鎌田@翻訳人です。
IPA Font の変更に関して重要なアナウンスをしておかなければいけない 気がするのですが…
---- 今回の変更が適用されると、IPA Gothic の太字に互換性が無くなります。
具体的には、従来のバージョンで作成したドキュメントを開くと、 文字幅が少し狭くなっているので、レイアウトが崩れるなどの問題がでる可能 性があります。
ただ、今までも太字は freetype (と言い切って良い?)が自動的に レンダリングしていて、環境依存でしたので、 これはあまり大きな問題ではないと考えています。
むしろ、太字のフォント幅も固定になるので固定幅フォントとしては 新しい方が理想なのではないでしょうか。 ---- アナウンス終わり ----
# もちろんフォント幅をできるだけ従来のレンダリング結果に合わせることも # できると思います。
別途のフォントで提供されるものと、freetypeなどが独自に描画するものの どちらが正しいのかは判断できません・・ マニュアルを構築するにはBold, Italic, BoldItalicの各フォントが必要で、 Factoryにも存在していなければならない(そうでないとBuildRequiresの要件が 満たせない)し、かつ公開しないという方法も無い(オープンソースの考え方にも 反しますし)。
というわけで、早速修正しました。
Factory の環境を壊してしまったので 12.1 のパッケージで試しましたが、 LibreOffice の問題は解決できていないようです。 GIMP では「IPAゴシック」が2つ出てきました。
ということは、TTF内のstyleが原因なのではなく、フォント名そのものが原因 ということですね。早速修正します。
これが最近追加されたのであれば、怪しいです。
$ cat /etc/fonts/local.conf.instsys <?xml version="1.0"?> <!DOCTYPE fontconfig SYSTEM "fonts.dtd"> <fontconfig>
<!-- Special setup used only during the installation of SuSE Linux. During installation, this file is moved to local.conf, otherwise it is not used. -->
<match target="font"> <edit name="embeddedbitmap"> <bool>true</bool> </edit> </match>
</fontconfig>
おそらくこれは無関係でしょう。これって "SuSE Linux" と書かれているよう に、SuSE Linux 9.3の時点では既に存在していたものなので。 (元々はリコーフォントの内蔵ビットマップの問題を解決するためにもの だった・・はず) 単純にインストールシステム内に ipag.ttf が入っていないのが問題なんでは ないかと思いますです。 以上です。 -- Yasuhiko Kamata E-mail: belphegor@belbel.or.jp -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org