ノートパソコンでSUSEがデュアルブート でインストールできるかということも教育の現場では選定する最大の条件です. 何も知識のない入学生に天下り的にマシンとソフトをあたえて,それから教育 するので教育的なマシンとはどれだけ先生が導入に苦労しないかということで しょうね.相手はマニアではないのです. 知り合いに大学関係者(教員)がいますので、そこらあたりは理解できますよ。
platexにかんしていえば、latexに日本の環境にあわせて独自に拡張した ものが、platexでという認識があります。(間違っているかも) #大学では、理系の卒論、修論などを作成するときに標準的なツールになって #いるらしい。 windows --- MSは、MS-word(Office)があるわけでplatexにはメーカと して絶対手を出さないでしょうね。 solaris --- 開発のメインは、USで行なっている。USのエンジニアの中には 日本人もいるらしいが、SUNが推進する規格や国際的な基準や 規格に準拠するもので無ければ、インプリメント(実装)は難しい と思う。 #Sunの周りのフリーウェアーを作成するボランティアもplatexの事情は多分 #知らないので、そこでバイナリパッケージとしてリリースされる可能性も #低いと思います。 linuxでいえば、世界的にメジャーなRedhatもsolaris(Sun)と同じような 対応だと思います。一時期、RedhatからもリリースされていたVine(Vine Project)は、もともとRedhatに足りない日本独自の環境を補完するような 目的で発足した経緯があり、そこらあたりのサポートはしっかりして いるという印象を持ちます。 #痒いところ(日本語環境で不自由)に手が届く linuxのディストロ #よって、現時点で、platexがちゃんと使えるのはVineぐらいしかない。 単純に思うのが、platexの問題だけなら回避策は他にもあるような 気がします。つまり、必ずローカル(ノートPC)に入れる必要が あるのか? #アプリケーションサーバみたいなものを構築して、platexはそこに #リモートログインして使う、homeはnfsマウントして利用すると #データはどこでも共有できるとか。
メーカとの交渉ではぎりぎりまでlinuxがデュアルブートでインストール できるか交渉しました.あるメーカの製品はその段階で落ちました.このような 場合にはそのメーカのノートパソコンは教育用ではないということになります. 逆に、ノートPCでLinuxを使う場合のポイントとしては、グラフィックの 相性問題が出やすいので、SUSEの最新バージョン(現時点では9.0)が無難で 良いと思います。(メーカの動作検証が取れているにこしたことは無いです)
SAXとかは、カードの自動認識率も良いと思うし、グラフィックドライバー のSUSEの対応も良い思います。(個人的な見解ですけど) #最近は、ほとんどのディストロでデュアルブートでインストールできる #/できないは問題にならないと思います。(大体linuxでできるため) Linux、Linuxといわれて成功しているのは、サーバ分野であり Disktop環境 はまだまだ不十分であるという認識はあります。 日本のメーカで(現時点で)きちっとDisktop環境も含めてサポートできる ところは一社も無いかも。 #そうでなかったら、私がKDE Projectに参加し続けていないかも。 P.S. 最後に、大学機関全体に対する要望になりますが... (一応、子供を持つ親の意見として聞いてください。) 恵まれた環境で、与えられたツールの使い方しか教えない。 => それだけはダメのような気がします。 #一般学生には、windows(MS-Office), linux(webブラウザ、メールの使い方), #などの使い方を教えるということは確かに必要かもしれません。 #だた、情報処理やコンピュタサイエンスみたいな学科では、フリーソフト #ウェアーやオープンソースのことなどをしっかり教えて欲しいと思います。 #博士の称号は、英訳すると「ドクター of フィロソフィー」になると聞いた #ことがあります。そういう面を持っているのが本当の意味での大学だと思って #います ----- M. Takeyama
M. Takeyama です。 On Sun, 29 Feb 2004 13:20:14 +0900 takezou <takezou@kde.gr.jp> wrote:
windows --- MSは、MS-word(Office)があるわけでplatexにはメーカと して絶対手を出さないでしょうね。 発言した後、良く考えてみると... MS-windows(Win32)上で動作する Uxix系のコマンドあるわけで... #(例えば perlなどフリーソフトウェアーでなくとも無償で使えるバイナリ)
platex(日本語化されたLaTeX2e)は、フリーソフトウェアーなわけで、誰か がビルドしてバイナリパッケージを配布している可能性があることに気が ついたので少し調べてみました。 角藤さん(近畿大の関係者(学生さんか教職員さんかはわかりません))という方が Win32TeX というものを配布しているようです。 #導入して評価したわけではありませんが、pLaTeX用GTフォントパック #も提供していたり、AFPL版Ghostscriptなども配布していて、フォント #プリンターまわり、グラフィック(TIFF to PNG driver)など幅広く #カバーしていてすごく良いような印象を受けました。 <関連するURL(googleで "platex windows"のキーワードで検索しました)> http://www.fsci.fuk.kindai.ac.jp/~kakuto/win32-ptex/web2c75.html http://www.grn.mmtr.or.jp/~ohishi/tex/tex.html この結果からすると 「ちゃんと調べればWin32上で動作するpLaTeXってあるんじゃないですか。」 ということになりますね。 #MS社が今後も、「会社としてplatexの分野をやることはないだろう。」 #MS社がサポートするplatexは今後も存在しないということは変わらない #と思いますね。(現時点では) ----- M. Takeyama
At Sun, 29 Feb 2004 07:46:17 +0900, Hiromitsu Shirakawa wrote:
理解していただくのは困難だと思うのですが...
