武山です すでに 12.2 の beta が公開されていますが、みなさん試しましたか? 色々なところで報告されているインストーラーと kdm の問題以外にも 次の日本語関連のバグを見つけています。 - IPAフォントのヒンティング無効が機能していない 前に新しい fontconfig に OK を出してしまいましたが、 新しい fontconfig で IPA Pゴシックのアルファベット(16pt くらい?)の レンダリングがあまりよくありません。 SUSEgreeter を起動すると、よく分かると思います。 本来であれば /etc/fonts/conf.d/21-ipa-hinting.conf でIPAフォントだけヒンティングが無効になるはずなのですが、 /etc/fonts/suse-hinting.conf がこの値を上書きしてしまっているような気がします。 どなたか心当たりがありませんか? - IPAフォントの太字が style=Regular になっている LibreOffice が太字ではないIPA フォントが2つあると勘違いして、 一度 IPAGothic_Bold か IPAGothic_Italic を選んでしまうと、 通常の方を選んでも太字になってしまいます。 $ fc-list "IPAゴシック" IPAゴシック,IPAGothic_Italic:style=Regular IPAゴシック,IPAGothic:style=Regular IPAゴシック,IPAGothic_Bold:style=Regular # 参考 Nimbus Sans L:style=Bold Nimbus Sans L:style=Regular # こちらは、b と r が小文字なことで、LibreOffice と Inkscape で # 不具合が出ているような気が…未検証 M+ 1c,M+ 1c bold:style=bold M+ 1c,M+ 1c regular:style=regular マニュアルのビルド用?に導入されたようですが、 もしかして Konsole の太字問題も解決できたりするのでしょうか? # 一応、標準と太字の横幅が同じになっているような気がします。 - zypper のプログレスバーが全角文字を意識していないために残念なことに 「-」や「=」でプログレスバーを表示することは良いのですが、 コンソールにラップされて \r が効かず… これは何とかなるものなのでしょうか? プログレスバーの手前に改行を入れるというのが workaround ですかね… - IBus に色々問題があるらしい と色々なところから情報が来るのですが、デバッグログも、Bugzilla などでま とまった情報も無く困っています。手元でも再現できません。 kdesu などで root になったときに、SCIM と違って IBus では日本語入力がで きない(正確には仕組みの違いで自動的に daemon が上がらない)という制限事 項はあります。 何か良い解決策があると良いのですが…。 # D-Bus の DBUS_BUS_ADDRESS を渡すだけじゃダメですね…流石に -- Fuminobu TAKEYAMA -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org