At Sun, 12 Oct 2003 23:23:36 +0900, Masaru Imai wrote:
今井です。 カーネル再構築しないとNIC使えないのであれこれやってたんですが、 make modules_installした時の動作って8.2の時と比べて変更があった んでしょうか、うちのマシンの場合だと前にインストールしたモジュ ールが残っていて最新の.configと食い違っていてdepmodでundefが出る 様になってます....。もっはらpcmciaやv4lなんですね。
9.0 から CONFIG_MODVERSIONS=y になってます。
(鬱陶しいので、自分でコンパイルするときは外してるんですけどね。)
また、kernel config ファイル等、以前 k_*.rpm に含まれていたものは、
全て kernel-source.rpm に入ってます。
kernel-source には、/usr/src/linux-2.4.21-xx というディレクトリと
/usr/src/linux-2.4.21-xx-include というディレクトリがありまして、
前者はカーネル・ツリー、後者は各カーネル・タイプ毎の config
および適応したヘッダファイル群です。(xx はリリース番号)
外部のカーネル・モジュールをコンパイルする場合は、ヘッダの
include path として -I/usr/src/linux-2.4.21-xx-include/default
などとします。
/lib/modules/2.4.21-xx-xx/build の symlink 先にもなっていますので、
configure などで自動検出の場合はこっちを使う方が楽かも知れません。
今回の変更のおかげで、複数のカーネルを rpm を用いて同時にインストール
することが可能になっています。
例えば、k_deflt-2.4.21-99-i586.rpm と k_deflt-2.4.22-1.i586.rpm
があったとすると、rpm -i で両者ともに共存できます。
ブートイメージは /boot/vmlinuz-2.4.21-99-deflt および
/boot/vmlinuz-2.4.22-1-deflt になります。initrd も同様です。
(以前は、/boot/vmlinuz などがコンフリクトしていたのです。)
あとは GRUB や lilo の設定を手動で変更すればOKです。
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Takashi Iwai