platex一つにしてもrpmパッケージはlinuxであろうが,solarisであろうが, windowsであろうが存在しません.
platex なら SUSE の tex/latex パッケージに既に含まれていると思ったので すが…。(別パッケージじゃなくて、本家に統合されているのです。)
英語でももちろんそうです.
えーと、platex の存在意義を考えると、これは何だか変な意見では?
それが,日本語となると大変です.それに,ノートパソコンでSUSEがデュア ルブートでインストールできるかということも教育の現場では選定する最大 の条件です.何も知識のない入学生に天下り的にマシンとソフトをあたえて, それから教育するので教育的なマシンとはどれだけ先生が導入に苦労しない かということでしょうね.相手はマニアではないのです.
ここら辺りは、よーく分かります :) で、SUSE だと こうした用途のために autoyast なるものが存在しているので す (…と、さりげなく広告) いずれにせよ、ノートパソコンは特にハードウェア周りの方が面倒ですね。 distro の選択は後で変更が効きますが、サポートされていないハードウェア の場合は悲惨です。私なら、職業上、そっちの方の心配が大きいですね。
メーカとの交渉ではぎりぎりまでlinuxがデュアルブートでインストールで きるか交渉しました.あるメーカの製品はその段階で落ちました.このよう な場合にはそのメーカのノートパソコンは教育用ではないということになり ます.
うーむ、デュアル・ブートが不可能な場合ってあるんでしょうか? 要は、メーカーが Linux をサポートするかどうかだけの違いのような気がし ます。 -- Takashi Iwai <tiwai@suse.de> ALSA Developer - www.alsa-project.org
M. Takeyama です。 On Mon, 01 Mar 2004 18:15:40 +0100 Takashi Iwai <tiwai@suse.de> wrote:
At Sun, 29 Feb 2004 07:46:17 +0900, Hiromitsu Shirakawa wrote:
理解していただくのは困難だと思うのですが...
platex一つにしてもrpmパッケージはlinuxであろうが,solarisであろうが, windowsであろうが存在しません.
platex なら SUSE の tex/latex パッケージに既に含まれていると思ったので すが…。(別パッケージじゃなくて、本家に統合されているのです。)
前もどこかで同じような発言した覚えがありますが... te_ptex あたりがそのパッケージに該当すると思います。 SUSE 8.2では、多少の手直し(設定をいじくる?)で使えるという情報 もありますが、私の方は残念ながらtex使いでないのは、SUSEでの tex問題の詳細をつかんでいません。 #この問題の内容を知りたいので、いつかplatexを使おうと思っている #のですが... 今だ挑戦していませんね。 (マイクさんのpTEX,pLATEXのドキュメント) http://www.suse.de/~mfabian/suse-cjk/ptex-platex.html いつも疑問に思うのが(texユーザ & tex開発者に対してですが...) tex(platex)のテストツールっていうものは世の中に存在しないので しょうか? 存在していれば、 ・そのテスト結果(エラー) ・OSの詳細(ディストロ、バージョン) ・texの情報(バージョン) ここらあたりの情報をもとにして問題点をクリアにすればすぐに問題 解決ができるような気がします。 #どんなもんなのでしょうか。 ----- M. Takeyama
今井です。 (改行されてないので改行を入れさせて頂きました) 一番最初の文章であっさり説明を片付けら(放棄さ)れてしまってるん ですけど....。 結局どこに重点置いてるんでしょうか? ・インストール以前の機種選定 ・OSそのもののセットアップ ・必要なアプリケーションが既に組込み済み ・アプリケーションのセットアップ ・その他 でもって デュアルブートできるパソコン=教育用パソコン デュアルブートできないパソコン=教育用でないパソコン と言ってるとこが強調されてるわりには肝心な説明が省かれててますます 訳が判りません。 一つ判ることは何も考えずにCD突っ込んであっさりインストールできる パソコンが教育用パソコンだということですが、 Linux、Windowsそれぞれ1つのOSしか起動できないパソコンはなぜ教育用 ではないのか不明だったりします。 両方のOSが起動できることでなぜ教育用になるんだか...。 例えばそれぞれブートできるパソコンが2台あっても教育用ではなくなる んで駄目ってことですよね...。 ひねくれた見方をするならアプリケーションが何も入ってなくてもWindows とLinuxが起動できるパソコンは教育用。 アプリケーションはあれこれ入っているがLinuxもしくはWindowsしか起動 できないパソコンは教育用ではないということにもなりはしないかと。 なんとなく感じるのはOSとは何かってとこで既にこちらと白川さんの考え てるものが違う様な....。 まあOSとは何かって厳密につきつめることも余計なものがいっぱいくっつい てしまった現状では恐らく不可能ですけど...。 2004年 2月 29日 日曜日 07:46、Hiromitsu Shirakawa さんは書きました:
理解していただくのは困難だと思うのですが...
