On Sat, 30 Dec 2006 14:42:01 +0900 Masaru Imai <maimai@coral.ocn.ne.jp> wrote:
GRUBのインストールが出来てないみたいなのですが、インストール作業の ファーストステージ(rpmパッケージの組込み)の最後でブートローダの設定 をやってるんですが、何かエラーとか出ていませんか?
御指摘の通りエキスパートで指定します。当然、MBR へ grub の設定を書き込 みます。故に、デフォルトにしてある Windows XP は起動しました。パーティ ションとしては非アクティブですが(フラグが立っているのは /dev/hda2)起 動設定によりアクティブ化してブートします。 今回は、インストラーでマッピングを確認してから(環境変数として map , menu.lst など)起動デバイスとgrubのインストール先 stage2 の作成先を指定 することになります。ここらは、Gnu grub の公式文書通りです。 今回はブートローダーとして使うことにしましたので(だって、ブートパー ティションのアクティブフラグ立てないと) OSS 10.2 /dev/hda2 をアクティ ブに Windows XP /dev/hda1 を grub 起動時にアクティブにする設定だったの で Windows XP は grub から起動が可能でした。 が、エキスパートモードで map を確認し、 device.map (hd1) /dev/hdb (fd0) /dev/fd0 (hd0) /dev/hda menu.lst # Modified by YaST2. Last modification on 木 12月 28 18:03:38 UTC 2006 default 1 timeout 8 ##YaST - activate ###Don't change this comment - YaST2 identifier: Original name: ###linux### title openSUSE 10.2 root (hd0,1) kernel /vmlinuz root=/dev/hdb2 vga=0x31a resume=/dev/hdb3 splash=silent show opts initrd /initrd ###Don't change this comment - YaST2 identifier: Original name: ###windows### title Windows XP SP2 rootnoverify (hd0,0) chainloader (hd0,0)+1 ###Don't change this comment - YaST2 identifier: Original name: ###floppy### title Floppy rootnoverify (hd0,0) chainloader (fd0)+1 ###Don't change this comment - YaST2 identifier: Original name: ###failsafe### title Failsafe root (hd1,1) kernel /vmlinuz root=/dev/hdb2 vga=normal showopts ide=nodma apm=off acpi=off noresume nosmp noapic maxcpus=0 edd=off 3 initrd /initrd でなければなりませんが、 title openSUSE 10.2 root (hd1,1) になっていました。インストール DVD は、インストール済の OSS を起動出来 ますから、その時に (hd1,1) を (hd0,1) に直しました。故に、インストーラ にはデバイスマップは正しく渡っていたのに(でないと Windows 起動 パーティション /dev/hda1 は非アクティブにされていますから grub から起 動出来ません) /boot/grub/menu.lst の OSS 10.2 の記述がおかしくなったと しか理解出来ないわけで。/dev/hda2 はアクティブフラグが立っていました。
openSUSE 10.2のインストーラではGRUBのインストール先を指定できる様に なっているので(動作については私は確認していませんが)パーティションの 先頭にインストールしておいて、NTLDRでデュアルブートという方法もある のではないでしょうか。
それも考えたのですが、lilo は、hda の /boot の位置関係が起動可能シリン ダを超えてますし、HD の物理的な位置関係で bootですから Kernel のアップ デートなどすると起動 FD 作成を毎回しなければなりませんし FD というメ ディアを介する以上、ファイルシステムからブートより危険は付きまといま す。それ故の Gnu grub という優れものですし。 勿論、丸々 Windows 利用の HD ドライブごとコピー・バックアップしてあっ ても、Linux パーティションの / 以降は hdb ですから Live 系の CD から起 動すればマウントして救えますし。 (/boot , / , /usr , /var , /opt , /usr/local , /home + 共有ディスク 程度のスライスで職場マシンは管理者さんにやってもらいますが)
NTLDRでのデュアルブートについては http://www.a-yu.com/system/nt03.html
実際には、grub によるメリットより、現状のインストーラでは、その方が安 全だと思います。万一、 Windows XP 上から grub インストールにもかかわら ず /dev/hda1 をアクティブにして OSS が起動しなくなり、/dev/hda2 をアク ティブに戻すと・・・ドライブレターが C: -> E: となり、CD/DVD デバイス を含め自前で復元する羽目になります。 結論として、やはり OSS 専用マシンとして運用が吉かと。 起動設定が無事に済めば、意外に(失礼か)安定してリファレンスドライバも 問題なく快適です。これは私用マシンとして使っていますから他にトラブルが 無く Web Mail Samba RDBMS などに問題なければ Intel , AMD 64bit 版で BTO してもらいます。 今は、ありもしない sata や scsi デバイスを見に行ってますし USB が後回 しになって、何か、本末転倒なことをしてブートタイムを伸ばしていますし。 コントローラーも無いのに・・・ 10.2 boxed 日本版はアナウンス無しで、 Novell 社の方は日本市場に乗り気じゃないみたいですね。MS の一連の件とい いファイルシステムの件といい多事多難な。 ちなみに、パーティションマジックなどを CD Boot してリペアも出来ますが ドライブレター変更はレジストリ関連の参照も移すことになります。元々 hda C: hdb D: と FD CD/DVD だけならば、それで片付きますけど。 長文申し訳ありませんでしたが、上記アクティブパーティションのトラブルを 惹起すれば悲惨ですので書きました。多分 10.1 ユーザーで Reiser FS から 10.2 + 標準 ext3 などに乗り換えしたい方もいるでしょうから。 -- Keiichi Morisato --------------------------------------------------------------------- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org