
岩井です。 さらに雑談になりますが… At Tue, 2 Aug 2005 17:57:32 +0900, K.Suzuki wrote:
K.Suzukiです。
On Tue, 02 Aug 2005 13:02:38 +0900 "M. Takeyama(takezou)" <takezou040728@yahoo.co.jp> wrote:
M. Takeyamaです。 #ほとんど、雑談モード(蒸し返しモード)
ハードウェア RAID を使用すれば、CPU を消費しないし速いという利点があるけど、 その特定のハードウェア RAID カードに縛られてしまいますね。 Linux コミュニティ的にはソフトウェア RAID を推奨してるように見えるんですけど。 # というか RAID コントローラチップがクローズドになってしまう事が、 # コミュニティ的にあまり嬉しくないという事なのかも.. プリンターの件の時もそうでしたが、オープンソースの人達(一部では)、 の中には、全てのコードをオープンにしたいと強く思っている 方がいるのは事実だと思います。
私の場合、ハードウェアーメーカが参入する余地を残しておく 必要だといつも思っています。
確かにそうですね。
「参入=closed source」というのは誤った語法ではないかと。 少なくともカーネル周りに関しては、全てオープンソースである方が遥かに良 いです。 今まであまり Linux のカーネルに慣れていないメーカの作ったドライバの質 は、全く予測がつきませんから。実際、初めて公開されたコードなどを見ると、 目を覆いたくなるようなものが多いです。 アプリケーションなら、自身がこけて終わりですが、カーネルドライバの場合 は全てを巻き込んでしまいますしね。 そういうのを見てくると、技術的云々よりも、ドライバ公開によりソースコー ドの汚さがあらわになってしまう、という心理的な要因の方が大きいのではな いかと、勘ぐってしまいます。もちろん、特許やライセンス違反を隠すため、 というのも大事な要素なのですが :)
RAIDコントローラチップとドライバーの部分が密接に関係していると やっぱりハードメーカはドライバーのソースコード部分の開示は いやがるでしょうね。 ===> "全てのコードをオープンにしたい"を無理に押し進めようとすれば 安くて、性能の良いハードウェアーをLinuxで手軽に使える チャンス(可能性)を小さくする。 バイナリのドライバーを認めるとかうまい方法論をとる 必要がある。(トータル的なバランスですかね。) #オープンソースの良さを理解して、そのうちソースコードの開示 #ということもできるかもしれませんし。(うまくやる必要ありますけどね)
でもそのバランス(オープンソースとクローズドの)を取るのがとても難しい気もしますね。 現状を見ててそう思います。 # でも、そこら辺の勘所がうまい企業は、うまくやってるように見えますね。 # 自分が思い付いた企業を適当に言えば、IBM や AMD や SUN とか、 # あと最近、Intel が最近妙に活発になったように思えます。
上記の企業はほとんどハードウェアメーカー、もしくはハードウェア回りに関 してオープンソースを打ち出していますよね。つまり、それによってハードウェ アをより多く売ることができる、もしくはその上のサービスまたはミドルウェ アなどによってもっと儲けることができる、という話になるんじゃないかと。 ですから、中途半端に体力のある企業がバイナリオンリーに拘ることが多いよ うな気もします。小さいな企業は、それこそドライバ丸投げで放っておけば良 いのですし、大企業はオープンソースという投資以上に儲ける事が可能ですし。 -- Takashi Iwai <tiwai@suse.de> ALSA Developer - www.alsa-project.org