武山です OSC 名古屋の間に、mikutter の spec ファイルのレビューをしよう という話になったので、チェックしてみました。 そんなに難しくはないので、みなさん、パッケージングしませんか? 誰でもできる、既存のパッケージの更新方法は: http://www.slideshare.net/ftake/1-open-build-service 以下、長文です。興味のある方はどうぞ: もとのファイル: https://build.opensuse.org/package/view_file/home:ykoba/mikutter2/mikutter.s... ■format_spec_file を実行する $ osc service run format_spec_file 変更されたところを見てみましょう $ diff -u mikutter.spec _service:format_spec_file:mikutter.spec 【コメント】spec のコピーライト表記が必要です。年の書き換えも忘れずに +# +# spec file for package mikutter +# +# Copyright (c) 2014 SUSE LINUX Products GmbH, Nuernberg, Germany. +# (中略) 【コメント】スペースで揃えます -Name: mikutter -Summary: The moest twitter client (中略) +Name: mikutter +Summary: The moest twitter client (中略) 【コメント】1行に1パッケージです -Requires: ruby-gtk2 -Requires: rubygem-cairo, rubygem-ruby-hmac, rubygem-openssl-nonblock, rubygem-fast_gettext +Requires: ruby-gtk2 +Requires: rubygem-cairo +Requires: rubygem-fast_gettext +Requires: rubygem-openssl-nonblock +Requires: rubygem-ruby-hmac (中略) 【コメント】changelog は %{name}.changes というファイルに別記します %changelog -* Sun Jun 15 2014 y.kobayashi -- update to 3.0.0 unstable - -* Sun Feb 09 2014 y.kobayashi -- update to 0.2.2. unstable (中略) ■changelog を書く $ osc vc を実行すると、デフォルトのエディタが開いて、テンプレートを入力してくれます ------------------------------------------------------------------- Sun Jul 6 08:45:25 UTC 2014 - ftake@geeko.jp - 【ここに入力できる】 書き方はここ: http://en.opensuse.org/openSUSE:Howto_write_good_changes ・最初は update to で始まることが多い ・何が変わったのか、整理して書くことが大切 ・バグを修正した場合は、バグ管理番号が必須 ・パッチを追加・削除・変更した場合は、その説明が必須 余談: openSUSE の正式なコミュニティメンバーになれば、 @opensuse.org のメアドがもらえます! # 私も持っているけど、実は使い方を知らない… ■上記のスクリプトで除去できないものを除去 %description -l ja %clean は不要 Release タグは OBS が決めるものなので、 Release: 0 としておく。 ■環境変数か、RPM のマクロか、どちらかに統一 $RPM_BUILD_ROOT => %{buildroot} ■ライセンスを吟味 ライセンスは MIT のようなので、修正。 書式はここ https://docs.google.com/spreadsheet/pub?key=0AqPp4y2wyQsbdGQ1V3pRRDg5NEpGVWpubzdRZ0tjUWc&richtext=true ■ステップ3: 依存関係をよく考える rubygem-gtk2 が依存するものは明記しなくても良いので、余計なものがあれば 削除する。 ■他の人がメンテすることも意識して不要なものを消す %{svn} は今後使うのかな? ■OBS のプロジェクト どこかのリポジトリにサブミットする(SR: Submit Request)ときは、 相手先と同じリポジトリ設定で、他のパッケージがない、 クリーンな環境でビルドしてください。 新規サブプロジェクトを作成したあとに、 Repository→Add Repository→pick one via advanced interface を開いて ・Project に行き先のプロジェクト(例: M17N) ・Repository を openSUSE_Factory ・Name を openSUSE_Factory ・Archiectures は最低限、i586 と x86_64 を選択 Add repository をクリックしてください。 同じ手順で、openSUSE_13.1 も追加します。(最低限) === ひと通りのことは、ここに書いてあります: http://en.opensuse.org/openSUSE:Packaging_guidelines でも、長いので、分からないことがあれば、聞いてください。 -- Fuminobu TAKEYAMA -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org