武山です
Leap 42.3 のカーネルですが、おそらく 4.4.x 系列で進む予定です。
Kabylake のサポートに関しては、グラフィック周りは全て 4.9.x のコードで 置き換え(drm-kmpパッケージ)、他のコンポーネントに関してはバックポート、 という形になると思います。WiFi周りも同様にバックポートされるので、KBL に関してはおそらく大体サポートされるはずです。
バックポートですか。 42.3 のカーネルが出てき次第、早めに試してみた方がよさそうですね。
ちなみに、Kabylake の場合は、チップセットが Sunrise Point と Kaybypoint との二つありまして、前者は Skylake と同じなので Leap 42.2 でも(グラフィックを除いて)大体動くのですが、後者はバックポートが必要な 場合があり、Leap 42.2 だと動かないこともあります。
Dynabook VZ72 は Sunrise Point (100番台) です。 ということで、うまくいったようです。
Intel の新しいチップに関しては、問題は Apollolake などの SoC の奴なん ですよね。i915 グラフィックス周りは同様にサポートされていますが、他の 部分がまだ upstream でもガバガバななので、様子を見て逐次バックポート、 という感じになるかもしれません。Cherrytrail ですら、ようやく 4.12 カー ネルで何とかまともになってきた、という具合ですから。
Atom 系は相変わらず…といった感じですね。 安いモバイルノートに手を出して苦労している方もいるようですが。 On 2017/05/08 21:56, Takashi Iwai wrote:
On Mon, 08 May 2017 14:22:56 +0200, Fuminobu TAKEYAMA wrote:
武山です
一つ前のメールは ML マネージャに弾かれてしまいました。 その通りですとしか書いていなかったと思います。
現時点で42.3はまだまだ始まったばかりなので未確定ですが、SLEとの整合性を考えると、 42.3も4.4.xになるものと思われます。4.5以降に移るのは、早くてもLeap 15でしょう。
LTS 版の 4.9 になりそうな気もしますが、どうなのでしょうか。 今後 Kaby Lake の PC が出回るので、4.9 のままという選択肢はマーケティング的にはナシでしょう。 openSUSE だけでも 4.9 にするという判断もありかと思います。
# もちろん、Kaby Lake 関連だけ 4.4 にバックポートという手もありますが…
4.4 は Super Long Term Support なので、SLE は 4.4 にしたいかもしれません。
ここまで書いたところで、今年の1月の岩井さんが投稿したスレッドを見つけました https://lists.opensuse.org/opensuse-kernel/2017-01/msg00000.html
結論は出ていないようです…。
Ubuntu みたいなアプローチもあるかもしれないですね: https://wiki.ubuntu.com/Kernel/LTSEnablementStack
Leap 42.3 のカーネルですが、おそらく 4.4.x 系列で進む予定です。
Kabylake のサポートに関しては、グラフィック周りは全て 4.9.x のコードで 置き換え(drm-kmpパッケージ)、他のコンポーネントに関してはバックポート、 という形になると思います。WiFi周りも同様にバックポートされるので、KBL に関してはおそらく大体サポートされるはずです。
ちなみに、Kabylake の場合は、チップセットが Sunrise Point と Kaybypoint との二つありまして、前者は Skylake と同じなので Leap 42.2 でも(グラフィックを除いて)大体動くのですが、後者はバックポートが必要な 場合があり、Leap 42.2 だと動かないこともあります。
Intel の新しいチップに関しては、問題は Apollolake などの SoC の奴なん ですよね。i915 グラフィックス周りは同様にサポートされていますが、他の 部分がまだ upstream でもガバガバななので、様子を見て逐次バックポート、 という感じになるかもしれません。Cherrytrail ですら、ようやく 4.12 カー ネルで何とかまともになってきた、という具合ですから。
-- Takashi Iwai
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