koyamaです。 SuSE9.2(FTP)の環境で、解決できない不具合があって困っています。 独自RPMなどはいれていないノーマル環境です。 scilab3.0(科学計算)パッケージをいれて、ヘルプを参照するとエラーが出て、 ヘルプの表示ができません。 SuSE9.1の時は、scilab2.7とバージョンが古いため、問題ありませんでした。 ただし、この時configureの項目でヘルプブラウザをold scilab browser (2.7の時のヘルプブラウザ)に変更すると、従来のように見ることができます。 (scilab2.7と同様の表示環境となるため問題ありません。それでもリンクが消 失したりとちょっと変ですが。) SuSE9.1の時に、scilab3.0をビルドしてRPMにしたときに同様に現象が出て いましたが、そのときは独自ビルドの影響で何か足りないのかなと考え、2.7のま ま使っていました。 SuSE9.2にアップグレードした理由が公式にscilab 3.0をパッケージに含んで いたからなのですが・・・。うーん。こまっちゃ。 新しいヘルプブラウザの方が使い勝手が良くて(FreeBSDで体験済)、是非動いて 欲しいと思ってます。パッケージングが悪いのかな? これから調査してみようと思いますが、既に同じ問題で解決された方がおられたら お願いします。 <補足:エラーログ> --> !--error 241 File whatis.htm does not exist or read access denied at line 12 of function rescan_helps called by : line 19 of function sciGUIhelp called by : line 23 of function run_help called by : line 21 of function browsehelp called by : line 6 of function help_menu called by : help_menu(1),return, While executing a callback Kanichi KOYAMA koyama@sohladev.dyndns.org
M. Takeyamaです。
On Sun, 13 Feb 2005 17:33:07 +0900
Kanichi KOYAMA
koyamaです。
SuSE9.2(FTP)の環境で、解決できない不具合があって困っています。 独自RPMなどはいれていないノーマル環境です。
scilab3.0(科学計算)パッケージをいれて、ヘルプを参照するとエラーが出て、 ヘルプの表示ができません。 SuSE9.1の時は、scilab2.7とバージョンが古いため、問題ありませんでした。
ただし、この時configureの項目でヘルプブラウザをold scilab browser (2.7の時のヘルプブラウザ)に変更すると、従来のように見ることができます。 (scilab2.7と同様の表示環境となるため問題ありません。それでもリンクが消 失したりとちょっと変ですが。)
SuSE9.1の時に、scilab3.0をビルドしてRPMにしたときに同様に現象が出て いましたが、そのときは独自ビルドの影響で何か足りないのかなと考え、2.7のま ま使っていました。
SuSE9.2にアップグレードした理由が公式にscilab 3.0をパッケージに含んで いたからなのですが・・・。うーん。こまっちゃ。 試しに SUSE 9.2のSRPM(scilab-3.0-4.1.src.rpm)を SUSE 9.1でリビルド して動かしてみましたが、”Scilab Browser Help”は起動できました。 #オペレーション(今まで使ったことがない)は良くわかっていないのでですが。
#---------- 1) mltermから scilam 2) scilexの画面がでる。 Help-> Help browser を選択 3) Scilab Browser Helpが起動される。 #----------
<補足:エラーログ> --> !--error 241 File whatis.htm does not exist or read access denied at line 12 of function rescan_helps called by : line 19 of function sciGUIhelp called by : line 23 of function run_help called by : line 21 of function browsehelp called by : line 6 of function help_menu called by : help_menu(1),return, While executing a callback 単純、whatis.htm がないとか、 ”read access denied (リード実行権がない)” とかと言っているので、そこらあたりをチェックすれば良いのでは ないでしょうか。
----- M. Takeyama __________________________________ Let's Celebrate Together! Yahoo! JAPAN http://pr.mail.yahoo.co.jp/so2005/
koyamaです。 ありがとうございます。
試しに SUSE 9.2のSRPM(scilab-3.0-4.1.src.rpm)を SUSE 9.1でリビルド して動かしてみましたが、”Scilab Browser Help”は起動できました。 #オペレーション(今まで使ったことがない)は良くわかっていないのでですが。 なるほど。 私のところでは、Old Scilab Browserは動くのですが、Scilab Blowserは動かずです。 Windows版などで使うと、新しい3.0のヘルプは便利が良いので是非と思っていたのですが。
単純、whatis.htmがないとか、 ”read access denied (リード実行権がない)” とかと言っているので、そこらあたりをチェックすれば良いのでは ないでしょうか。 そうですね。あれからちょっとチェックしてみたのですが、 rpm -ql scilab|grep whatis.htm /usr/lib/scilab/demos/loop_demo/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/scicos/whatis.htm となり、ファイル自体はあるようでした。
アクセス権は -rw-r--r-- 1 root root 1303 2004-02-16 18:36 /usr/lib/scilab/demos/loop_demo/whatis.htm -rw-r--r-- 1 root root 6570 2004-07-06 17:11 /usr/lib/scilab/man/scicos/whatis.htm いずれも644となっており、全員から読むことはできそうなんですが原因わからずです。 もう少し調べてみます。 もともとフランス産で、マニュアル参照するときのパスにengなどの言語部が含まれて いたりして、どこかスクリプトかパッチがおかしくなっているのかもしれませんね。 (例)/usr/lib/scilab/man/eng/strings/whatis.htm ~~~ rpm -ql scilab|grep engでチェックしても確かに上記のようなパス名は無かったです。 SPECファイルを編集するなりして対処してみます。
M. Takeyamaです。
On Mon, 14 Feb 2005 21:12:58 +0900
Kanichi KOYAMA
koyamaです。
ありがとうございます。 いえいえ。
