[opensuse-ja] IBus のその後の状況
武山です 11月リリースの13.1に向けての懸念事項である、IBus 1.5 の現在の状況です。 M4 では IBus 1.5.3 になりました。 (1) 初回起動時の変換エンジン IBus の Issue tracker で feature request したところ、 Fedora 用の git リポジトリにコードがあることを教えてもらいました。 mainstream への統合待ちですが、いつになるかは分かりません 試しに作ったパッケージは obs://home:ftake:ibus-fedora/openSUSE_12.3 にあります。 一応、ちゃんと動いています。 Ubuntu 13.10 にも大きなパッチが入っていました。 (2) 直接入力(英数字入力)の方法 IBus 1.5.0〜1.5.2 までは、「Japanse Keyboard」というエンジンに Ctrl + Space で切り替えることで行っていました。 今後は、Anthy や Mozc が持つ英数字モードで直接入力を行うことを 検討しているそうです。Mozc と Anthy は今のままで「全角/半角」を 使って切り替えられるかと思います。 他の言語のユーザーからは反対意見も出ています。 (直接入力を各エンジンで実装するのはコードの無駄だなど…) 1つ問題なのが、IBus 1.5 になって、一目で現在の入力モードが 分からないことです。 # Mozc であることが分かっても、「あ」なのか「A」なのか分からない Win+Space は Mozc や Anthy を切り替えるために使います。 「Japanese Keyboard」は何に使うんですかね… # アラビア語キーボード・英語キーボードのようなものは、 # 必要なんだそうです。(fcitx の @CSSlayer によると (3) GNOME 側での IBus の統合 少し前までの Factory では、まだ有効になっていないので、 GNOME チームの人に頼まないといけなさそうです。 Fedora が持つパッチが無いと動かない可能性もありますが。 -- Fuminobu TAKEYAMA -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
野宮です. In the Message; Subject : [opensuse-ja] IBus のその後の状況 Message-ID : <521052E3.2040506@geeko.jp> Date & Time: Sun, 18 Aug 2013 13:51:47 +0900 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> has written:
11月リリースの13.1に向けての懸念事項である、IBus 1.5 の現在の状況です。 M4 では IBus 1.5.3 になりました。
(1) 初回起動時の変換エンジン [...]
入れてみました。忌憚なく言わせて戴くと、これ、改悪ですね。
(2) 直接入力(英数字入力)の方法 IBus 1.5.0〜1.5.2 までは、「Japanse Keyboard」というエンジンに Ctrl + Space で切り替えることで行っていました。
今後は、Anthy や Mozc が持つ英数字モードで直接入力を行うことを 検討しているそうです。Mozc と Anthy は今のままで「全角/半角」を 使って切り替えられるかと思います。
他の言語のユーザーからは反対意見も出ています。 (直接入力を各エンジンで実装するのはコードの無駄だなど…)
1つ問題なのが、IBus 1.5 になって、一目で現在の入力モードが 分からないことです。 # Mozc であることが分かっても、「あ」なのか「A」なのか分からない
ログインすると、「即日本語入力モード」なので、面食らいました。 英数字入力に変えてコマンドを入力する折り、入力ウインドウが現れるのは疑 問です。不必要だと思いますが。 使い勝手が悪くなっていると受け止めました。 --- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「先端技術の開発は、優れた頭脳を持つ人間が集中しないと成功しない。 しかし、技術開発と、それが何をもたらすかを考えることは別だ。 一人の人間に二つは望めない。」 -- M. Crichton -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
武山です > 入れてみました。忌憚なく言わせて戴くと、これ、改悪ですね。 残念ながら、IBus 1.5 は事実上、改悪の固まりのようです…。 よく分析・議論せずに実装してしまい、その後、迷走している感があります。 我々ができることは、パッケージングでできるだけマシにすることと、 upstream に要望を出して、良い方向を見つけてもらうしかありません。 > ログインすると、「即日本語入力モード」なので、面食らいました。 ibus-mozc や ibus-anthy の修正が必要かと思いますが: - 初期状態は常に英数 - 初期状態は前回終了時 どちらが適切でしょう? >みなさん > 英数字入力に変えてコマンドを入力する折り、入力ウインドウが現れるのは疑 > 問です。不必要だと思いますが。 これはどのような状況でしょうか? 詳しく環境や再現方法を教えて頂けると助かります。 # 日本語もIBusをやめて fcitx に移ることもできますよ # GNOME が問題になりますが (2013/08/21 20:43), 野宮 賢 / NOMIYA Masaru wrote: > 野宮です. > > In the Message; > > Subject : [opensuse-ja] IBus のその後の状況 > Message-ID : <521052E3.2040506@geeko.jp> > Date & Time: Sun, 18 Aug 2013 13:51:47 +0900 > > Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> has written: > >> 11月リリースの13.1に向けての懸念事項である、IBus 1.5 の現在の状況です。 >> M4 では IBus 1.5.3 になりました。 > >> (1) 初回起動時の変換エンジン > [...] > > 入れてみました。忌憚なく言わせて戴くと、これ、改悪ですね。 > >> (2) 直接入力(英数字入力)の方法 >> IBus 1.5.0〜1.5.2 までは、「Japanse Keyboard」というエンジンに >> Ctrl + Space で切り替えることで行っていました。 > >> 今後は、Anthy や Mozc が持つ英数字モードで直接入力を行うことを >> 検討しているそうです。Mozc と Anthy は今のままで「全角/半角」を >> 使って切り替えられるかと思います。 > >> 他の言語のユーザーからは反対意見も出ています。 >> (直接入力を各エンジンで実装するのはコードの無駄だなど…) > >> 1つ問題なのが、IBus 1.5 になって、一目で現在の入力モードが >> 分からないことです。 >> # Mozc であることが分かっても、「あ」なのか「A」なのか分からない > > ログインすると、「即日本語入力モード」なので、面食らいました。 > 英数字入力に変えてコマンドを入力する折り、入力ウインドウが現れるのは疑 > 問です。不必要だと思いますが。 > > 使い勝手が悪くなっていると受け止めました。 > > --- > ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp > ┃\/彡 > ┗━━┛ 「先端技術の開発は、優れた頭脳を持つ人間が集中しないと成功しない。 > しかし、技術開発と、それが何をもたらすかを考えることは別だ。 > 一人の人間に二つは望めない。」 -- M. Crichton -- > -- Fuminobu TAKEYAMA -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
2013年8月21日 23:58 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp>: > >> ログインすると、「即日本語入力モード」なので、面食らいました。 > ibus-mozc や ibus-anthy の修正が必要かと思いますが: > - 初期状態は常に英数 > - 初期状態は前回終了時 > どちらが適切でしょう? >みなさん 個人的には前者を支持します。 「前回終了時」をマシンが覚えていても人間が覚えていないと思います。 -- 1xx <ItSANgo@gmail.com> <https://twitter.com/ItSANgo> <http://d.hatena.ne.jp/Itisango/> -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
野宮です. In the Message; Subject : Re: [opensuse-ja] IBus のその後の状況 Message-ID : <5214D591.5040407@geeko.jp> Date & Time: Wed, 21 Aug 2013 23:58:25 +0900 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> has written:
入れてみました。忌憚なく言わせて戴くと、これ、改悪ですね。
残念ながら、IBus 1.5 は事実上、改悪の固まりのようです…。 よく分析・議論せずに実装してしまい、その後、迷走している感があります。
我々ができることは、パッケージングでできるだけマシにすることと、 upstream に要望を出して、良い方向を見つけてもらうしかありません。
開発者が応じるのでしょうか?
ログインすると、「即日本語入力モード」なので、面食らいました。
ibus-mozc や ibus-anthy の修正が必要かと思いますが: - 初期状態は常に英数 - 初期状態は前回終了時 どちらが適切でしょう? >みなさん
「常に英数」が普通だと思いますが?
英数字入力に変えてコマンドを入力する折り、入力ウインドウが現れるのは疑 問です。不必要だと思いますが。
これはどのような状況でしょうか? 詳しく環境や再現方法を教えて頂けると助かります。
ん? 改めて武山さんのを入れましたところ、再現しませんでした. つまり、 http://download.opensuse.org/repositories/M17N/openSUSE_12.3/ にある ibus 1.5.3 が武山さんの手になるものだと思い込んで入れたところ、 入力ウインドウが現れたというものです. 武山さんのは、「初期状態は常に英数」になってますね.
