今井です。 今晩遅くにopenSUSE 12.3GMがリリース予定ですが、 インストール->運用開始までのTIPS？を書きだしてみました。 (私の使っているハードウェアにはNVIDIAなグラフィック環境しか無いので片手 落ちな ところがありますが、その辺はご容赦を) 1./bootの容量 インストールするカーネルがdesktop、default、xenとか予定しているなら、 HDDに余裕があったらどーんと1GB位取っちゃいましょう。 (RC1かRC2で300MBで余裕だと思ったらカーネルアップデート中にパンク しました) 2.NVIDIAのドライバ 2013/03/13 13:00(JST)ではNVIDIAリポジトリにはまだGM用のドライバが用意 されていないようでした。 GMリリースに合わせGM用ドライバが公開されてない場合、nvドライバを使うか NVIDIAのWebサイトで配布されているドライバを使う必要があります。 で、このNVIDIAのサイトで配布されたドライバを入れる時に、 (ドライバをインストールしようとしているカーネルを起動しているのが前提ですが) # cd /lib/modules/`uname -r`/build/include # ln -s generated/uapi/linux とした後にドライバを組み込む必要があります。 4.kernel-xxxxx-baseパッケージ ふとしたはずみにkernel-desktop-baseやkernel-default-base等のパッケージ が入ってきてしまうことがあるので # zypper al kernel-desktop-base kernel-default-base とおまじないをしておきます。 5.virtualbox-guest-kmp-xxxxxパッケージ 4.のカーネルパッケージと同様です。 VirtualBoxのパッケージを利用する予定で、リアル(ホスト)環境にインストール する場合 # zypper al virtualbox-guest-kmp-default virtualbox-guest-kmp-desktop とおまじないをしておきます。 6.ユーザアカウント 「インストール時にホームディレクトリを新規に作る場合」においてですが、 openSUSE 12.3からrootを含めユーザアカウント全般でホームディレクトリ以下に 作られるディレクトリ表記が、インストール時に選んだ言語になるようです。 (デスクトップ環境にログインする場合においてですが) ですので英語表記に統一しておきたい場合には、 デスクトップ環境にログインする前に、CUI環境(コンソールログイン)で (root) # LANG=C xdg-user-dirs-update (一般ユーザアカウント) $ LANG=C xdg-user-dirs-update としておく必要があります。 以上です。 -- /************************/ /* mforce4 */ /************************/ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org