試しに SUSE 9.2のSRPM(scilab-3.0-4.1.src.rpm)を SUSE 9.1でリビルド して動かしてみましたが、”Scilab Browser Help”は起動できました。 #オペレーション(今まで使ったことがない)は良くわかっていないのでですが。 なるほど。 私のところでは、Old Scilab Browserは動くのですが、Scilab Blowserは動かずです。 Windows版などで使うと、新しい3.0のヘルプは便利が良いので是非と思っていたのですが。 一応、KDE 3.3.92のスナップショットを兼ねて、”Scilab Browser Help" の画面のスナップショットを置いておきます。 http://www.kde.gr.jp/~takezou/images/scilab3.png #どうしてもダメだということであれば、SUSE 9.1上でリビルド #したパッケージをどこかにアップしますので、個人宛に連絡して #ください。 #多分、SUSE 9.2でも動くと思いますけど。保証なしです。 #(環境がまったく同じでないと思うので保証できないという意味です。)
単純、whatis.htmがないとか、 ”read access denied (リード実行権がない)” とかと言っているので、そこらあたりをチェックすれば良いのでは ないでしょうか。 そうですね。あれからちょっとチェックしてみたのですが、 rpm -ql scilab|grep whatis.htm /usr/lib/scilab/demos/loop_demo/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/scicos/whatis.htm となり、ファイル自体はあるようでした。 私の場合(導入したパッケージでは、以下のように もっとたくさんの whatis.htm がありました。
# rpm -qa | grep scilab scilab-3.0-4.1 # rpm -qs scilab-3.0-4.1| grep whatis.htm normal /usr/lib/scilab/demos/loop_demo/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/arma/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/control/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/dcd/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/elementary/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/fileio/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/functions/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/graphics/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/gui/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/identification/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/linear/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/metanet/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/mtlb/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/nonlinear/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/polynomials/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/programming/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/pvm/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/robust/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/scicos/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/signal/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/sound/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/statistics/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/strings/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/tdcs/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/tksci/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/translation/whatis.htm normal /usr/lib/scilab/man/utilities/whatis.htm ----- M. Takeyama __________________________________ Let's Celebrate Together! Yahoo! JAPAN http://pr.mail.yahoo.co.jp/so2005/
koyamaです。 今回の件ですが、SPECファイルを修正してrebuildすることで解決できました。
単純、whatis.htmがないとか、 ”read access denied (リード実行権がない)” とかと言っているので、そこらあたりをチェックすれば良いのでは ないでしょうか。 そうですね。あれからちょっとチェックしてみたのですが、 rpm -ql scilab|grep whatis.htm /usr/lib/scilab/demos/loop_demo/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/scicos/whatis.htm となり、ファイル自体はあるようでした。 私の場合(導入したパッケージでは、以下のように もっとたくさんの whatis.htm がありました。
whatis.htmが結局生成されていなかったようです。 /usr/src/packages/BUILD/scilab-3.0/man ディレクトリで# make manとすると、各マニュアルが生成されました。 このとき、sablotパッケージに含まれるsabcmdが必要だったため、 ・BuildRequiresへのsablotの追加 ・make manの項目を%installセクションに追加 で対処しました。 