# 日本語もIBusをやめて fcitx に移ることもできますよ # GNOME が問題になりますが
ibus が今の路線で行くなら、fcitx に移行します. --- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「eメールや携帯電話に縛られた社会は、自分自身と向き合ったり、 空想にふけったりする自由を奪う。」 -- M. Crichton -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
野宮です. In the Message; Subject : Re: [opensuse-ja] IBus のその後の状況 Message-ID : <87k3jfb76t.wl%nomiya@galaxy.dti.ne.jp> Date & Time: Wed, 21 Aug 2013 20:43:22 +0900 野宮 賢 / NOMIYA Masaru <nomiya@galaxy.dti.ne.jp> has written:
11月リリースの13.1に向けての懸念事項である、IBus 1.5 の現在の状況です。 M4 では IBus 1.5.3 になりました。
(1) 初回起動時の変換エンジン [...]
入れてみました。忌憚なく言わせて戴くと、これ、改悪ですね。
これ、言い過ぎのようです.
(2) 直接入力(英数字入力)の方法 IBus 1.5.0〜1.5.2 までは、「Japanse Keyboard」というエンジンに Ctrl + Space で切り替えることで行っていました。
小生は、USキーボードで、Ctrl+Space で切り替えることが出来なかったので、 「改悪」と言ってしまった次第です. が、中野さんのRESを拝見し、ibus-setup で Ctrl+Space で切り替えの出来る ことが解りました.
1つ問題なのが、IBus 1.5 になって、一目で現在の入力モードが 分からないことです。 # Mozc であることが分かっても、「あ」なのか「A」なのか分からない
小生の場合、systray のアイコンで知ることが出来ます.
ログインすると、「即日本語入力モード」なので、面食らいました。
これは、ログイン前の入力モードを記憶している、ということだと解り、武山 さんの「初期状態に関するご質問」の意味が解りました. やはり、初期状態は、「常に英数字入力」が良いと思います.
英数字入力に変えてコマンドを入力する折り、入力ウインドウが現れるのは疑 問です。不必要だと思いますが。
これは、日本語入力モードで、「半角英数字入力」をした場合に、この状態に なる、ということが解りました.とは言え、「日本語入力モードで半角英数字 入力」の再現方法が解っていません.(^^;;
使い勝手が悪くなっていると受け止めました。
と、書きましたが、慣れればこれで問題を感じません. --- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「先端技術の開発は、優れた頭脳を持つ人間が集中しないと成功しない。 しかし、技術開発と、それが何をもたらすかを考えることは別だ。 一人の人間に二つは望めない。」 -- M. Crichton -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
武山です 説明が悪くすみません。伝わっていないようですので、もう少し補足を Note: | IBus 1.5 系を使う場合は、M17N か、私の ibus15 リポジトリの | Anthy と Mozc を使って下さい。12.3 のものは対応していません。 1.5 系では、もともと、「日本語 - Japanese」を使って、 英数字を入力し、Super (=Win) + Space (現在のデフォルト) で Mozc や Anthy に切り替えて、日本語を入力するということになっていました。 この操作、実は「全角半角」キーの利用は想定されていません。 この点や、他のショートカットが 1.5 になって無くなってしまったところを、 upstream に聞いてみたところ(他の人も) http://code.google.com/p/ibus/issues/detail?id=747 # でも、I have been thinking をどうとらえて良いか… # 日本人同士の英語での会話は… 今後は、「日本語 - Japanese」を使った英数字入力をやめて、 Anthy や Mozc が持つ英数字モード「A_」をする方向で検討しているという 返答が返ってきました。 # 既にこの方向で、GNOME Shell、ibus-setup が更新されています。 この新しい方法では IM は Anthy のままで、全角半角キーやお好きなキーで 「A_」と「あ」を切り替えて使います。ショートカットの設定は Anthy や Mozc 側で行います。 新しい方法での入力モードの初期状態は、Anthy, Mozc, kkc ともに「あ」です。 