増田と申します。先のメールに間違いがありましたので 自己フォローです。 2箇所の訂正があります。 <1つ目>
知っていると便利なテクニック 『/dev/watchdogに大文字 V を書き込むと、nowayout=1状態のrmmodできない ときでもWatchdog機能を停止出来ます。』
これは間違いです。 先のメールの実験結果にも書きました通り、OpenSUSEで以下のような nowayout=1オプションをつけてsoftdogモジュールをINSした場合は /dev/watchdogに大文字 V を書き込んでもWatchdogTimerを停止する ことは出来ませんでした。 # modprobe softdog soft_margin=60 nowayout=1 <2つ目>
# smod|grep softdog
誤記です。 lsmodが正解です。 # lsmod|grep softdog 以上m(_ _)m hirohiro wrote:
増田と申します。よろしくお願いします。
件名の通りの実験をして見ましたので御報告いたします。 <インストール概要> ハードウェア CPU : AMD Athlon(tm) 64 Processor 3200+ stepping 00 MainBord : nVidia nForce3 Ultra Video Card :GeForce2 MX/MX 200 CD/DVD Drive:DVR-ABH16W(IO-DATA) HDD : Maxtor 6Y080L0, ATA DISK drive
媒体 SUSE-10.1-CD-OSS-x86_64-Alpha3-CD1.iso SUSE-10.1-CD-OSS-x86_64-Alpha3-CD2.iso SUSE-10.1-CD-OSS-x86_64-Alpha3-CD3.iso SUSE-10.1-CD-OSS-x86_64-Alpha3-CD4.iso SUSE-10.1-CD-OSS-x86_64-Alpha3-CD5.iso
インストールパッケージの依存関係を弄りながらを含め 約40分ぐらいで終わったような気がします。
CD2はサイズが722064KBあってCD-Rに焼けなかったのですが、 DVD-Rに焼いてそのまま支障なくインストールに使えました。
Alpha2の時とは違って ネットワークカードもインストール時に自動認識し Videoカードも自動認識しXの設定も自動で行われました。 KDE環境は快適です(^_^)/。
<softdog.cの動作実験結果>
# ls -l /dev/watchdog /bin/ls: /dev/watchdog: そのようなファイルやディレクトリはありません
# modprobe softdog soft_margin=60
# ls -l /dev/watchdog crw-rw---- 1 root root 10, 130 2005-11-12 20:47 /dev/watchdog
モジュールがINSされたところでスペシャルキャラクタデバイス が自動で作成されました。
# smod|grep softdog
softdog 7452 0
この段階ではまだWatchdogが起動していません。
# echo " " > /dev/watchdog
これで段階でWatchdog起動スタート。
# smod|grep softdog
softdog 7452 1 ↑これがWDT開始を示します。
知っていると便利なテクニック 『/dev/watchdogに大文字 V を書き込むと、nowayout=1状態のrmmodできない ときでもWatchdog機能を停止出来ます。』
# echo "V" > /dev/watchdog
# lsmod|grep softdog
softdog 7452 0 ↑これがWDT停止を示します。
softdogを使うポイントは以下です。
1)WatchdogTimerモジュールIn Service # modprobe softdog soft_margin=60 タイムアウト時間(秒)
2)WatchdogTimer起動 # echo " " > /dev/watchdog (↑これで開始)
3)WatchdogTimer停止 # echo "V" > /dev/watchdog (↑大文字 V の書き込み。これで停止)
4)WatchdogTimerモジュールOut Of Servide # rmmod softdog
注意点として、以下のようにOption nowayout=1 を指定すると V を書き込んでも停止しませんし rmmodできませんでしたのでご注意下さい。 そういう仕様だと思います。
# modprobe softdog soft_margin=60 nowayout=1
以上です。 rmmodしてしまうと、以降コントロールできなくなり所定の時間が くるとサーバーが固まってしまいますので 必ず先に V を書き込んでから rmmod して下さい。
softdog動作実験は以上。
Watchdog用スペシャルキャラクタデバイスを増設して 2つのsoftdogを動かすsoftdogのパッチを書いて実験したことが あったのですがソースがどこかに消えてしまいました。(T_T) また、書き直しましたら動作実験とソースをUpさせて頂きます。
HDBENCH Clone を入れてベンチマークしようと思ったら ./configure時に gtk-configが無いというエラーが出て出来ません。 ちょっと調べて出来たら結果報告させて頂きます。