platex一つにしてもrpmパッケージはlinuxであろうが,solarisであろうが, windowsであろうが存在しません.英語でももちろんそうです.それが,日 本語となると大変です.それに,ノートパソコンでSUSEがデュアルブート でインストールできるかということも教育の現場では選定する最大の条件 です.何も知識のない入学生に天下り的にマシンとソフトをあたえて,そ れから教育するので教育的なマシンとはどれだけ先生が導入に苦労しない かということでしょうね.相手はマニアではないのです.
メーカとの交渉ではぎりぎりまでlinuxがデュアルブートでインストールで きるか交渉しました.あるメーカの製品はその段階で落ちました.このよう な場合にはそのメーカのノートパソコンは教育用ではないということになります.
白川@近大
-- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
M. Takeyamaです。 On Tue, 2 Mar 2004 03:33:17 +0900 Masaru Imai <maimai@coral.ocn.ne.jp> wrote:
今井です。
[...]
一つ判ることは何も考えずにCD突っ込んであっさりインストールできる パソコンが教育用パソコンだということですが、 Linux、Windowsそれぞれ1つのOSしか起動できないパソコンはなぜ教育用 ではないのか不明だったりします。 両方のOSが起動できることでなぜ教育用になるんだか...。 例えばそれぞれブートできるパソコンが2台あっても教育用ではなくなる んで駄目ってことですよね...。 私の場合、白川さんの言っていることのニアンス的なものはなんとなく 理解出来るですよね。(こっちらの勝手な解釈かもしれませんが...)
大学(日本)の教育現場では、Unix(WS)+(ホストコンピュータ的)なものと MS-Windows的なものを教える必要性があると思うんですよ。 #それが、良いか/悪いかは、別問題。 昔は、 Unix(WS)的なもの --- SunのWSとか、少し前だとSGIのWSとかがはやり。 MS-Windows的なもの --- いわゆる86系のパソコンですかね。(MS-DOSの世界?) 今は、 Unix(WS)的なもの --- Linux(KDE, GNOME)がはやり。 MS-Windows的なもの --- WindowsXP, Windows 2003のパソコンですね。 昔は、別々のハードを用意していただが最近は一つのハードでUnix(WS)的な ものとMS-Windows的なものを使うのがあたり前(これも一つの流行?)と なってきているのではないでしょうか。 #お金を握っている事務局もデュアルブートのノートPCが必須条件になって #いたりして... #(今回の件では、デュアルブートことが強調されすぎの感がありますね。) 今回のテーマを 「デュアルブートなどの(linux(SUSE)とWindowsXP)出来るノートPCでPLaTeXが 動くシステムをどう構築するか。」ということに置き換えて考えてみると… これらのモデルが全て実現可能かどうかわかりません。また、これ以外 にも選択枝があると思いますが、こういうものの中から考えることは出来 ないのでしょうか? #運用方法が良くわかっていないので、ノートPCのローカルな環境に #pLaTeXが必ずインストールしなければいけない必然性がみえていないです。 <ディアルブートモデル(ローカルにpLaTeX)> ・linux(SUSE 9.0), win32(windows XP) + pLaTeX(Win32TeX) ・linux(SUSE 9.0) + pLaTeX(te_ptex), + win32(windows XP) <ディアルブートモデル(ネットワークからpLaTeX)> ・linux(SUSE 9.0), win32(windows XP)、 pLaTeX(Solaris x) #linux(ktermなど)、MS-Windowsのターミナルソフトから #リモートでpLaTeXのサーバにログオンして作業。 #(texテキストのファイルの編集は可能だと思う) #学内や自宅からのIPリーチャブルな環境があれば可能だと思います。 <シングルブートという観点 VMwareモデル(ローカルにpLaTeX)> ・ホストOS(SUSE 9.0) + ゲストOS(windows XP + pLaTeX(Win32TeX)) ・ホストOS(windows XP+ pLaTeX(Win32TeX)) + ゲストOS(SUSE 9.0 ) <シングルブートという観点 VMwareモデル(ネットワークからpLaTeX)> ・ホストOS(SUSE 9.0) + ゲストOS(windows XP) pLaTeX(Solaris x) ・ホストOS(windows XP) + ゲストOS(SUSE 9.0 ) pLaTeX(Solaris x) #linux(ktermなど)、MS-Windowsのターミナルソフトから #リモートでpLaTeXのサーバにログオンして作業。 #(texテキストのファイルの編集は可能だと思う) #学内や自宅からのIPリーチャブルな環境があれば可能だと思います。 ----- M. Takeyama
今井です。 どこを重要視してるのか判らなくてまごまごしてるうちに 先越されちゃった....。 さっさと書いておけば長引かずに済んだのかな....。 -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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