M. Takeyamaです。
On Fri, 5 Aug 2005 20:59:01 +0900
Masaru Imai
今井です。
件名に書いた文だと判りにくいと思いますが、 IMに関する問題なのですが、 現状(9.3)だと/etc/X11/xim.d以下のファイルはIM毎にそれぞれの IM自体のパッケージに含まれてしまっています。 xim.d を本来どこに置くべきか(どこにおいたら一番良いのか?) は別として、この考え方は理解できますよ。
現在、/etc/X11/xim.d の下には、 各i10n用ディレクトリが 作成されています。 日本語環境の場合 /etc/X11/xim.d/ja の下にファイルを置く。 #実際には、各IM用のスクリプトを/etc/X11/xim.d に置いて #/etc/X11/xim.d/ja からリンクを張っていますけどね。 例えば、 韓国語とは、 /etc/X11/xim.d/ko に置くというようになっていて、最初から i10n(i18n, m17n)を 意識していると思われます。 #もしかしたら、freedisktop.org のどこかにドキュメントとかがあるかも。
SUSE LINUXのパッケージだけでやってるうちはいいんですが、 あれこれ外部からIMのパッケージも取り込みつつやろうとすると、 当然/etc/X11/xim.d以下のファイルはそれらのパッケージでは 入ってないので全体の整合性みたいなものが崩れてしまいます。 去年、マイクさん(m17n担当者)が日本にこられて講演(私の企画した勉強会) されたときに時期バージョン(SUSE 9.3で)、標準のIMはscimにする(したい) と言っておられました。その時は概念的なことしか聞けなかったけど。 (突っ込んでも十分に理解できなかったかもしれませんが...)
また、実際に、その時はscimを使っていなかったので実感も ありませんでしたが... これは、しょうがないことではないでしょうか。 新しいIM仕組みを SUSE linuxに取り込んだ結果ということで。
例えばFTP版+市販のWnn8とかだとWnn8が浮くというか、別枠に なってしまいますし....。 Wnn8に関しては、しょうがないのではないでしょうか。 Wnn8は、SUSE 9.3の商用IMをなっているのであれば対応していて もおかしくないと思いますが... つまり、Wnn8のメーカ(オムロンソフトさん)がそのあたりのことを 知らなくても、日本Novellがいち早く(ベータテスト段階で)情報提供 できたと思いますが... #Wnn8を使っていないのでコメントしていますが...
/etc/X11/xim.d以下のファイルはIMのパッケージ本体とは 別個にそれぞれ別パッケージとして用意するかIMサポートパッケージ みたいな形で一つにまとめてしまうってのはどうでしょうか。 IMサポートパッケージみたいな形で一つにまとめしまう ==> 難しいのでは。(気持ちはわかりますが。) 各 IMに更新があった場合にいちいち更新しなくてはいけなく なるかも(そうでないような作りにしておけばOKかも)
IMのパッケージ本体とは別個にそれぞれ別パッケージとして用意する ==> パッケージの作りの問題なので、技術的にはすぐに でも可能だと思いますが...(分けるだけだから) ・統一的なパッケージ名(xxxxxx-ximd)をどうするか? ・installを忘れるケースが新たに発生するかも。 #今まで、 scim-1.2.0-4のパッケージだけを入れていたのに #scim-ximd-1.2.0-4 をいれなくてダメになったりする為。 --- M. Takeyama __________________________________ Take an action against poverty http://pr.mail.yahoo.co.jp/whiteband/