At Mon, 08 Aug 2011 18:14:12 +0900, Fuminobu TAKEYAMA wrote:
武山です
Mozc と依存パッケージを、作り直しましたので submit の準備はできています。
おお、それはありがたいです。
# 既存のパッケージの spec ファイルを色々と参考にさせて頂きました。
1ヶ月くらい使っていますが、大丈夫そうです。
Mozc と依存しているパッケージは以下の通りです。 googletest https://build.opensuse.org/package/show?package=googletest&project=home%3Aftake mozc https://build.opensuse.org/package/show?package=mozc&project=home%3Aftake zinnia https://build.opensuse.org/package/show?package=zinnia&project=home%3Aftake zinnia-tomoe https://build.opensuse.org/package/show?package=zinnia-tomoe&project=home%3Aftake 以下の要検討な部分を残したままであれば、いつでも submit できます。
とりあえず、M17N に入れてから残りはそこで作業、というのも手ですので、 動いているのならそのままでも submit お願いします。
uim-1.6 以降は uim-canna の実装が変わって、本家は大丈夫でも wime だと固まる問題 がありますね。(後で試してみます # Lisp で実装してあるのでデバッグしたくないです…
はは、あれは本当に好き嫌いがありますからね。
さて Mozc ですが、 いくつか、パッケージデザインに考えなければならないところが残っていまして、 どうしましょうか?
1. mozc-emacs を自動起動するか 自走起動スクリプト start-mozc.el を書いても良いのですが、 最近は gtk-immodule 経由で入力している方が多いのではないかと思います。
そこで、.emacs に (require 'mozc) をして、 set-input-method: japanese-mozc をしないと起動しないようにパッケージしています。
この方向で良いのではないかと思います。 README.SUSE 当たりに書いておけばオーケーかと。
# そういえば某共有サーバーで /tmp/uimhelper-* がすごいことに…
2. googletest の扱い テストフレームワークなので、開発時にしか使われないもので、 果たしてパッケージにする意味があるのかと疑問です。
いまのところ、gtest.rpm がドキュメントだけで、 gtest-devel に static ライブラリとヘッダが入っています。
Mozc の一部が google-test のヘッダを参照しているだけなので、 Mozc から依存関係を取り除くか、googletest を Mozc のソースとして含めてしまう デザインもあるかと思います。
ビルドに不必要なのであればなるべく依存関係は減らした方が良いですので、 とりあえず gtest-devel なしでいきませんか? もしくは、"%if %with_gtest" みたいな形で残しておく方が良いかもしれませ ん。
3. ibus の初期設定 ibus-anthy をインストールすると、ibus で Anthy が選択された状態に(設定が不要) なっていますが、この仕掛けはどこにあるのでしょうか?
ibus-mozc 側で対応するのであれば、追加が必要です。
うーむ、ibus-anthy のパッケージングでは特にトリックは使ってなかったと 思います。もしかしたら、ibus 側が最初の起動時に読み込んだりするのでは?
4. ソースの修正方法 lib を lib64 に変えたり…などを、パッチではなく spec ファイル中で sed しているのですが、良いのでしょうか…
その手の変更はパッチの方がベターですね。ただ、 ・アップデートでパッチがすぐに壊れやすい、もしくは変更点が漏れやすい ・変更箇所が多すぎる というような場合は、機械的に spec ファイル内で変更した方が良い場合もあ りますので、ケースバイケースとも言えますね。 まあこの点は非常にマイナーな変更ですので、今現在あまり深く考えることも ないと思います。 -- Takashi Iwai <tiwai@suse.de> -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org