今井です。 SuSE 9.0 PublicBeta 3を入れてみましたが、少し気になった点がありました。 インストール時の日本語表示で「太字」の「ー」が「□」になる。 ATAPI DVD-R/RWドライブでインストール終了後、YaST2でパッケージを追加すると、 CDーROMメディアからパッケージのインストールを行う訳で すが、CD-ROMを交換する際、CD-ROMのメディアをドライブの取り出しボタンで取り出せなくなる。(ポップアップの「取り出し」ボタンでも不可能。デスク トップ上のDVD-Rドライブアイコンのメニューから「取り出し」で何とか取り出せる) Athlon用カーネルでNICのドライバが必要とする関数をなせか組み込んでおらず(例えばeth_type_trans())、NICのドライバをインストール しようとすると、ドライバに提供されるはずの関数が見付からず、Unresolvedになる。 なお、/usr/src/linuxで用意されている.configをAthlon用に変更した後、コンパイルするとなぜかこれら未定義だった関数もきちんとカーネル に組み込まれている状態になり、NICのドライバのインストールをする事ができる。 KDEメニューの2段目(つまりトップレベルのメニューは問題がない)以降、英数字以外のメニューが文字化けしている。 ここからはおかしいというよりは変えた方がいいのではと思ったもの。 ユーザアカウントをインストール時に作成すると、一番最初のユーザでオートログインする様になってしまう。 (作成時にオートログインのチェックが入っているのに気づいた時点でチェックを外せばオートログインしなくなるけど....) インストール直後にいきなりこれをやられると少し面倒ですね。 おかげでなぜインストールプログラムの最後でYaST2を呼び出す事が可能にされたのか判りましたけど、結局root権限での作業が残ってしまい、インストール直後に いきなり一般ユーザでオートログインされて困ってしまいました。 以上ですが、トータルで見るとnForce2マザーでもインストール時にHDDでDMA転送モードが利用可能になった事もあり、インストールにかかる時間も少なく済む 様になりましたし、パフォーマンスも満足のいくレベルですね。 9.0のパッケージ発売が楽しみです。 -- ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ 今井優 mail: maimai@coral.ocn.ne.jp web: http://www10.ocn.ne.jp/~masimai/ ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~