小笠原です。
超長文になっちまいました。すみません。
プリンタに多少知見があるものとしていうと、プリンタの場合、機種に
よっても、ドライバの種類、たとえばPostScriptやその互換言語 (Brother
さんの場合 BR-Script) で印刷するものと独自言語で印刷するもの、
構成から使うミドルウェアからなにから全く違うので、野宮さんのよう
に環境と機種名とドライバ名を書いていただけたりするといろいろ
うれしいです。
2010年10月25日16:07 野宮 賢 / NOMIYA Masaru
野宮です.
こんにちは。
openSUSE 11.1 + CUPS-1.4.4 ですが,Brother HL-4040CN を使えています. ただし,
# cp /usr/lib64/cups/filter/foomatic-rip /usr/lib/cups/filter
とした上での話です.
おお、有力な情報。 野宮さんは 64bit 環境をお使いなんですね。 cups が他のすべてのファイルについては /usr/lib64/cups/ の下を 見に行くのに、filter (ドライバ PPD ファイル *cupsFilter に記載が あります) だけ /usr/lib/cups/filter しか見に行かないのであれば、 CUPS のバグっぽいですね。 そうでなくて、CUPS は常に /usr/lib/cups の下しか見に行って いないのに、foomatic が lib64 の下にしかないとしたら、パッケー ジのミスだと思います。 # つか FHS の仕様: # http://www.pathname.com/fhs/pub/fhs-2.3.html#LIBLTQUALGTALTERNATEFORMATESSEN... # を見ると、foomatic-rip は単なるフィルタ(=実行ファイル)なので # lib64 に置くのはあんまり適切ではないような。 どっちにしても foomatic-rip を使っているプリンタは 64bit だと 全滅なような気がするんですが、なんでこんな派手なバグが 今まで残ってるんですかね? みんな印刷しないのかしら。 なお他の distro はということで自分が一番分かる Ubuntu ですが、 64bit の環境がないのでパッケージ情報を調べたら、 http://packages.ubuntu.com/maverick/amd64/cups/filelist http://packages.ubuntu.com/maverick/amd64/foomatic-filters/filelist Ubuntu は少なくとも CUPS についてはlib64を使わないパッケー ジングをしてますね。 ということで野宮さんのケースは foomatic の問題以外は存在しない、 でよくて、他の 64bit 環境のみなさんも /usr/lib/cups/filters にコピれ、 でOKなのですが。 Linux のドライバは各ベンダさん、時代によって作りがかなり違うよう なので、すべての Brother さんのプリンタ/ドライバが
gs の問題では無い,と思いますが.
とは言い切れないと思います。 もし foomatic-rip のコピーで直らなかったら、ラッパーかますだけなら 簡単なので gs ラップ作戦は試す価値はあるのではないかと。 あと、過去メールをほじくり返すのがめんどうなのですが、昔今井さんも Brother の印刷不具合に悩まれていたように思います。 その場合は確か印刷データが不正に短い(異常なデータが生成される) という報告だったと記憶しています。 これについては foomatic / gs (の今回話題の問題) どちらでもないと思 われるので、ちょっと悩ましいですね。 データ生成でコケるのであれば gs との i/f が変わったとか、実はバグを 踏んでたとかが一番可能性があるので、gs のバージョン下げると直る かもわかりません。 Brother さんはフィルタ部分についてはソース公開してないんですよねぇ。 ダメモトで客相にメール投げるしか手が思いつきません。 あるいは gutenprint でサポートされてたらラッキーとか。 http://gimp-print.sourceforge.net/ [以上] -- Naruhiko Ogasawara (naruoga@gmail.com) -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org