みなさんのリクエスト通りに、初期状態を「A_」にしてしまうと、 「日本語 - Japanese」を使った方法に問題が起きます。 どういうことかというと起動して1回目は 0. 「日本語 - Japanese」で直接入力 1. Win + Space で「Mozc (A_)」に 2. 「Mozc (A_)」から 全角半角(他)で「Mozc (あ)」 3. ひらがな入力 と IM の選択と状態の切り替えを両方しなければいけなくなります。 ibus-mozc のモードを終了時に覚えておけば、避けられることには避けられます。 「Mozc (A_)」の状態で入力ウインドウが出るかどうかですが、 自分の環境では出ません。 ところで、なぜ、IBus 側で今までのショートカットをサポートしたくないのかですが、 おそらく、GNOME 側に統合された関係で、IBus のショートカットは GNOME の一部で、 GNOME のポリシーで、あまりショートカットキーを増やしたくないんじゃないか?と 予想してみます。 今回の更新での良い報告は、初回起動時のエンジンリストが空になる問題の解決目処が 立ちました…ということです。 あと、Anthy が残っている理由は、Mozc は開発がオープンでないから、 様々なリスクがある…ということでしたね。 # 今のところ、わりと SUSE 特有の変更への要望も対応してもらえています。 Anthy を kkc に置き換えるのは、自然な流れかもしれません。 中の人が同じなので IBus 同様に Fedora に振り回されないといいのですが…。 (2013/08/22 22:00), 野宮 賢 / NOMIYA Masaru wrote:
野宮です.
In the Message;
Subject : Re: [opensuse-ja] IBus のその後の状況 Message-ID : <87k3jfb76t.wl%nomiya@galaxy.dti.ne.jp> Date & Time: Wed, 21 Aug 2013 20:43:22 +0900
野宮 賢 / NOMIYA Masaru <nomiya@galaxy.dti.ne.jp> has written:
11月リリースの13.1に向けての懸念事項である、IBus 1.5 の現在の状況です。 M4 では IBus 1.5.3 になりました。
(1) 初回起動時の変換エンジン [...]
入れてみました。忌憚なく言わせて戴くと、これ、改悪ですね。
これ、言い過ぎのようです.
(2) 直接入力(英数字入力)の方法 IBus 1.5.0〜1.5.2 までは、「Japanse Keyboard」というエンジンに Ctrl + Space で切り替えることで行っていました。
小生は、USキーボードで、Ctrl+Space で切り替えることが出来なかったので、 「改悪」と言ってしまった次第です. が、中野さんのRESを拝見し、ibus-setup で Ctrl+Space で切り替えの出来る ことが解りました.
1つ問題なのが、IBus 1.5 になって、一目で現在の入力モードが 分からないことです。 # Mozc であることが分かっても、「あ」なのか「A」なのか分からない
小生の場合、systray のアイコンで知ることが出来ます.
ログインすると、「即日本語入力モード」なので、面食らいました。
これは、ログイン前の入力モードを記憶している、ということだと解り、武山 さんの「初期状態に関するご質問」の意味が解りました.
やはり、初期状態は、「常に英数字入力」が良いと思います.
英数字入力に変えてコマンドを入力する折り、入力ウインドウが現れるのは疑 問です。不必要だと思いますが。
これは、日本語入力モードで、「半角英数字入力」をした場合に、この状態に なる、ということが解りました.とは言え、「日本語入力モードで半角英数字 入力」の再現方法が解っていません.(^^;;
使い勝手が悪くなっていると受け止めました。
と、書きましたが、慣れればこれで問題を感じません.
--- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「先端技術の開発は、優れた頭脳を持つ人間が集中しないと成功しない。 しかし、技術開発と、それが何をもたらすかを考えることは別だ。 一人の人間に二つは望めない。」 -- M. Crichton --
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野宮@ibus 1.4.2 ユーザー、です. In the Message; Subject : Re: [opensuse-ja] IBus のその後の状況 Message-ID : <5216D6D6.8050004@geeko.jp> Date & Time: Fri, 23 Aug 2013 12:28:22 +0900 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> has written:
説明が悪くすみません。伝わっていないようですので、もう少し補足を
スミマセン.m(_ _)m [...]