現在、rpm -qlで確認すると koyama@linux:~> rpm -ql scilab|grep whatis /usr/lib/scilab/demos/loop_demo/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/arma/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/control/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/dcd/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/elementary/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/fileio/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/functions/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/graphics/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/gui/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/identification/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/linear/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/metanet/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/mtlb/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/nonlinear/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/polynomials/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/programming/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/pvm/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/robust/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/scicos/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/signal/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/sound/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/statistics/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/strings/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/tdcs/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/tksci/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/translation/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/eng/utilities/whatis.htm となり、無事whatis.htmがある状態になりました。 どうもありがとうございました。
M. Takeyamaです。
On Thu, 17 Feb 2005 07:39:55 +0900
Kanichi KOYAMA
koyamaです。
今回の件ですが、SPECファイルを修正してrebuildすることで解決できました。 よかった。よかった。
単純、whatis.htmがないとか、 ”read access denied (リード実行権がない)” とかと言っているので、そこらあたりをチェックすれば良いのでは ないでしょうか。 そうですね。あれからちょっとチェックしてみたのですが、 rpm -ql scilab|grep whatis.htm /usr/lib/scilab/demos/loop_demo/whatis.htm /usr/lib/scilab/man/scicos/whatis.htm となり、ファイル自体はあるようでした。 私の場合(導入したパッケージでは、以下のように もっとたくさんの whatis.htm がありました。
whatis.htmが結局生成されていなかったようです。 /usr/src/packages/BUILD/scilab-3.0/man ディレクトリで# make manとすると、各マニュアルが生成されました。 このとき、sablotパッケージに含まれるsabcmdが必要だったため、 この「sabcmdが必要だった」というフレーズが気になって しらべたところ、元々のscilabのヘルプがxmlで書かれて いたのですね。 #つまり、scilab3ではヘルプ(xml)をhtmlファイルに変換(ビルド時に)。 #インストール後は、webブラウザ(独自webブラウザ?)を起動して #htmlファイルをみるように設計されていた。
・BuildRequiresへのsablotの追加 確かにそうなるでしょうね。
・make manの項目を%installセクションに追加 で対処しました。 これに関しては、私の方(SUSE 9.1のリビルド版)では動いて いるので、いまのままで良いような気がします。
つまり、元のspecでは、 /usr/lib/scilab/man 以下にファイルをインストールして、/usr/lib/scilab/man/eng ヘのリンクを作成している。 # eng -> /usr/lib/scilab/man 例) /usr/lib/scilab/man/eng/arma へのパスは、 /usr/lib/scilab/man/arma になっているということです。 ----- M. Takeyama __________________________________ Let's Celebrate Together! Yahoo! JAPAN http://pr.mail.yahoo.co.jp/so2005/
koyamaです。
この「sabcmdが必要だった」というフレーズが気になって しらべたところ、元々のscilabのヘルプがxmlで書かれて いたのですね。 #つまり、scilab3ではヘルプ(xml)をhtmlファイルに変換(ビルド時に)。 #インストール後は、webブラウザ(独自webブラウザ?)を起動して #htmlファイルをみるように設計されていた。 ご指摘の通りです。 私も気付くまで「?」の状態でしたが変換されることがわかるとナルホドという 感じでした。
・make manの項目を%installセクションに追加 で対処しました。 これに関しては、私の方(SUSE 9.1のリビルド版)では動いて いるので、いまのままで良いような気がします。 つまり、元のspecでは、 /usr/lib/scilab/man 以下にファイルをインストールして、/usr/lib/scilab/man/eng ヘのリンクを作成している。 # eng -> /usr/lib/scilab/man
例) /usr/lib/scilab/man/eng/arma へのパスは、 /usr/lib/scilab/man/arma になっているということです。 今回はln -sの部分を外して、本当にengディレクトリを作成してそこにコピー するようにSPECファイルを変更しました。 今思えば、このリンク部分はご指摘のとおりこのままで良かったですね。
私は今回、これとは別に何となくKDEメニューに登録したかったので、 scilab.png <-- kcalc.pngをリネームしてSource1に指定。 scilab.desktop <-- 任意のSPECから適当に雛型をとって作成しSource2に指定。 の2点も加えてリビルドしました。 やっぱり最新3.0のヘルプシステムは快適です。ありがとうございました。
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