野宮です.
In the Message;
Subject : Re: [opensuse-ja] Re: コンパイルの成否はマシン依存?
Message-ID : <20200711035353.GB10383@ns.ribbon.or.jp>
Date & Time: Sat, 11 Jul 2020 12:53:53 +0900
[R] == ribbon has written:
R> On Sat, Jul 11, 2020 at 10:26:53AM +0900, 野宮 賢 / NOMIYA Masaru wrote:
R> >
R> > 小生の質問の意図は、
R> >
R> > 「ハードウェア由来のセグ・フォールトってあるのでしょうか?」
R> >
R> > という、自分自身が?な質問ですが...
R> という質問の意図は今初めて知りました。
スミマセン.
R> それはさておき、セグメンテーションフォルトは、あるメモリアクセスが、
R> 保護された領域になってしまった場合に起きます。そして例外事象は
R> ハードウェア、というか、80286以降であれば、プロテクトモードでの
R> 例外検出で起きると言うことになるかと思います。
R> プロテクトモード=ハードウェアということなので、セグメンテーションフォルト
R> はハードウェア由来だと思いますが。
R> ハードウェア由来じゃないセグメンテーションフォルトは、プログラム内で
R> フォルト発生をエミュレートすることになるでしょうか。
R> そもそも今回の事象は、CPUを変えたことによって発生したのですよね。
R> CPUを変えることで、コードの最適化などが変わってくる可能性があります。
やはり.....
R> 王道のデバッグ手段としては、落ちたプログラムのcore dump をgdb で
R> 調べるということになるわけですが、make中なので少々大変かと思います。
R> 例えば、他のマシンで動いている scilab-cli-bin を持ってきて、動くかどうか
R> を調べる、と言うやり方もあります。もしも動けば、新しいマシンでコンパイル
R> されたコードがおかしい、動かなければ、ハードウェアの差の可能性がある、
R> と切り分けできます。
新機でコンパイルした scilab パッケージは、現用機でも問題なく動きます.
ここで言うコンパイルは、
In the Message;
Subject : Re: [opensuse-ja] Re: コンパイルの成否はマシン依存?
Message-ID : <873663mmqh.wl-nomiya@galaxy.dti.ne.jp>
Date & Time: Tue, 07 Jul 2020 23:19:18 +0900
[小生] == 野宮 賢 / NOMIYA Masaru has written:
[...]
小生> make doc、つまり、macro生成部を外し、それに関連した部分を修整する形で、
小生> specファイルを書き直し、rpmbuild を実行すると、ビルドは成功裏に終了し
小生> ます.で、得られたファイル群をインストールし、操作すると、「クラインの
小生> 壺」等も問題なく描画されます.
という方法に拠るものです.
実は、この方法は、scilab 6.0 へのアップデートを切っ掛けに「野良ビルド」
が出来なくなり、暫く経って、
http://download.opensuse.org/repositories/
の個人のところに scilab の src.rpm のあるのを見付け、そのビルドに挑ん
だ折に見付けた方法です.つまり、当初は、src.rpm のビルドでも、最初にお
示ししたのと同じエラーが出て、そのエラーを回避すべく、編み出した方法で
す.
ただし、これは、現用機で、のことで、何時の間にか、このエラーに出くわす
ことなくビルド出来るようになったのですが、その理由は、今以て解りません.
このことがあるので、新機への移行が出来ずにいます.
さて、
In the Message;
Subject : Re: [opensuse-ja] Re: コンパイルの成否はマシン依存?
Message-ID : <202007111348.HEE84682.VLPODN@gray.plala.or.jp>
Date & Time: Sat, 11 Jul 2020 13:48:40 +0900
[HM] == Hiroomi Motohashi has written:
[...]
HM> 今回発生している不具合ですが、もしかすると CPU の世代が新しい
HM> ことに起因している可能性がありそうな気がしています。
そうではないか、と考え、intel-ucode を取っ替え引っ変えしたりもしました
が何の足しにもならず、改めて、、訊きした次第です.
HM> 現在分かっている情報を分かりやすく整理するのと、不具合の再現
HM> 手順をもう少し誰でも試せるレベルでご説明頂けると、他の環境を
HM> 持っている方々の協力が得られ、不具合の発生条件の絞り込みにつ
HM> ながるのではないかと思いました。
HM> # 少なくとも、私には何をどうすれば追試できるのかが、よく分か
HM> # りませんでした。
確かに.
http://download.opensuse.org/repositories/science/openSUSE_Leap_15.2/src/
から、
scilab-6.0.2-lp152.96.33.src.rpm
をダウンロードし、コンパイルを実行して戴くと良いのですが、何分にも
Build Requirements が余りにも多いので、お願いするのを逡巡します.
HM> 【既知の情報】
HM> ・Xeon W2102(Skylake) + openSUSE 15.1 + Scilab 6: NG
HM> ・Core i7-4790? (Haswell) + openSUSE ? + Scilab 6: OK
HM> ・Core i5-3320M or i3-2370M ? (SandyBridge) + openSUSE ? + Scilab 6:OK
2番目、及び3番目は、以下の通りです.
2. Core i7-4790K(4.00GHz)+ oprnSUSE 15.1 + scilab 6.1.0
3. Core i5 3230M (2.6GHz) + openSUSE 42.3 + scilab 6.0.2 まで
因みに、scilab の最新バージョンは、6.1.0 です.
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┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp
┃\/彡
┗━━┛ 「私たちが今日直面している化学物質の危険性に関する疑問に対し、通常の
科学的な正確さをもって答えようとすれば、たぶんさらに数十年を要するで
あろう。」 -- J. V. Rodricks --
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