今後は、「日本語 - Japanese」を使った英数字入力をやめて、 Anthy や Mozc が持つ英数字モード「A_」をする方向で検討しているという 返答が返ってきました。 # 既にこの方向で、GNOME Shell、ibus-setup が更新されています。
この新しい方法では IM は Anthy のままで、全角半角キーやお好きなキーで 「A_」と「あ」を切り替えて使います。ショートカットの設定は Anthy や Mozc 側で行います。
新しい方法での入力モードの初期状態は、Anthy, Mozc, kkc ともに「あ」です。 みなさんのリクエスト通りに、初期状態を「A_」にしてしまうと、 「日本語 - Japanese」を使った方法に問題が起きます。 どういうことかというと起動して1回目は
0. 「日本語 - Japanese」で直接入力 1. Win + Space で「Mozc (A_)」に 2. 「Mozc (A_)」から 全角半角(他)で「Mozc (あ)」 3. ひらがな入力
と IM の選択と状態の切り替えを両方しなければいけなくなります。 ibus-mozc のモードを終了時に覚えておけば、避けられることには避けられ ます。
これは、やはり、改悪と言わざるを得ませんね.
「Mozc (A_)」の状態で入力ウインドウが出るかどうかですが、 自分の環境では出ません。
[...]
あと、Anthy が残っている理由は、Mozc は開発がオープンでないから、 様々なリスクがある…ということでしたね。 # 今のところ、わりと SUSE 特有の変更への要望も対応してもらえています。
Mozc の開発がオープンではない、というのは、鎌田さんもご指摘のように誤 解です.つまり、開発者限定のオープンソースソフトというのは、いくらでも あります.その場合、ユーザーは、MLで要望を投げ掛け、開発者が取捨選択し て要望を反映するというやり方が普通です. ともあれ、ibus 1.4.2 にした一番の理由は、フォーカスの問題です. つまり、ibus 1.5.X では、ブラウザー上で日本語入力をすると、その日本語 入力モードがデスクトップ全体に及ぶ、即ち、ターミナルでコマンドを入力し ようとすると、日本語入力になっています. ibus 1.4.2 では、ブラウザー上で日本語入力をしても、日本語入力モードは、 ブラウザー上限りであり、ここで、ターミナルにコマンドを入力しても、英数 字入力で入力出来ます. この違いも、ibus 1.5.X を使わない理由です. あと、ibus 1.4.2 では、「設定」メニューを選択すると、ibus-setup が起動 しますが、ibus 1.5.X では、メニューから ibus-setup起動の項目が無くなっ ていますが、これも、理由があってのことでしょうか? --- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「私たちが今日直面している化学物質の危険性に関する疑問に対し、通常の 科学的な正確さをもって答えようとすれば、たぶんさらに数十年を要するで あろう。」 -- J. V. Rodricks -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
武山です ibus 1.5.x にアップデートする良い理由は今のところほとんどありません。 12.3 では、動かなくなった IBus 1.4 と GNOME に細工して 維持したくらいです。 1.5 へのアップデートを強く要求している openSUSE のメンテナーは、 GNOME で使いたいからです。 既に使えなくなった GNOME、Anthy に続き、 いつか Mozc などもサポートされなくなる日が来るので、 1.4 の維持も難しいのが現状です。
つまり、ibus 1.5.X では、ブラウザー上で日本語入力をすると、その日本語 入力モードがデスクトップ全体に及ぶ、即ち、ターミナルでコマンドを入力し ようとすると、日本語入力になっています.
これですね http://code.google.com/p/ibus/issues/detail?id=1568 一応、賛成反対両者いるようですが、GNOME では代わりの方法が実装されている ように読み取れます。 # 他の DE でどうなるかは、Fedora 19? の KDE で ibus を動かす気無し # というひどい状態でしたので… Mozc の件は、様子を見た結果、デフォルトにしても問題は無いと結論を 出すこともできるのではないかなと思います。 他のディストリビューションでも Mozc をデフォルトにするのは 抵抗があるような気がしますが、どうなのでしょうかね? # Fedora の人は、対抗して kkc を作ってしまいましたし… 次の 13.1 に間に合うであろう fcitx-mozc では、変換候補の使用法の表示も含めた ほとんどの機能が問題なく使えるようになるはずですので、 代替として fcitx をすぐに使える(あるいはデフォルトに?)しておく必要は ありそうです。 Fuminobu TAKEYAMA (2013/08/23 13:48), 野宮 賢 / NOMIYA Masaru wrote:
野宮@ibus 1.4.2 ユーザー、です.
