SATAのRAID環境でのhdparm

K.Suzukiです。 現在、SATA2台を使用してRAID 0を組んでSUSE 9.2(x86-64*2)を使っています。 環境は以下です。 SATAコントローラ: 0000:02:05.0 RAID bus controller: Promise Technology, Inc. PDC20378 (FastTrak 378/SATA 378) (rev 02) SATA HDD: HDS722516VLSA80 * 2 SATA RAID 0のパフォーマンスを計る為にhdparmを使用したところ、異常?な値が出る場合があることに気づきましたので報告します。 この環境においての平均的な値は以下なのですが、 # hdparm -t /dev/md0 /dev/md0: Timing buffered disk reads: 190 MB in 3.01 seconds = 63.09 MB/sec 以下のようにddコマンドを使用した直後にhdparmを使用すると、 # dd if=/dev/md0 of=/dev/null bs=$((1024*1024)) count=1024 読み込んだブロック数は 1024+0 書き込んだブロック数は 1024+0 # hdparm -t /dev/md0 /dev/md0: Timing buffered disk reads: 1124 MB in 3.02 seconds = 372.61 MB/sec 上記のように平均的な値をはるかに上回る値が検出されます。 この直後もう一度hdparmコマンドを実行すると、 # hdparm -t /dev/md0 /dev/md0: Timing buffered disk reads: 186 MB in 3.03 seconds = 61.46 MB/sec という平均的な値に戻ります。 挙動を見た感じではddを実行直後のhdparmはバッファ(メモリ上)からreadしてるので早くなってるような気がするのですが...。

M. Takeyamaです。 On Thu, 13 Jan 2005 06:22:26 +0900 "K.Suzuki" <knfeat@mbn.nifty.com> wrote:
K.Suzukiです。
現在、SATA2台を使用してRAID 0を組んでSUSE 9.2(x86-64*2)を使っています。 環境は以下です。 SATAコントローラ: 0000:02:05.0 RAID bus controller: Promise Technology, Inc. PDC20378 (FastTrak 378/SATA 378) (rev 02) SATA HDD: HDS722516VLSA80 * 2
SATA RAID 0のパフォーマンスを計る為にhdparmを使用したところ、異常?な値が出る場合があることに気づきましたので報告します。 それって、そんなに異常(?)な値ですか。
hdparm -T /dev/md0 (hdparm -t /dev/md0) の値(オプション -T)と比較してあまり違わないなら問題ないのでは。 #(多分、超えないと思いますけど) (ケース1)
# hdparm -t /dev/md0 ---> SATAコントローラからのデータ(キャッシュが効いていない状態)
(ケース2)
# dd if=/dev/md0 of=/dev/null bs=$((1024*1024)) count=1024 ---> SATAコントローラのキャッシュにヒットさせて、 # hdparm -t /dev/md0 ---> SATAコントローラのキャッシュのデータを読んでいる。 というようなことも考えられる思います。 #ハードのスペックがわからないのでなんとも言えませんが... #(仮に影響があるなら、SATAコントローラ側の性能に依存しそうな)
もし、システムのキャッシュ(ファイルシステム)の影響だと すると連続的に実行した場合に二回目以降の測定値が大幅に 向上することになると思いますけど。 # hdparm -t /dev/md0 # hdparm -t /dev/md0 ----- M. Takeyama __________________________________ Do You Yahoo!? Upgrade Your Life http://bb.yahoo.co.jp/

k7-koyama です。 K.Suzukiさん、こんにちは
現在、SATA2台を使用してRAID 0を組んでSUSE 9.2(x86-64*2)を使っています。 環境は以下です。 SATAコントローラ: 0000:02:05.0 RAID bus controller: Promise Technology, Inc. PDC20378 (FastTrak 378/SATA 378) (rev 02)
Promise の raidコントローラは、ソフトウエアに絡んだraidだと理解していま すが、 RAID 1 (ミラー) をされた事はないでしょうか? もしおありなら、稼働は安定していたか、是非知りたいのです。 宜しくお願いします。

K.Suzukiです。 On Thu, 13 Jan 2005 17:18:19 +0900 koyama <mlus@hintmark.com> wrote:
Promise の raidコントローラは、ソフトウエアに絡んだraidだと理解していま すが、 はい、PromiseのRAIDコントローラでソフトウェアRAIDをしています。
RAID 1 (ミラー) をされた事はないでしょうか?
もしおありなら、稼働は安定していたか、是非知りたいのです。
宜しくお願いします。 残念ながら、RAID 1はやっていません。って言うのもRAID 0(ストライピング)をSATAで 実行してはたしてどのくらいのパフォーマンスが出るのか試してみたかったので。(汗)
ちなみに、現在RAID 0環境でのSUSE 9.2は安定に稼働しています。

K.Suzukiです。 再度、hdparmのmanを見たりして調べてたのですが、 On Thu, 13 Jan 2005 12:37:45 +0900 "M. Takeyama(takezou)" <takezou040728@yahoo.co.jp> wrote:
それって、そんなに異常(?)な値ですか。
hdparm -T /dev/md0 (hdparm -t /dev/md0) の値(オプション -T)と比較してあまり違わないなら問題ないのでは。 #(多分、超えないと思いますけど)
(ケース1)
# hdparm -t /dev/md0 ---> SATAコントローラからのデータ(キャッシュが効いていない状態)
(ケース2)
# dd if=/dev/md0 of=/dev/null bs=$((1024*1024)) count=1024 ---> SATAコントローラのキャッシュにヒットさせて、 # hdparm -t /dev/md0 ---> SATAコントローラのキャッシュのデータを読んでいる。 というようなことも考えられる思います。 #ハードのスペックがわからないのでなんとも言えませんが... #(仮に影響があるなら、SATAコントローラ側の性能に依存しそうな) Takeyamaさんが言ってるようにddで実行した時点のバッファキャッシュを hdparm -tで読んでいるので計測に違いが出てるような気がしました。
何故これが異常だと思ったのかと言うと、自分はてっきり"-t"オプションを指定した場合、 常にバッファキャッシュをクリアしてデバイスから再度読み込んで計測してくれるものと思っていたので..。
もし、システムのキャッシュ(ファイルシステム)の影響だと すると連続的に実行した場合に二回目以降の測定値が大幅に 向上することになると思いますけど。 # hdparm -t /dev/md0 # hdparm -t /dev/md0 ファイルシステムは、XFSです。 以下が連続実行した結果です。 # hdparm -t /dev/md0
/dev/md0: Timing buffered disk reads: 184 MB in 3.01 seconds = 61.22 MB/sec # hdparm -t /dev/md0 /dev/md0: Timing buffered disk reads: 186 MB in 3.03 seconds = 61.46 MB/sec 連続的に実行しても特に測定結果が大幅に向上するような事はありませんでした。
participants (3)
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K.Suzuki
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koyama
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M. Takeyama(takezou)