takezouです。 On Tue, 07 Nov 2006 23:25:12 +0900 Satoru Matsumoto <helios_reds@gmx.net> wrote:
こんばんわ。松本です。
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どんな見解を示してくれるのか、待ちたいと思います。 個人ブログ(A.J.さんなどのコアメンバーの)は別にしても 公式なものは、「Novell-Microsoft提携」を否定したり 反対するようなコメントは出るはずがない。(出すはずがない) #novellは、openSUSEのスポンサーだし、コアメンバーも全て #novell(SUSE)社員です。
もともと、「Novell-Microsoft提携」がそんなに悪いことなの でしょうか? #MSが好きとか嫌いとか別にして... 今まで、MSとの対立構図を取って、最近ではLinux陣営の強力な 推進者としての立場を取ってきましたが... Novell(本体)のトータルとしての経営実績はどうだったでしょうか? #SUSE Linuxがガンバッテもカバーできなかったですよね。 #(Redhat社のような業績は残せていないですよね。) いろいろな取り巻く環境などを考えるとこの時期、絶妙なタイミング での提携だと思いますね。(経営的な観点から。)
…ところで、八田さんがこの件についてブログに書いてますね。 http://opentechpress.jp/~mhatta/journal/407
本当にGPL違反なのかどうか、識者の意見も聞いてみたいところです。 八田さんの指摘は、ある部分本質を突いていると思います。 #具体的に、GPL違反がどこ(なに)をさすのかは述べられていませんが... #linuxの中にMSの特許が含まれていることが確定した場合、MSはそれをたてに #「自由に配布してくれるな(配布制限)」の戦略を立てるだろう。 #そうしたら、GPL(v2)を遵守しようとする立場を取れば当然、それを受け #入れる以外ないだろう。(最悪のケース)
ソフトウェアーに関する知的所有権にまつわる特許ライセンス関係 の紛争はあっても、実際に訴訟までに至るケースは少なくGPL違反の 実際の判例はあまり無かったように思います。 #法律の専門家でないものですから。 実際に訴訟を起こすとそれなりに、時間のお金もかかります。 少なくとも「Novell-Microsoft提携」で SLESユーザはもちろん、 SUSE(Linux)ユーザ/開発者は、MSから「特許の使用で訴えられることはない」 こと保証される。 #提携期間中 今までは、「訴訟が起ったらNovellがユーザに代わりうけて立ちます」 というスタンスだったと思います。 #MSととことん戦う準備(意思とお金と時間 & メリット)が無いなら、 #提携は賢い選択だと思います。 #ある意味、会社が儲かって、よりLinuxを支援してくれた方が長い #目でみると良い結果が得られるかも??(後から歴史が証明してくれるかも) P.S. 余談なんですが... 特許の場合、先願主義と先発明主義があって今まで2つの 陣営に分かれていて「世界特許(全世界での統一的な特許制度)」 が成立しにくい状況だってみたいですが、最近やっと合意に至った みたいです。 #知的財産権に関係することで、きちっとつめなきゃいけない #ことっていっぱいあるみたですけどね。(日本もしっかりしてくれよ。) --- takezou -------------------------------------- Protect Your PC Now ! -- 0 Yen Security Campaign http://pr.mail.yahoo.co.jp/security/