In the Message;
Subject : Re: [opensuse-ja] IBus のその後の状況 Message-ID : <5216D6D6.8050004@geeko.jp> Date & Time: Fri, 23 Aug 2013 12:28:22 +0900
Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> has written:
説明が悪くすみません。伝わっていないようですので、もう少し補足を
スミマセン.m(_ _)m
[...]
今後は、「日本語 - Japanese」を使った英数字入力をやめて、 Anthy や Mozc が持つ英数字モード「A_」をする方向で検討しているという 返答が返ってきました。 # 既にこの方向で、GNOME Shell、ibus-setup が更新されています。
この新しい方法では IM は Anthy のままで、全角半角キーやお好きなキーで 「A_」と「あ」を切り替えて使います。ショートカットの設定は Anthy や Mozc 側で行います。
新しい方法での入力モードの初期状態は、Anthy, Mozc, kkc ともに「あ」です。 みなさんのリクエスト通りに、初期状態を「A_」にしてしまうと、 「日本語 - Japanese」を使った方法に問題が起きます。 どういうことかというと起動して1回目は
0. 「日本語 - Japanese」で直接入力 1. Win + Space で「Mozc (A_)」に 2. 「Mozc (A_)」から 全角半角(他)で「Mozc (あ)」 3. ひらがな入力
と IM の選択と状態の切り替えを両方しなければいけなくなります。 ibus-mozc のモードを終了時に覚えておけば、避けられることには避けられ ます。
これは、やはり、改悪と言わざるを得ませんね.
「Mozc (A_)」の状態で入力ウインドウが出るかどうかですが、 自分の環境では出ません。
[...]
あと、Anthy が残っている理由は、Mozc は開発がオープンでないから、 様々なリスクがある…ということでしたね。 # 今のところ、わりと SUSE 特有の変更への要望も対応してもらえています。
Mozc の開発がオープンではない、というのは、鎌田さんもご指摘のように誤 解です.つまり、開発者限定のオープンソースソフトというのは、いくらでも あります.その場合、ユーザーは、MLで要望を投げ掛け、開発者が取捨選択し て要望を反映するというやり方が普通です.
ともあれ、ibus 1.4.2 にした一番の理由は、フォーカスの問題です. つまり、ibus 1.5.X では、ブラウザー上で日本語入力をすると、その日本語 入力モードがデスクトップ全体に及ぶ、即ち、ターミナルでコマンドを入力し ようとすると、日本語入力になっています. ibus 1.4.2 では、ブラウザー上で日本語入力をしても、日本語入力モードは、 ブラウザー上限りであり、ここで、ターミナルにコマンドを入力しても、英数 字入力で入力出来ます. この違いも、ibus 1.5.X を使わない理由です.
あと、ibus 1.4.2 では、「設定」メニューを選択すると、ibus-setup が起動 しますが、ibus 1.5.X では、メニューから ibus-setup起動の項目が無くなっ ていますが、これも、理由があってのことでしょうか?
--- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「私たちが今日直面している化学物質の危険性に関する疑問に対し、通常の 科学的な正確さをもって答えようとすれば、たぶんさらに数十年を要するで あろう。」 -- J. V. Rodricks --
-- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
ci5-koyamaです。 ibusやmozcなどの日本語入力は、OS自体を使うのを考えるくらい重要なものなので、仕様が急にかわるのはちょっと嫌だなーと感じます。IMEを使わなくても済む言語圏の方には、この気持ちはわからないだろうなーーーー。 Ctrl + Space や Alt + Space が変換モードキーになるのは、結構つらいですね。 最近はecllipseやNetbeansなどの開発を使う人も多いので、反対者が増えそうです。 ibus + mozc で、Atokモードを使うと、変換キーで無変換入力が選択できるので、これが有効ならばいいのですが・・・・。 もしダメそうなら、fctxというものを使うか、それでなければAtokの登場を待ち望むしかないのですかね・・・。 gnomeは使うことがないのですが、xfceは使いたいので、fctxが対応する事を祈ります。 WindowsやKDE4の時も思ったのですが、どうしてちゃんと動作しているものを、あえていじくり回して使いにくくするのですかね。人によりけりかもしれませんが、KDE4になって便利を感じたことなど一度もありません。 ibusも次の改変でそういうふうに感じるひとがたくさん出てくるように思います。 2013年8月27日 23:23 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp>:
武山です
ibus 1.5.x にアップデートする良い理由は今のところほとんどありません。 12.3 では、動かなくなった IBus 1.4 と GNOME に細工して 維持したくらいです。
1.5 へのアップデートを強く要求している openSUSE のメンテナーは、 GNOME で使いたいからです。
既に使えなくなった GNOME、Anthy に続き、 いつか Mozc などもサポートされなくなる日が来るので、 1.4 の維持も難しいのが現状です。
つまり、ibus 1.5.X では、ブラウザー上で日本語入力をすると、その日本語 入力モードがデスクトップ全体に及ぶ、即ち、ターミナルでコマンドを入力し ようとすると、日本語入力になっています.
これですね http://code.google.com/p/ibus/issues/detail?id=1568
一応、賛成反対両者いるようですが、GNOME では代わりの方法が実装されている ように読み取れます。
# 他の DE でどうなるかは、Fedora 19? の KDE で ibus を動かす気無し # というひどい状態でしたので…
Mozc の件は、様子を見た結果、デフォルトにしても問題は無いと結論を 出すこともできるのではないかなと思います。
他のディストリビューションでも Mozc をデフォルトにするのは 抵抗があるような気がしますが、どうなのでしょうかね? # Fedora の人は、対抗して kkc を作ってしまいましたし…
次の 13.1 に間に合うであろう fcitx-mozc では、変換候補の使用法の表示も含めた ほとんどの機能が問題なく使えるようになるはずですので、 代替として fcitx をすぐに使える(あるいはデフォルトに?)しておく必要は ありそうです。
Fuminobu TAKEYAMA
(2013/08/23 13:48), 野宮 賢 / NOMIYA Masaru wrote:
野宮@ibus 1.4.2 ユーザー、です.
In the Message;
Subject : Re: [opensuse-ja] IBus のその後の状況 Message-ID : <5216D6D6.8050004@geeko.jp> Date & Time: Fri, 23 Aug 2013 12:28:22 +0900
Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp> has written:
説明が悪くすみません。伝わっていないようですので、もう少し補足を
スミマセン.m(_ _)m
[...]
今後は、「日本語 - Japanese」を使った英数字入力をやめて、 Anthy や Mozc が持つ英数字モード「A_」をする方向で検討しているという 返答が返ってきました。 # 既にこの方向で、GNOME Shell、ibus-setup が更新されています。
この新しい方法では IM は Anthy のままで、全角半角キーやお好きなキーで 「A_」と「あ」を切り替えて使います。ショートカットの設定は Anthy や Mozc 側で行います。
新しい方法での入力モードの初期状態は、Anthy, Mozc, kkc ともに「あ」です。 みなさんのリクエスト通りに、初期状態を「A_」にしてしまうと、 「日本語 - Japanese」を使った方法に問題が起きます。 どういうことかというと起動して1回目は
0. 「日本語 - Japanese」で直接入力 1. Win + Space で「Mozc (A_)」に 2. 「Mozc (A_)」から 全角半角(他)で「Mozc (あ)」 3. ひらがな入力
と IM の選択と状態の切り替えを両方しなければいけなくなります。 ibus-mozc のモードを終了時に覚えておけば、避けられることには避けられ ます。
これは、やはり、改悪と言わざるを得ませんね.
「Mozc (A_)」の状態で入力ウインドウが出るかどうかですが、 自分の環境では出ません。
[...]
