野宮です.
In the Message;
Subject : Re: [opensuse-ja] openSUSE由来の libiconv.so.2 に就いて
Message-ID : <20160509202019.0872e55e559a066004bf0b25@belbel.or.jp>
Date & Time: Mon, 9 May 2016 20:20:19 +0900
Yasuhiko Kamata
鎌田@翻訳人です。
いつもお世話になり、多謝です.
ずっと昔のopenSUSEではどうだったのかは忘れてしまいましたが、 少なくとも現時点でサポート対象のバージョンの場合、 libiconv.so.* は インストールされませんし、パッケージもないはずです。これは、同等の機 能が glibc (バージョン 2.1 以降) 側で提供されているためです。
「同等の機能が glibc 側で提供されている」ということの意味がよく解りま せん.つまり、野良ビルドをしていますと、よく libiconv.so.2 を要求され るものですから.
なので libiconv.so.2 を独自でビルドしてインストールしていても、 本来のファイルというのは存在しないので問題ないと思います。
そのようですね. ただ、openSUSE を起動した折に、/bin/bash libconv.so.2 No such file or directory といったメッセージが表示された為、驚いた次第です. 因みに、 $ ldd /bin/bash linux-vdso.so.1 (0x00007ffc979f6000) libreadline.so.6 => /lib64/libreadline.so.6 (0x00007f4020347000) libtinfo.so.5 => /lib64/libtinfo.so.5 (0x00007f4020114000) libiconv.so.2 => /usr/local/lib64/libiconv.so.2 (0x00007f401fe2f000) libdl.so.2 => /lib64/libdl.so.2 (0x00007f401fc2b000) libc.so.6 => /lib64/libc.so.6 (0x00007f401f87e000) /lib64/ld-linux-x86-64.so.2 (0x00007f4020592000) となります.libiconv.so.2 があるというのも、不思議ですが....
ちなみに、下記も参考にしてみてください。
# インストールされているパッケージ内のファイルで libiconv を探す $ rpm -q -a -l | grep -i libiconv
# 有効化されている全てのリポジトリ内で libiconv を探す $ zypper se -f libiconv
# インストールされているパッケージ内で、書き換えられているか # タイムスタンプやリンク先の異なるファイルを探す $ rpm -V -a
全て試し、小生のインストールしたものしかない、というのが解りました. どうも、有難うございます. --- ┏━━┓彡 野宮 賢 mail-to: nomiya @ galaxy.dti.ne.jp ┃\/彡 ┗━━┛ 「合理主義なるものを,自然または人間に関する道理に合することをめざ すのであるならば,われわれも異存はない.しかし,人間の感情,情緒や 意欲,欲望などを無視し,それと対立するもの,すなわち西洋哲学で言う 理性(reason, Vernunft)に合することを意味するのであるならば,それは 人間の真理を逸することになる.」 -- 中村 元 -- -- To unsubscribe, e-mail: opensuse-ja+unsubscribe@opensuse.org To contact the owner, e-mail: opensuse-ja+owner@opensuse.org