松本です。 このネタ、ML 上で進めるのはちょっとつらかったかな…とも思い始めています が、とりあえず「見えるところ」で進めてみたいということで、しばらく進めて みたいと思います。 で、提案です。 この後話を進めていくうえで、全般的な話と、特定の用語に対する訳語をどうし ていくかがごっちゃになってしまうとレファレンス性が悪くなってしまうのでは ないか(どれにレスすればいいのか迷ったり、どれが最新のレスなのか見つけに くくなったりする)と思いますので、 - ポリシーなどの全般的な話題、複数の用語(とその訳し方)が関係するよ うなことについては、このポストにつなげる形で進め、Subject もこの ままにする。 - 特定の用語(とその訳し方)についての議論は、Subject を [OWN] 訳語 (1) openSUSE Weekly News と改め、それぞれで進めていく …というふうにしたいのですがどうでしょうか。 「どうでしょうか」と聞いているそばからなんですが、そうしていかないともう 既に、どこにどうレスすればいいか分かりにくくなってしまっていると思います ので、勝手ですがそのように進めさせていただきます。
- 想定している読者のレベル - 自力で Linux をインストールすることができる - 一般的なコンピュータ用語については大体理解できる - 英語を読むのは苦手 - Linux/openSUSE の使用歴はまだ浅い - 上記のような想定読者ができるだけ戸惑わないようにしたい - 特別な意味を持つ用語については、それが分かるようにしておきたい
Naruhiko Ogasawara さんは書きました:
個人的には、Linux 特有の用語については他のディストリの定訳が あるなら重んじたいです。 openSUSE 独特の言い回しはぶれが生じないようにしたいというのが 希望です。
Hashimoto Masahiko さんは書きました:
僕個人的な感想(意見?)としましては、 「これから openSUSE も使ってみたい!」 という方にも読んでいただきたいなぁ〜と感じています。 なので、小笠原さんも書いてましたが、他のディストリで似たものがあ れば、それにあわせていきたいです。。。
agree なんですが、どこか「定訳」の参考になるような情報源があるかどうかで すね。一般的に考えると、e-Words http://e-words.jp/ とか、アスキーデジタル用語辞典 http://yougo.ascii24.com/ # 今行ってみたら「メンテナンス中」となっていた… (^ ^;) とかになるとは思うんですが、実際問題として翻訳中にいちいち調べに行くか? というのはあると思うんですよ。まぁ、訳語をどうするか意見が割れた時に参照 できるソースはあった方が心強いですが、どこにしましょうかね。 それと、とりあえず以下のページを作ってみました。 http://ja.opensuse.org/OpenSUSE_Weekly_News/Glossary まずは元の英語を Weekly News ではどう訳していくかをここにまとめていき、 ある程度固まってきたら日本語からも「逆引き」できるようにしていけたらいい のではないかと思っています。 …と、脇道に逸れますが、お二人が使っている「ディストリ」という表現、こ れって日本語ではもう定番になっているんでしょうか? 英語だと「distro」と なり、そのままカタカナにしてしまえば「ディストロ」となるわけですが、それ だと日本語では逆に違和感があるんでしょうか…。そのへん自信が持てないん で、私は distro に対して、略さない「ディストリビューション」を当てるよう にしているんですが…。 Ko Kazaana さんは書きました:
- アルファベット、数字の前後は原則スペースで間をあける (視覚的な読みやすさのため)
これは止めることを提案します。 理由は検索性が損なわれる可能性があるから。 また「視覚的な読みやすさ」は多分に個人的なものであり、 環境にも強く依存する話なので(さらにいえば、必要なら自分の環境だ けスペースを入れるという処理は機械的にできるので、本当にそうした い人は各自でやるべき)。
これはかなり私個人の感覚的なもので「つながっているとどうもしっくりこな い」ということなんで、逆に「離れているとしっくりこない」場合もあるんで しょうね。ただ「検索性が損なわれる可能性がある」というのは具体的にどう いったケースでしょうか? そのへんがピンと来なかったりするんで解説お願い します。 あと、半自動で翻訳している部分とか、原文だと単語と単語の間にスペースが入 るため(英語なんで当たり前ですが(笑))、逆にスペースを埋める方が面倒だ、と いうことも頭のすみには入れておいていただけると嬉しいのですが…。
- 人名、アプリケーション名、メディア名などの固有名詞については 原則原語のまま - 地名については原則一般的な日本語表記に (「ニュルンベルク」「台北」等) - ただし、あまり馴染みのない(読みの分からない)地名の場合は 適宜原語で
これもやっぱり、英語表記(日本語の説明)方式が良いのではないか と、最近は考えています。
これは前にも別の場所でお話ししましたよね。 よく出てくる地名として Nürnberg がありますけれど、英語圏の人間が書いたブ ログとかだと Nuernberg となっていることが多い。これを統一すべきなのか、 とか、いちいち Nürnberg (ニュルンベルク) と書くべきなの?とか考えると、 ニュルンベルクの方がいいような気がするのですが。 また、最近台湾チームが張り切っていて、この先台湾でのイベント告知などが 入ってくることもあるかと思うのですが、そのような場合、Taipei (台北) とし てしまうとすごく違和感があるんですよね。 「日本人にはちょっと馴染みがない場所かも」と思ったら適宜補足してあげた方 がいい、というのは間違いないと思いますので、結局はどちらの方がしっくりく るか、でしょうね。
- カタカナ語が続く場合、うるさくない程度に「・」で区切る
これも反対を表明しておきます。 理由は、一般紙のような広範な層の読者をターゲットにしているならと もかく、いま議論しているような文脈では、中黒を入れなくても十分に 語を認識、識別可能だと思うから。 また、中黒を入れる規則は、結局は例外のオンパレードになってしまい ますし。 #「オン・パレード」にします?(笑)
例外が多いやり方は、特定の人(現状では松本さん)への負担(あるい は依存)が増えてしまうので、自立的なコラボレーションを目指す場合 は避けるべきでしょう。
中黒は、名前をカタカナ表記する場合など、区切りが必須の場合だけに する。
これも結構迷うところです。既にカタカナ外来語として定着しているような単語 であれば中黒はうっとうしかたりしますが、例えば(…こんなのがこの先出てくる かどうか分かりませんけれど) ディレクトリトラバーザル ディレクトリ・トラバーザル だとどちらの方が読みやすいだろうか、ということなんですね。また、良く出て くるところで言うと openSUSE プロジェクト・ミーティング openSUSEプロジェクトミーティング # 下は試しに英単語の後のスペースも外してみました だとどちらの方がしっくりくるか、ということです。 えーっと、誤解なきように書いておきますが、上記はすべていちゃもんとか、ケ ンカを売っているのではなく、「こういう考え方もある」というのを示してディ ベートする材料としたいがための提示です。選択肢がある、ということを頭にお いて、「で、どうする?」につなげていきたいということで理解してください。 かなりに「好み」やどのへんを読者として想定するかで左右されることだと思う ので、 - どうしたらより親切か - でも、できれば翻訳で楽できるといいよね …といった観点で最終的にどうしていくのが良さそうか決めていけたらいいと 思ってます。 -- _/_/ Satoru Matsumoto - openSUSE Member - Japan _/_/ _/_/ Marketing/Weekly News/openFATE Screening Team _/_/ _/_/ mail: helios_reds_at_gmx.net / irc: HeliosReds _/_/ _/_/ http://blog.geeko.jp/author/heliosreds _/_/ -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org For additional commands, e-mail: opensuse-ja+help@opensuse.org