あと、Anthy が残っている理由は、Mozc は開発がオープンでないから、 様々なリスクがある…ということでしたね。 # 今のところ、わりと SUSE 特有の変更への要望も対応してもらえています。
Mozc の開発がオープンではない、というのは、鎌田さんもご指摘のように誤 解です.つまり、開発者限定のオープンソースソフトというのは、いくらでも あります.その場合、ユーザーは、MLで要望を投げ掛け、開発者が取捨選択し て要望を反映するというやり方が普通です.
ともあれ、ibus 1.4.2 にした一番の理由は、フォーカスの問題です. つまり、ibus 1.5.X では、ブラウザー上で日本語入力をすると、その日本語 入力モードがデスクトップ全体に及ぶ、即ち、ターミナルでコマンドを入力し ようとすると、日本語入力になっています. ibus 1.4.2 では、ブラウザー上で日本語入力をしても、日本語入力モードは、 ブラウザー上限りであり、ここで、ターミナルにコマンドを入力しても、英数 字入力で入力出来ます. この違いも、ibus 1.5.X を使わない理由です.
あと、ibus 1.4.2 では、「設定」メニューを選択すると、ibus-setup が起動 しますが、ibus 1.5.X では、メニューから ibus-setup起動の項目が無くなっ ていますが、これも、理由があってのことでしょうか?
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opensuse-ja MLに弾かれたので再送します。 2013年8月18日 13:51 Fuminobu TAKEYAMA <ftake@geeko.jp>:
11月リリースの13.1に向けての懸念事項である、IBus 1.5 の現在の状況です。 M4 では IBus 1.5.3 になりました。
(1) 初回起動時の変換エンジン IBus の Issue tracker で feature request したところ、 Fedora 用の git リポジトリにコードがあることを教えてもらいました。
mainstream への統合待ちですが、いつになるかは分かりません
試しに作ったパッケージは obs://home:ftake:ibus-fedora/openSUSE_12.3 にあります。
12.3 x64環境に入れてみました。 一応動きますね。
(2) 直接入力(英数字入力)の方法 IBus 1.5.0〜1.5.2 までは、「Japanse Keyboard」というエンジンに Ctrl + Space で切り替えることで行っていました。
今後は、Anthy や Mozc が持つ英数字モードで直接入力を行うことを 検討しているそうです。Mozc と Anthy は今のままで「全角/半角」を 使って切り替えられるかと思います。
私のdefaultではMozc, Anthy, Japanese Keyboardと 入っていました。 MozcがあればAnthyは要らないので削除しました。 MozcがあればAnthyは要らないと思うのですが、他の方の意見はどうでしょうか? ただ、ibus-setupでAnthyを削除しようとして、 削除ボタンがどこにあるのか探すのに苦労しました。 ibus-setupの中で隠れているんですよね、このボタン。
他の言語のユーザーからは反対意見も出ています。 (直接入力を各エンジンで実装するのはコードの無駄だなど…)
日本語入力では必要だという事を訴えて、 おかしな方向に行かないようにしておく必要があるかもしれませんね。 ちなみにどこで議論されているのでしょうか?
1つ問題なのが、IBus 1.5 になって、一目で現在の入力モードが 分からないことです。 # Mozc であることが分かっても、「あ」なのか「A」なのか分からない
入力してみて期待しているのと違うモードだったらBSキーで入れ直すので、 私はあまり苦になりません。
Win+Space は Mozc や Anthy を切り替えるために使います。 「Japanese Keyboard」は何に使うんですかね…
前のバージョンでは<Ctrl>+SpaceでIMを切り替えていたように記憶しています。 <Ctrl>+spaceはEmacsでset-mark-commandとして頻繁に使うので、 <Super>+spaceに変更になったのは前進だと捉えています。 <Super>が<Win>キーだと気づくのに時間がかかりましたが…。 私はJapanese KeyboardとMozcを使って、 「半角/全角」でも<Win>+spaceでもキーを切り替えることができるようにしています。 -- 1xx <ItSANgo@gmail.com> <https://twitter.com/ItSANgo> <http://d.hatena.ne.jp/Itisango/> -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org
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野宮 賢 / NOMIYA Masaru